ベルトラムカ散策 Bertramka, Prague, Tcheque

2007/03/23 - 2007/03/26

初夏のような日差しを受けながら、ホテルから歩いて5分くらいのところに在るモーツァルトが住んでいたベルトラムカ（Bertramka)へ行きました。
この館は17世紀にビール醸造家が建てたもので、1784年にオペラ歌手のヨゼフィーナ・ドシュコヴァーが買取り、親交のあったモーツァルトはプラハにいる時はここに滞在していた。
「ドン・ジョヴァンニ」の序曲はここで作曲されたそうである。
帰る日は丁度ヨーロッパの夏時間が開始される日だったのですが、5時に起きてカレル橋に行き、日の出前の写真を撮りました。通勤や通学の地元の人に混じって、私のような観光客が2，3人いました。
9時過ぎると、観光客相手の写真屋の屋台や人でごった返すので、静かに橋を散策するのは、深夜か朝早くがいいと思います。
正に「プラハの春」でした。

エリア プラハ(チェコ)

ベルトラムカの全景
夏はこの庭で野外音楽会が催されるそうです。

2階建てで屋上はテラスとなっています。
それほど広くはありません。

丘の傾斜に建っているので、庭の上から街が良く見えます。

建物の中は撮影禁止だったのが残念です。

ベルトラムカを後にして、火薬塔の方へ向かいました。

プラハのマンホールの蓋

友人が住んでいるアパートの壁もアール・デコ

このトラムは新型

1984年にベッシーン公園に記念像を作ったアーティスト、Jana Nlrudyの碑

ちょっと気味が悪いような作品ですが、共産主義や独裁主義の犠牲者となった人々の慰霊碑です。

１階に寿司屋が入っていた。今はどこに行っても寿司屋が流行っている。

正面に見えるノステイツ劇場（現エステート劇場）で
1787年にモーツアルトのオペラ「ドン・ジョヴァン二」の初演が行なわれた。

Anna Chromy作”Il Commendatore”（勲三等受勲者）
1787年10月29日にこの劇場での”Don Giovanni”の初演を記念して建てられた。

旧市街はどの建物も芸術品です。

帰る日の朝、早起きしてカレル4世橋にやって来ました。日の出までは約30分。
歴史の重みを感じながら、橋をゆっくり散歩していました。