2007/04/29 - 2007/04/30
130位(同エリア1141件中)
pianoさん
- pianoさんTOP
- 旅行記390冊
- クチコミ16件
- Q&A回答4件
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- フォロワー310人
前日に浪速のたこ焼きパワーを授かり鋭気満々のpiano、今や入山を前にしてパワー全開。
神聖な祈りの場所に完全に場違いな男が1名迷い込んでの1日、はたしてpianoはこの聖域を訪れたことによって、自分なりの悟りが開けたや、否や?
ささ、前置きは早々にして、役者も揃った、幕を上げさせていただきやしょう。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
-
カプセルホテルの大浴場で1人ゆったりと朝風呂を楽しみ至極ご満悦なpiano。
食堂では無料のモーニング、トースト2枚にゆで卵とコーヒーの食事を早々に済ませ、アディダスの「IBIZA」の靴ひもを硬く締め直すとナップサックを背負い出発。
南海難波駅で6時59発極楽橋行きの急行に乗り込む。
さすがに早い時間帯の所為か、席もほとんど空席が目立ち、早々に腰を落ち着かせると、北方謙三さん「水滸伝」7巻を取り出し暫しの間読書タイム。
単線故に、時折駅での列車待ちがあり、極楽橋までの所要時間は91分、長いようでも、本を読むには丁度良い時間。
知らぬ間に、列車は人里離れた新緑の山奥に入り込んでいます。 -
極楽橋から高野山まではケーブルカー。
以前にケーブルカーに乗ったのは何時のことか、そもそも私はケーブルカーに乗ったことがあるのだろうか?
過去の記憶の糸を手繰ってみても、何ら手応えのない模様。
ケーブルカーは急な勾配を約5分で山頂「高野山」へ私達を運んでくれます。
途中、山肌にコゴミが沢山生えていました。
天ぷらにすると美味しいのですが…これから霊場を訪ねようと言うのにいかにも俗っぽいことしか浮かばぬpiano、おいやしさん。 -
高野山は弘法大師 空海が、弘仁7年(西暦816年)に嵯峨天皇より高野山開創の勅許を得、真言密教の根本道場としてお開きになられました。
数年後には開創より1200年を迎える弘法大師様の御教えが連綿と続く歴史あるお山です。
標高1000m前後の山々に囲まれた平坦地に諸堂が立ち並ぶ姿は「蓮」の花が開いた様であり、「八葉の峰」とも呼ばれ、内に八葉(峰)外に八葉の山々に囲まれています。
内の八葉は、根本大塔をめぐる八峰で「伝法院山、持明院山、中門前山、薬師院山、御社山、神応丘、獅子丘、勝蓮華院山」と呼ばれ、山上の周辺にそびえる外の八峰は「今来峰、宝珠峰、鉢伏山、弁天岳、姑射山、転軸山、楊柳山、摩尼山」とよばれています。その地形からしても、まさしく聖地としてふさわしい山上の宗教都市です。
高野山の総本山は金剛峯寺です。現在は、豊臣秀吉公とゆかりのある建物を金剛峯寺と呼んでおりますが、元来一山の総称であり、諸堂や大門、奥の院など高野山全体が金剛峯寺の境内ということになります。
この金剛峯寺の名前の由来ですが、弘法大師様が、「金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経」という経典から「この山は永遠に守り続けなければならない最上最尊の峯」という意味をこめて金剛峯という名前をお付けになられたとされています。
平成16年7月7日に高野山は「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました。
