2007/04 - 2007/04
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ZISAMAさん
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今日はランチボックスを持って、サンブルからエワソ・ンジロ川を挟んだ向こうのバッファロースプリングス国立保護区(Buffalo Springs National Reserve)へ1日サファリに出掛ける。
スプリングスの名のごとく泉もあるらしいが、砂漠的な白い大地の広がる地域。
ただ、広さは194km2と他の保護区に比べれば更に小さい。
表紙写真は、珍しい「白ゾウ」
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エワソ・ンジロ川。 -
その川のほとりで、バブーンが二匹。 -
こちらは、アンブレラツリー(アカシア)の下で暑さを避ける二匹のメスシンバ。 -
「ジャンボ!シンバさん。暑いッスね」 -
遥か彼方に「ソマリダチョウ」がいた。
これもサンブル・ビックファイブの1つで、青い肌を持つと言うが500ミリでも余りにも遠くて分からない。
これも、スワヒリ語では「ムブニ(Mbuni)」
これで一応はサンブル・ビックファイブを見たことになる。 -
サファリカーがスタック。
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我々の車はトヨタ。牽引するのはニッサン。アフリカでは首位逆転?。 -
おっと、これは珍しい白ゾウです。
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ホワイトタイガーとかホワイトライオンはいるらしいが、ホワイトエレファントは聞いたことがない。
タイガーもライオンも、色弱の突然変異による白変種で個体数は限られているが、ホワイトエレファントは群れでいる!。 -
実は、この地域はチョークと言われる白沙漠的な土。それを虫除けのために体に振りかけているので白くなったもの。
観光会社が「白ゾウを見に行こう!」てな企画をすれば、意外と当たるかも。 -
ランチタイムの時に、小鳥がエサをねだりにやってきた。
野生動物にエサを与えてはいけません!。 -
エサをねだりにやってきたのは、「ツキノワテリムク」のオス。
すべての生物の世界は、オスが美しい!?。 -
ハチクイの一種かもしれない。とにかく、可愛い小鳥である。
特にバードウオッチャーではないのだが、実はあまり動物がいないのだ。
今まで何度もサファリをしたが、ガタガタ揺れるサファリカーの中で居眠りしたのは初めてである。
同行者に肩を叩かれ「シマウマがいますよ」と言われて見ると、右100メートルほどにシマウマの群れがノンビリと草を食んでいた。
拙者は「ああ」と言って、また目をつむった。
と、その時ドライバーが叫ぶ。「ハンティング!」
見ると、茶褐色の物体がシマウマの群れに向かって矢のように飛んで行く。
慌ててカメラからホコリよけのビニールキャップを外し、立ち上がって見ると100メートル先に砂煙。
それが、メスライオンがシマウマの子供を捕まえたときだった。
以下5枚の「ハンティング」写真は、同行のFさんから借用した。
とにかく突然に起こったことであり、ここまでカメラで追ったのには敬服!。 -
狙われた子供のシマウマ。
これはグレイビーではなく、グランドゼブラだ。
(Fさんの写真) -
獲物を追うシンバ(写真中央)。
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シンバは子供を追う
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捕らえた瞬間
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サファリカーはスピードを上げて、ハンティング現場へ直行する。
ここからは拙者の写真。
まだ、シマウマの子供のうめき声がする。 -
シンバがハーハーと荒い息。
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シマウマの子供は絶命していないらしく、まだ足が痙攣している。
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ブッシュの向こうへ消えて行った。
この場面は相棒がビデオを撮っていたので、近日中に編集して貼付けようと思っている。 -
帰りにハンティングの話をしながら見ると、サファリロードに何やら鳥がいる。
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サファリカーに轢かれたらしい、ケープノウサギを食べる「ダルマワシ」だ。
野生の世界にも「棚からぼた餅」があるのだと再認識。 -
