2006/09/12 - 2006/09/18
29位(同エリア42件中)
ぱぶさん
前書き
この記録はヨルダン滞在中にアンマンより2006年9月12日(火)〜18日(月)まで6泊7日でキプロス・ギリシャの駆け足旅行をした際のものである。
ギリシャはパルテノン神殿で有名な神話や歴史、それからエーゲ海と言ったクルーズやサントリーニ島等、明るい太陽の下、海に、陸に楽しく遊ぶのが目的であった。
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また、以前に行ったエジプトやシリア旅行と同じく、ヨルダンでの日本人同僚O夫妻と一緒に訪問場所の選択や時間配分等プランした。
キプロスは0夫人のセレクションでこの島にある3つの世界遺産をまわり、モザイクや壁画を見ること。ギリシャではアテネとその文化遺産である神殿や博物館、更にはオリンピック発祥の地、エーゲ海3島めぐりの1日クルーズ、地中海に浮かぶサントリーニ島の海岸散策と言った短い時間に欲張った見て歩きであった。
インターネットで、今回まわるルートや泊まるホテルの検索と必要な予約等を行い、チケットはいつものアリ先生の Eagles Travel & Tourism 社にとって貰った。 -
キプロスへ
朝 4:15に イーグルス社の車がアパートにピック・アップに来た。O夫妻のアパートにも寄り、一路アンマン空港に向かう。飛行機はキプロス航空のエアーバス319、7:00発である。この時期ちょっと前までのキプロスは、イスラエルとヒズボラ抗争でベイルートからの非難民で混雑の日々であったようである。
機は順調に飛び、1時間でキプロス・ラルナカ空港に着いた。パブさん達、今日は空港からタクシーを雇い、島の南西のパフォスまで200Kmを観光しながら進むのだ。空は快晴、とても暑いので、エアコン付の赤のベンツ車の運転手とネゴ。200ユーロで合意して、早速街中に向け出発した。 -
今は干上がって、真っ白く塩を吹いている塩田湖(Salt lake)を窓の外に見て、聖ラザロ教会(キリストにより死から蘇生したラザロがキプロスに来て30余年間キリスト教布教に過ごしたと言う)にちょっとよる。まだキプロス・ポンドを両替して無かったので、入場料としてキプロス通貨しか受け取らないと言われたキティオン古代遺跡は残念ながら入れなく、文字通り入り口から内部を覗くしかなかった。このあと、第一の世界遺産ラルナカ南西32Kmのヒロキティア着く。
(スナップは聖ラザロ教会) -
ここは紀元前7000年頃の住居跡で、傾斜のある地形に自然の砦状に円形住居が多数散らばっている。石器や装飾品、狩猟・農業・牧畜器具が出土品としてレプリカ表示されている。ここは、なんとなく登呂の遺跡や日本の石器時代の住居跡を見ているようだ!(もっとも、日本のは7000年前ではないけど?)
(看板には「世界遺産のヒロキティアにようこそ!」と書かれている) -
この様な遺跡発掘現場展示がなされている。
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次いで名前はわからないけど、ちょっとした滝を見て、キッコー修道院に着いた。
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ここはトロードス地方と言われる島の中心部に当たる標高1100m位の山中にある。世界文化遺産の宗教壁画・フレスコ画の教会群といわれるビザンチン時代の有名な修道院が多数ある。しかし、地図上では近くても、別の山の向うだったりで、中々一度に効率よくは訪ねられない!
キッコー修道院はその内の名高いもので、ここの聖母マリアのイコンは聖ルカによって描かれた現存する3点の内の一つと言われ、とても貴重なものなのだ。祭壇の左側のマリア像は1997年に涙を流した!として、大勢の人が訪れている。
(これはキッコー修道院) -
教会内の数々の壁画はとてもカラフルで聖書のストーリー場面や聖者の事跡等が描かれている。また、博物館もある。
(この様なカラフルな壁画が建物の壁にびっしり描かれている。) -
もちろん建物内部も同様である。
見学の後、外で一休みし、暑いので、移動販売車からアイスのようなものを買いなめる。
修道院のあるトロードスのこのあたりは冬は雪に覆われ、白銀のスキー・リゾートとなるそうで、まわりの山々や尾根にその様な雰囲気も感じられた。ここからパフォスに向かう。
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