高野山には、今も大勢の信者や、四国八十八カ所の霊場を巡ったお遍路さんたちをはじめ世界から大勢の人々が、参詣に来られます。いつの日も、御仏の慈悲の心をこめて、訪ねる人々をやさしく迎える聖地、それが高野山なのです。
おおお、やった〜、世界遺産1つ制覇、って霊場に全然そぐわない無知蒙昧の輩が1人騒いでいますが、それは無視することにして、女人堂そばの「お竹地蔵」様が入山を迎えてくれました。
なむなむ。
-
朝早いせいか人気はほとんど無く、と言うか女人堂でバスを降りたのが私1人だった所為か、とにかく深閑としています。
霊場での回る順序と言うものがあるのでしょうか、俗世に浸りきっている私にはどの様に回って良いものか解らず(んん〜、下調べしておけよ、もう)、地図の端から奥の院へ向かって歩を進めることにしました。 -
女人堂です。
開山以来、女人禁制の掟が堅く守られていた高野山。七つの登山口にはそれぞれ女性のための籠り堂として女人堂が設けられ、参詣の女人はこれより山内に入ることを許されず、このお堂にて真言をとなえつつ夜を明かしたという。
大門口、不動坂口、黒河口、龍神口、相の浦口、大滝口、大峰口がそれである。
また弘法大師入定以来、高野浄土信仰のますますの広まりとともに、人々の参拝が盛んになり、女人信者は御廟を拝みたいと八葉蓮華の峰々をめぐる女人道をたどったといわれている。
明治五年に女人禁制が解かれたが、不動坂口を登りつめたところには今もお堂が残り、他の入口でも女人堂跡が当時を偲ばせる。
信仰の自由はいつも時代も同じ、されど女性に生まれたが為にその自由を奪われる事の理不尽さ、人は母親より生まれてくる者なのに、何故に女性を不浄の者として扱ってきたのでしょうか。
…、似合わね〜、俺ってタイプじゃない。 -
高野山は標高1000mに開かれた信仰の山。
山は杉をはじめ数多の木々に覆われ、また下界より気温が低いが為、桜などもこの時期眺めることが出来ます。
でもって、○○○の樹です(○○○じゃね〜だろ)、深い緑とのコントラストが鮮やかな名も知らぬ樹、美しきかな。 -
今回、高野山を訪れて最初の寺○○院です。
やや、皆さま方のお怒りごもっともでござります、御仏の導きによって訪れた今回の旅路、いつものフラフラ彷徨うばかりの根無し草のような旅の心構えとは、些かばかり心根を入れ替えてのつもりでしたが、やはり生来の虚け者、自分の訪れた寺の名さえ覚えていないとは、我ながら甚だ情けない思いです。
しからば、取り敢えず手を合わせる事にしましょう。
オンアビラウンケンバザラダトバン…。 -
やはり標高1000mに開かれた祈りの山、しだれ桜が今を盛りに咲き誇っています。
「御仏の 心を写す 桜かな」
桜は人の心を和ませてくれます、また御仏は人の心の支えとなります、違いはあれど…、ん〜、こじつけっぽい、孤高の俳人piano高野山に見参。ってそんなカッコイイもんかいな。 -
徳川家霊台です。
三代将軍家光が20年の歳月を費やし、寛永20年(1643)に建立されたもので、徳川家康公と二代将軍秀忠公を祀っています。
江戸時代の代表的な霊廟建築で、重要文化財。
日光東照宮とは比較しがたい規模ながら、廟飾は黄金色にさんぜんと輝き、すみずみまで細緻な技法がつくされています。
フムフム、お偉い方は、至る所に祀られているものなのですね。こりゃまた参拝も大変だわさ。 -
格子の隙間から霊台をパチリ。
至る所に緻密な細工が施されており、さすが征夷大将軍の霊台、時と冨をつぎ込んでの傑作。
金色に彩られた細工が春の陽光に輝きを放っています。
春満開。 -
えらい重いものを片手で支えられている方、何方?