夕闇が迫る。
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そして、陽が沈む。
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最終日に、ナイロビナショナルパークにちょっと寄る。
一応サファリらしいことが出来る場所と、野生動物の孤児園とがある。 -
ここは、ご覧の通り遠くにビル群を見ながらサファリが出来ると言う、貴重な場所(?)。
お一人様$50。
それ相当の動物は見られず、写真は無し!。 -
NNPに併設されている動物孤児院で、ホンモノのチーターと一緒に記念撮影。
こちらは入場料$30
チーターのスワヒリ語は『ドゥマ(Duma)」 -
同じナイロビの動物孤児院で、ヒョウの子供。 -
この子ヒョウは、マサイマラのキャンプサイトに掘られた大きなゴミの穴で見つかった。
見つけた人は一晩母ヒョウを待ったが、バブーンに襲われるなどで「野生動物を人間の手で育てるのが是か否か」のディレンマの末に、多くの人達の協力のもとこの孤児院に連れてこられた。
名前は発見された場所にちなんで「タレック」。生後数日の赤ちゃんは、現在体重9キロほどに成長している。 -
今回のサファリは全体的に動物が少なかったが、それでもサンブル・ビッグファイブを見られたし、ロッジの餌付けヒョウはボンヤリであった が可愛い「タレック」を見たので一応満足すべきなのかもしれない。
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最後に、最もどうでもいいオマケ。
同行のKさんが撮ってくれた拙者。
安物の200−500ミリのズーム。ISの白玉が欲しい!。
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この旅行記へのコメント (14)
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- naniwa ladyさん 2009/01/28 14:00:58
- こんにちは 8(*^o^*)8naniwa
- 改めて、ケニアの旅行記の数々、見せていただいています。
今一応、ナクル、アバーディア、ケニア山へ行く旅に申し込みました。
でもまだ迷っています。ナクル、マサイマラ、アンボせりを回る方が野生動物によく出会えるのかなとも・・マサイマラはわりとよく聞くので、あまり知らなかったケニア山を選びました。それと赤道を越えるってことが一番のポイントかな。
でもzisamaの旅行記を見ていたら、なんだかまた行けばいいじゃんなんて思ってきました。私はそうそう行けないから、よけいに悩むんですよね。
それに今回はツアーではありません。日程の都合上、ツアーがありませんでした。これが一番不安です。乗り継ぎを一人でしないといけないことも、治安も不安です。よく知らなかったのですが、ケニアはエチオピア、ソマリアと隣接しているんですよね。エチオピアでは最近誘拐事件も発生したし・・・あーー蚊も、蚊にどういうわけか好かれています。
不安が一杯ですが、その分、また満足できるのかな。南米ではお化けとうがらしをパプリカと間違って一口で食べて、火を噴く思いをしたし、高山病にかかったし。。。でもマラリアは冗談じゃすみませんよね。
- ZISAMAさん からの返信 2009/01/29 17:27:37
- ジャンボ!( こんにちは 8(*^o^*)8naniwa)
ナニレディさん
遂にアフリカへ!、と言ったところですね。
拙者はアフリカに行ってから、今年4月で2年になろうとしていますので「羨ましい!」の一言です。
アバーディアでは「ジ・アーク」に泊まるのでしょうか。
「ジ・アーク」は前の池に動物が現れると、夜中でもベルを鳴らして宿泊客に知らせるなどする面白い場所です。
それと、赤道を超える時にショーがあります。
ショーと言っても、オッサンやオニイサンがバケツなどに水を入れて路上に出てくるだけですが。
何をするのか、行ってみてからのお楽しみです。
それにしても、お一人で行かれるのですか。
しかし、世界のアチコチに行かれていますし、更に洋書を原書で読むというナニレディさんのことですから問題なし!。
いつ頃行かれるのでしょうか。旅行記を楽しみにしております。
- naniwa ladyさん からの返信 2009/01/30 08:30:38
- RE: こんにちは 8(*^o^*)8naniwa
- 今回は息子との二人旅ですが、外務省のホームページを見ていたら、なにやら気持ちがなえてきて・・(意外とあかんたれ。。”あかんたれ”というのは大阪弁だと思いますが、根性なしということで)
東京発着で、南アフリカのツアーを見つけたので、そちらにしようと思っています。ケニア慣れされているzisamaから見れば、そんなに不安に思う方がおかしいと思われるだろうな。。。
- ZISAMAさん からの返信 2009/01/30 17:31:51