今、瞬間にして全国のトラベラーの皆様に侮蔑の冷たい視線を浴びされたような…ハハハ、無知は恐ろしいものです。
御仏に仕えられている方には違いないとは思うのですが…???解らん。 -
山吹色に枝を伸ばしている鮮やかな木々。
黄金にも似たその色は御仏の山に相応しく、燦然と輝いています。
「山深く 黄金の葉に 祈りの声」んんん、季語がないって、ありゃりゃりゃりゃ、私としたことが、っていつものことじゃん。 -
大門を一目見たくてテクテク歩きます。
4月に職場の部署が変わった記念にスニーカーを購入しました。(何の脈絡があるのか本人にも今一不明)
アディダスの「IBIZA」。
出来るだけ歩いて足に馴染ませようとしているのですが、アディダスは総じて甲が狭いので、足に負担がかかってしまいます、昨日も大阪の街中を歩き回っていたので、左の親指付近に痛みが、足が慣れるのが早いか、元のニューバランスに戻るか、はてさて。 -
標高1000mのこの霊場は今が春真っ盛りです。
時折吹く薫風に桜の花びらが舞い、一幅の日本画の世界に迷い込んだ様な錯覚を覚えます。
「花びらの 散りゆくままに 山の春」
句会の駄句製造機(勝手に作るなよ)と呼ばれるに相応しい一句。 -
大門の仁王像吽形です。
狛犬が阿吽の一対となっているのは知っていましたが、仁王像までが阿吽と言うのは初めて知りました。
阿吽(あうん、Skt:A - hum)は仏教の呪文(真言)の1つ。悉曇文字(梵字)に於いて、阿は口を開いて最初に出す音、吽は口を閉じて出す最後の音であり、そこから、それぞれを宇宙の始まりと終わりを表す言葉とされた。
また、宇宙の他にも、前者を真実や求道心に、後者を智慧や涅槃に喩える場合もある。
次いで、対となる物を表す用語としても使用された。特に狛犬や仁王、沖縄のシーサーなど、一対で存在する宗教的な像のモチーフとされた。口が開いている方を阿形、閉じている方を吽形と言う。
おおお、話は宇宙にまで飛んじゃってるんですね。 -
大門です。
大門は高野山一山の総門で、高さ25.8m、法橋運長作の金剛力士像を左右に安置した重層の楼門。
現在のものは、宝永2年(1705)に再建され、昭和56年から解体修理が行われ、昭和61年10月落慶。深みどりの杉・檜の木立に、朱色の楼門が威風堂々とそびえ立つ姿は、山中随一の壮観といえます。
また門前からの展望が素晴しく、晴天の日は遠く加太の海、淡路島が眺望できます。
えええ〜、淡路島が見えたの??折角の晴天に恵まれた良き日なのですが、視線は大門に釘付け、全くもって背後の景色を見る余裕無しと言ったところでしょう。いと哀し。 -
一心に深い木立に向かい読経を唱える僧侶が1人。
菩提の心を発し、仏の誓願を堅く信じ、すべてのものの本性が清浄な心であることを、ありのままに知ること。
この世のすべてのものを愛する心と、真実を求める心を堅く持って、行いと言葉と心のすべての働きを通じて、真理を悟り、実践する仏の智恵に気づくこと。
これが悟りへの道だそうです、彼僧侶も読経を唱え、心を無にして悟りへの道に近づこうとしているのでしょうか。 -
壇上伽藍にたどり着きました。
伽藍は、高野山開創当時、先ずこの地に諸堂が建立された地で、奥の院と共に伽藍は高野山の二大聖地です。ここには、根本大塔、金堂の他、諸堂が集まり建立されております。
朝も早い所為か人影もまばらで、時折聞こえる山鳥の鳴き声が伽藍に響き渡ります。
「人影を 求め彷徨う 伽藍にて 聞こえ来るのは 鳥の声のみ」プププ、調子に乗って短歌をひねってみました。エヘ。 -
西塔です。
伽藍の西北隅に、巨杉に囲まれるように建っているこの塔は、真然大徳が仁和3年(887)に建立しましたが、何回も焼け現在の建物は5度目の天保5年(1834)の再建。本尊の金剛界大日如来像は開創当時の立派な作で、重要文化財。
同じ伽藍にあって根本大塔の艶やかな朱とは異なり、清楚な佇まい、深山に囲まれひっそりと立っています。 -
金堂です。
伽藍の中央にある高野山一山の総本堂で、弘仁10年(819)弘法大師によって創建され、高野山の主な法会はここでとりおこなわれます。
現在の堂宇は、昭和7年に再建された鉄筋コンクリート造り。本尊の薬師如来は高村光雲の作で、内部壁面は木村武山画伯の筆。
だそうです,靴下を通して板の間のひんやりとした冷たさが伝わってきます。
身が引き締まるとも言え,また心地よい感触です。 -
金堂は壇上伽藍の中でもひときわ大きな建物で、どっしりとした重みがあります。
未だ人影は少なく、伽藍の中はひっそりとした朝の静寂な空気に包まれています。なむなむ。 -
根本大塔です。
空海が中国の都、長安に留学し、帰国後、高野山の地に真言宗を開きましたが、その第一段階は根本道場としての伽藍の建設でした。まず金堂と高野明神の御社を築造。引き続き大塔、その他の諸堂を建築されました。
現在では、大塔の鎮まる壇として、壇上伽藍の総称で呼ばれています。
現在の根本大塔は、昭和12年(1937)の再建で、真言密教の源泉という意味で根本大塔と呼ばれ、高さ49メートルの鉄筋コンクリート造り。内陣は華麗で、16本の柱には堂本印象画伯の十六大菩薩と、四隅の壁面には真言八祖像と花鳥が描かれています。
目にも鮮やかな朱に彩られた大塔。
威風堂々と言うべきか、その姿遙か彼方からも偉容を示し、見るものを圧倒するものです。 -
不動堂です。
建久9年(1198)行勝上人が、鳥羽天皇皇女八条女院の御願により建立した不動堂は、火災の多かった伽藍で現存する最も古い建造物です。平安朝の上流住宅様式をもつ古建築として有名であるこのお堂は、貴重な鎌倉期の遺構として、国宝に指定されています。本尊の不動明王像は平安時代の彫刻で、八大童子のうち六は運慶の作と伝えられ、現在は霊宝館に安置されています。平成の大修理で、解体修理が行われました。
何とも形容しがたい古式蒼然としたその佇まいは、根本大塔とはまた違った、魅力に溢れています。
古来からの日本独特の色彩に包まれたその堂には不思議と引き憑かれます。 -
御影堂です。
弘法大師の持仏堂、念誦堂とされる建物で、本尊に真如親王筆の大師の御影をお祀りしています。
現在の建物は弘化4年(1847)の再建で、ゆるやかな屋根の勾配と深い軒をもつ山内随一の優雅なお堂です。
まさに優雅の二文字が似合う堂。
伽藍の中にも様々な建築様式の堂が建ちならび、見るものの目を飽きさせません。 -
伽藍は広大な敷地に数多の堂が建ち並んでおり、フラフラと彷徨うが如きpianoの足取りではかなりの時間がつぶせます。
伽藍の中は静寂の時が流れ、離れ難き思いがあるのですが、後ろ髪を引かれつつも(あ、おいらは短髪なので引っぱりようがない。)先に進むことにしましょう。 -
絶えて久しい「苔アワー」の復活となりました。全国○○万人の苔フェチの皆様お待たせしました、え?、誰も待ってない?ホエ〜。
本日は、真言密教の本山「高野山」からの一品。
さわやかな春の木漏れ日に瑞々しいお姿、さすが高野山ならではの一品、並の苔とは一線を画した名品。
ああ、そこのあなた、あなたですよ、頬摺りするのはやめなさい、はしたない。
では、次回の「苔アワー」まで、チャオ! -
六時の鐘です。
伽藍の入口の高い石垣の上にある。福島正則候が父母の追善菩提を祈って元和4年(1618)建立した。寛永胝7年(1640)焼失したため、同12年(1645)正則の子、正利によって再鋳された。鐘銘の仮名まじり文が有名である。