- RE: こんにちは 8(*^o^*)8naniwa
ナニレディさん
ケニアでも南アでも同じアフリカ大陸ですから、きっと楽しい旅になると思います。
それに、南アも赤道を越えますから(笑)。
zisamaは南アにも行きましたが、一般的に南アは団体旅行よりも個人旅行に向いていると言われています。
理由は、アフリカの他の地と比べて手配会社が比較的しっかりしていること、こじんまりとしたホテルやロッジが多いこと、それに飛行機での移動が多いことだからそうです。
また、南アでのサファリはクルーガー国立公園もありますし、その他にも豪華ロッジを備えた私設の動物公園も沢山あります。
それと、旅は安全が第一ですから、決して”あかんたれ”ではないと思います。
ただ、外務省の海外危険情報は若干誇大なところもありますし、その国との関係もあります。
例えば北米は、9,11の時も外務省は危険情報を出しませんでした。
勿論、大いに参考にすることは大切ですが、一つの情報として考えることも必要かなとも思います。
息子さんが十分調べられているにもかかわらず、余計なことを知ったかぶって書いてしまいました。
ご容赦。
どうぞ、アフリカ大陸最南端の喜望峰で冷たいビールを飲んできて下さい。
- naniwa ladyさん からの返信 2009/01/31 09:00:50
- RE: こんにちは 8(*^o^*)8naniwa
- zisama、色々と情報、有難うございました。
今回は息子が院を卒業して就職することになり、そのお祝い?というか、私に付き合ってくれる旅ですので、一切おまかせです。お金を出す者の発言権は絶対です。
p.s.今回は3月の2週目と期限設定なので、なかなかヒットするものがありませんでした。
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- ちょめたんさん 2007/07/26 15:17:29
- いつきても無料動物園ですね
- エワソ・ンジロ川
なかなかの眺めですね。こういうサファリパークは迫力あってわくわくするでしょうね。
この間hn11さんのところでクルトユルゲンスを知らないと言われて思わず
ZISAMAさんを思い出しましたよ。クルトユルゲンスいいですよね〜あの男らしさ!!素敵ですよね〜!!
- ZISAMAさん からの返信 2007/07/26 19:50:03
- RE: クルト・ユルゲンス(いつきても無料動物園ですね)
- ちょめたんさん
相も変わらずのサファリに、暖かいコメントを有難うございました。
サファリの事よりも、クルト・ユルゲンスの話にしましょうか(笑)。
hn11さんはご存じないとのことですが、ちょめたんさんの「アフリカなんて行きたくない!」(?)と同じように、映画や音楽は趣味の世界ですから仕方ないですね。
それだけに趣味が合う人と出会うとオッとばかりに、その事の話に花を咲かせてしまうものです。
クルト・ユルゲンスのことは、以前ちょめたんさんと「眼下の敵」や「眼には眼を」などを話しましたね。
ちょめたんさんはロディ(クリント・イーストウッド)と寅さん、それにビートルズのフアン。
よく覚えていますよ。
そして、ちょめたんさんのご主人はクルト・ユルゲンスに似た渋みのある紳士であると確信しています。
ところで、数ヶ月前にTVでトロイ・ドナヒューとサンドラ・ディーの(三流映画ですが)「避暑地の出来事」を放映していました。
ン十年前の映画でよくあるアマ〜イ恋愛モノなので半分は夢の中といった感じで観ていましたら、ナント6年ほど前に泊まった北イタリアのマッジョーレ湖畔のホテルが舞台となっていました。
事前に分かっていれば、映画の場面と同じ角度で写真を撮ったものをと悔やんでしまいました。
映画を沢山観て、あちこち沢山旅ををすると(zisamaはそれほどではありませんが)意外と拾い物があるかもしれませんね。
「眼には眼を」の舞台は「アラビアのロレンス」と同じアラビアのゴビ砂漠ですが、いつか「年金」などを気にせずにクルト・ユルゲンスのように(フラフラと)歩いてみたいと思っています。
最後になりましたが、投票(多分)を有難うございました。
- ちょめたんさん からの返信 2007/07/26 21:48:28
- RE: RE: クルト・ユルゲンス(いつきても無料動物園ですね)
- ZISAMAさん
凄い記憶力ですね、さすがにNISAMAさんですね。でも主人が渋い紳士なんておおはずれどちらかと言えば寅さんにそっくりです。(*^m^*)
クルトユルゲンスは残念ながら60代でなくなりましたね。ZISAMAさんはがんばってOOZISAMAになるまでアフリカの原野を駆け回ってくださいね。
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- あつるさん 2007/05/20 01:44:21
- ジャンボってこのことか〜