現在でも、午前6時より午後10時までの偶数時に、時刻を山内に知らせている。
んん???本日は長々と山を彷徨っていたのですが,鐘の音を聞いた覚えもなく,不可思議なものです。 -
金剛峯寺への参道です。
昨日から歩き詰めで些か足がダルダルです〜。
とは言いつつも、神聖な祈りの道、この足が朽ち果てようと(大げさ)奥の院までは、たどり着かねばとの決意を新たに歩を進めます。 -
金剛峯寺です。
金剛峯寺は、高野山真言宗の総本山で山上のほぼ中央にあります。弘法大師が高野山を開創した当時、高野山全域を金剛峯寺と呼びました。現在の金剛峯寺は、高野山第二世座主真然大徳(伝灯国師)の廟所で、文禄2年(1593)豊臣秀吉が亡母の菩提を供養するため木食応其上人に命じて建立された青厳寺・興山寺を明治2年に合併し、全国約3600ヶ寺の末寺を代表する総本山となりました。
主殿は、東西30間、南北35間の大建築で、大広間には狩野探幽の襖絵『松に群鶴』が、また豊臣秀次が自刃したという柳の間には狩野探斉の襖絵『雪柳白鷺』が描かれています。
主殿のほかに、皇族方の応接室になっている金色の書院上壇の間、奥書院、稚児の間とつづき、さらに廊下で奥殿別殿、新書院、経蔵、鐘楼と在り、背後の木立を借景に真然堂と護摩堂等が鎮まっています。別殿からは砂の波紋が美しい蟠龍庭の眺めも楽しめます。
拝観料500円を支払って拝観。
真言宗の総本山ならではの荘厳且つ華麗な佇まい、500円の価値有り、必見の価値有り。 -
金剛峯寺かご塀を借景に最後の花を散らそうと薫風を待つ桜の木が1本。
檜皮葺のかご塀は総延長202mあり、金剛峯寺をしっかと囲んでおります。 -
白砂の波紋も美しい石庭です。
光と影に縁取られた細長い世界、1人佇んで眺めるうちに自然と雑念が払われてゆきます…。(嘘だよ〜ん、煩悩の固まりのpianoの雑念払えるものなら払ってみよ。) -
長い渡り廊下が続きます。
金剛峯寺はさすが真言宗の総本山、広いです〜。
にもかかわらず、床もピッカピカ、僧侶の方々が朝のお勤めとして掃除をされているのでしょうか、ついでのことに我が家の掃除も…、すいません、独り言です。 -
金剛峯寺奥殿の蟠龍庭は石庭として日本最大級の規模。
白砂に点在する岩は雄雌1対の龍が奥殿を守っているように表現されている
さすがに、ウ〜ムと唸るしかないと言った、見事な石庭。
腰を落ち着けて眺めると、どれが龍やら解りませんが、知らず知らず見入ってしまう不思議な雰囲気を醸し出しています。なむなむ。 -
柳が風にそよぎ、桜の木に小鳥が舞う見事な襖絵。
ああ、有り方や、これだけでも500円の価値有り。
ついでに、お茶と茶菓子の接待がありました。
なんて剛毅なお寺なのでしょう、有り方や。なむなむ。 -
摩尼宝塔です。
摩尼宝塔は日本でも数少ない八角形のお堂です。
ビルマのパゴダは殆どが円形ですが、そのビルマのパゴダを表すものとして
八角形になっているのです。(八角形は、より円に近い形とされています)
そして高野山では八角形のお堂はこの塔ひとつです。
平成12年、塔内の壁にステンドガラスを施し、床にはミャンマーより
取り寄せた大理石を使用するなどの大改修が行われました。
この塔は大戦中、ビルマ国(現ミャンマー)から贈られた釈迦如来を本尊として二百万英霊を供養し、併せて大戦以来の当院とミャンマーとの絶え間ないかかわりを通じ、アジアの親善と世界平和を祈念するものです。
おお御仏が橋渡しとなった国際交流、末永く世界平和が続きますように…って、世界は未だ混沌とした争いの中に疲弊しているのですが、御仏はこの世界を如何見ておられるのでしょうか? -
狛犬ならぬ狛獅子??