- 不審に思いつつ、旅行記がアップされていたのに気づきませんでした…。
いまいちまだこのサイトの仕組みが分かっていない私。
それにしてもサファリラバーですね。
しかもご夫婦でってすごい。日本の普通預金金利並みの確立かと思います。
いや、もっともっとかな。
うらやましい。うらやましいな〜。
シンバすごいセクシーですね。
レオパードとか、あの人たちの動きってセクシーでいつも目を奪われます。
私はサファリで彼らに遭遇したことはないです。
彼らはなかなか観られないからこんなに人々を魅了するんじゃなくって、
いっぱいいても同じように私たちを夢中にさせるでしょうね。
ところでマンバっていうハイチューみたいなお菓子がアメリカで
あるのですが、ワニって意味だったのか…。
かなり大好きで一時は常に鞄に忍ばせてました。
今回も楽しい旅行記をありがとうございます。
やっぱり体験してすぐに起こすのが一番ですね。
私はなんかアフリカ行ってから結構時間がたって
記憶があいまいだったりして、いまいち良く進まない…。
- ZISAMAさん からの返信 2007/05/20 21:05:29
- RE: ハイ、このことです(笑)(ジャンボってこのことか〜)
- あつるさん
大声では言えませんが(文字は声を出しませんね)、zisamaはこのブログをアルバム代わりに使っています。
写真だけだと後で見ても「エ〜とアノ時は〜」などと思い出しませんが、詰まらぬコメントでも書いておくとその時の状況などを思い出しますから備忘録のようなものですね。
あつるさんのプロフィール写真はどうやらナミビアのD45のようですし、サファリもやっている様子ですし趣味が合いそうで大いに今後の旅行記を期待してしまいますよ。
zisamaはヒョウ(レオパード)との遭遇はセレンゲッティ(タンザニア)だけでしたが、シンバ(ライオン)はおおむね何処へ行っても観られる動物ですし、あつるさんはどちらへサファリに行かれたのでしょうか。
それと、仕事でアメリカへは何度も行きましたがマンバというお菓子は知りませんね。
もっともアルコール党なので、お菓子の方は興味がなく耳に残っていないのかもしれません。
「夫婦で旅行は普通預金金利並みの確率」とは、あつるさんのユーモアーもイイッスね。
ま、サファリは一人で行ってしまったこともありましたが、、。
本来ならば「お休みなさい」と申し上げるところですが、あつるさんの書かれた時間が午前1時頃でしたので、もしその頃に読まれるのでしたら「お早うございます」が正しいのかな(笑)。
再度、旅行記を期待しています。
- あつるさん からの返信 2007/05/22 16:34:11
- じゃあ、今から頑張ります。(今ってほんとに今)
- おお!ばれましたか。
そうあれはDune45。さすがですね。
今からビクトリアフォールズからスタートして、
ナミビアまでたどり着くかな〜…。
がんばろ。
- ZISAMAさん からの返信 2007/05/24 19:56:11
- RE: ジャンボってこのことか〜
- あつるさん
ナミビアまでたどり着いた頃と思いますので、これからあつるさんのブログへお邪魔します。
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- kokonoさん 2007/05/17 15:15:12
- 迫力満点の雌ライオン !!
- 百獣の雌ライオン 豪快な腰つきで 獲物を見事に捕獲 !!
ハンティング 状況中継のショット写真 お見事です
「ソマリダチョウ」・「ホワイトエレファント」いずれ劣らぬ ビッグアニマル
しかしながら 草食獣と肉食獣の違いは歴然 ダントツで雌ライオンの勝ち !!
文句なしで 一票の価値
AF が小枝にヒット・・
ライフルの玉だと的を外れて 雌ライオンの追加メニューになりかねない
命がけの場面ですねぇー
kokono
- ZISAMAさん からの返信 2007/05/18 08:35:08
- RE: 迫力満点の雌ライオン !!
- kokonoさん
「迫力満点の雌ライオン !!」という、過分なるタイトルに感謝します。
この一連の写真、実は、、、妻殿が撮ったのです。
ベンガルタイガーを断念した時に、その旅行資金で彼女はデジタル一眼を買い猛勉強(?)して今回の旅に同行しました。
zisamaは以前、セレンゲティでチーターのハンティング場面に遭遇した時、猛スピードの被写体はカメラでは追えないと悟って今回はビデオを持ち込んだのです。
全部が妻殿の写真ではありませんが、「AF が小枝にヒット・・」したピンボケを含めて60%は彼女の写真でzisamaは「形無し」といったところでした。
今後は互いに切磋琢磨して、何処かのフォトコンで大金を射止めようと「捕らぬ狸の皮算用」をしているところです(笑)。
妻殿に、kokonoさんから清き一票を頂いたと伝えます。
有り難うございました。
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