なかなか威風堂々としております。なむなむ。 -
おおお、延命なで地蔵様ではござらぬか。
我が40数年の生涯に命を落としかけたこと、幾たびか、ある時は増水した川に流され、ある時はリーフエッジで逆巻く波に岩場に頭を叩き付けられ、今から思えば三途の川の河原で彷徨ったのでは…。
この先、我が身が何年生き恥を晒すかは御仏の思し召しとは思えど、お地蔵様の法力によって幾ばくかの余命が長らえることが出来るなら撫でさせて頂きましょう、心を込めて。
ナデナデナデ…。 -
凛とした祈りの山に彩りを添える桜花。
「深山にて 祈りの声と 桜花」神出鬼没の俳人pianoの駄句、芭蕉様達の嘆きの声が草葉の陰から聞こえてきそう、エヘ。 -
高野槇の屋台が並んでいます。
高野槇は、高野山を中心に仏に供える花の代用(高野山の「禁忌十則」に、荘厳護持のため、「禁植有利竹木」という決まりがあり、果樹、花樹、竹、漆などを植えることを禁止されたため、花の代用が必要であった。)として用いられ、名前もこれに由来するそうです。
高野槇とセットで売っている蜜柑は何?? -
今を盛りに咲き誇るしだれ桜。
里の桜はとうの昔に葉桜になっておると言うのに、さすが標高1000mの霊峰は未だ桜の季節、吹く風も心地よく、これも御仏の思し召しと思えば、ただ手を合わせるのみ。なむなむ。 -
折からの薫風に花びらを舞わせる様は一幅の画にも劣らぬ眺め。
下を流れるせせらぎは、花びらを水面に浮かべ薄紅に染まっています。 -
一の橋です。
ここから奥の院までは鬱蒼とした杉の大木に囲まれた静寂の世界を辿ります。
聞こえてくるのは、小鳥のさえずりのみ、石畳を踏みしめ先を急ぎます。 -
鬱蒼と茂る杉の大木、参拝ついでに森林浴が出来るとは一石二鳥…なんて、不遜なことばかり言う無知蒙昧な輩の俺に神のご加護を授かれるわけもなし。
不遜ついでにピクニック気分で行きますか、天気上々、薫風さわやかにして、道を遮るものもなし。 -
参道の至る所で目の当たりにするお地蔵様。
あまりの可愛らしさに、腰を屈め手を合わす。
不信心者の気まぐれか、はたまた生来の天の邪鬼故の小さきものへの偏愛か、ともかく、なむなむ。 -
人形にも似た可愛らしい顔の地蔵様が1体、苔に身を横たえてちんまりと佇んでしました。
その優しげな眼差しは、世俗の垢にまみれた私をも包み込むような慈愛が溢れ、思わず此処でも、なむなむ。 -
中の橋までたどり着きました。
周囲は名だたる古の偉人の墓が連なり,織田信長や武田信玄の墓から江戸時代の諸藩大名墓までに亘り,膨大な数の墓,墓,墓…いちいち確認してみているほど暇じゃないのですたこらと歩を進めてゆきましたとさ。
あああ,またも不遜な発言,生来の口の悪さは死ぬまで直らないのでしょう,不治の病か。 -
おおお、これは珍しや、一本の巨大な杉の幹から三つ又に分かれ天に届けよと伸びる幹。
珍しきものを見たら取りあえず拝んでおきましょう、なむなむ。
今日何度目のなむなむやら。 -
突如として現れた団体客様ご一行。
ガイドさんの旗を目印にワラワラとおじさん、おばさんの一団が群がっています。
こちらも、こっそりと群れに混じってガイドさんの案内に聞き耳を立てます。
立て板に水の如くの名調子、思わずフムフムと感心することしばしば、有り難いことです。 -
ガイドさん曰く、これらの墓は人を表しているそうな、頭、首、胴…と、また別に真言密教の教えの宇宙のあり方をも表しているそうな、戯け者のpianoにはちと難しい教義、もともと信仰心のない私めには馬の耳に念仏と言った具合で、ホ〜って言ってる端から抜けて行ってます。
困ったものです。なむなむ。 -
水向地蔵様です。
玉川の流水にかかる御廟橋のたもとに、いくつも並んでおり、仏の供養をすませたあと経木を水向地蔵に手向けて水をそそぎ冥福を祈る美しい姿がみられます。
と言うことで、不肖pianoも列に並んでお水をかけます。
これより先、奥の院は聖域と言うことで、写真撮影等一切禁止の祈りの場、多くの僧侶の唱える読経の声が響き、線香の煙の中に一心に祈りを捧げる人々の姿がかすんで見える、まさに御仏のおわします神聖な場所です。 -
無縁仏の山です。
暫し佇んで手を合わせます。なむなむ。 -
奥の院からの帰り道、道ばたに小さく咲く紫の可憐な花。
「山里の 午後の日差に 名もなき花」…。
字余り且つ季語無しの、恐れ知らずの駄句製造機となったpianoの行脚、行く末は如何に?? -
長いようで短いような高野山での1日。
そこには確固とした宗教文化が未だ根付いており、真言密教の聖域として、全国に散らばる寺の総本山としての威厳を保ち続けていました。
祈りとは、人の心に安らぎをもたらすもの、不信心者のpianoに悟りが開かれるはずはないものの、何か不思議な安堵感をもたらされました、これが御仏の加護を得るという事かも知れません。 -
ところ変わって難波に戻ってきたpiano、難波パークスニにてひと休み。
買う、食べる、働く、遊ぶ、学ぶ、そして暮らす。都市の過ごし方が多様に、身近に変わってきた今、これまでと違った都市空間のあり方が求められています。人、都市、そして自然。それぞれが独立しているのではなく機能を融合させることで、次の時代を導く都市のスタンダードが生まれます。 MADE IN PARKS。都市の新しい風はミナミから、なんばパークスから始まります。
とのコンセプトで新たに4月にリニューアル・オープンを果たした難波パークス、都会のど真ん中に緑溢れるゾーンを有した複合ビル、やはり緑は気持ちがよいです〜、パークス大好きです。 -
人、都市、自然がもっと一つになるためになんばに森をつくりました。
建物の屋上を緑化しただけの公園はこれまでにも例があります。しかし、街を訪れる人々に活用され、親しまれている公園はほとんどありません。パークスガーデンという公園のランドスケープを考える上で、我々が目指したのは、公園が公園として切り離されて存在するのではなく、樹木や花の自然と公園に面する店舗と広場とが一体となって、人々に豊かな体験や感動を提供する公園です。
とのコンセプト、大阪という巨大な都市に森をつくることによって、人に癒しの空間をもたらすことが出来るのではの発想、面白いです。 -
ところ変わって道頓堀たこ焼きの「赤鬼」の前。
人気の店且つ休みと言うこともあり長蛇の列、ベンチに腰掛けて食べる人もいれば、立ち食いを楽しむ人もあり様々。
変わりメニューで、カップにたこ焼き6個に天然だしの入った「ちゃぷちゃぷ」、なかなかの人気メニューのようで
かなりの人がカップを抱えて美味しそうに喰ってました、俺も喰ってみて〜!!、との心の叫びもむなしく行列は果てしなく長く、滂沱の涙に暮れました(嘘) -
大阪と言えば吉本、幼少の頃から土曜の午後はTVにかじりついて「吉本新喜劇」を見て育った私め、おかげさまで立派な人間に育ちました…決して、嫌みではありませんので誤解のないよう。多少脳天気になったのは多分にその影響があったやも。
本日も、店の前では明日のスターを夢見る新人さんのパフォーマンスが繰り広げられています。
やっぱ、大阪は吉本やで〜。 -
あまりの空腹に耐えかね串カツを看板に掲げる一杯飲み屋にフラフラと、誘蛾灯に誘われる羽虫の如く吸い込まれて行きました。
キス、たこ、蓮根、エビ、イカ、串カツ等々次から次へと特製ソースに付けてワシワシと齧り付く、口内にじわっと油と旨味が広がり、たちまち皿は串の山。
ホルモン、キムチ、〆は焼きそばとジョッキ生4杯と共に腹に収まりました。
あああ、これぞ至福の時。美味かった〜!! -
腹もふくらみほろ酔い加減でなんばパークスに戻り、酔い覚ましにライブを鑑賞。
心地よい風がほてった顔を撫で、さわやかな歌声が耳をくすぐる、なんかこれってスゲ〜幸福な時間なんだな〜、ってとろんとした頭で考える。 -
暮れなずむ難波の町並み。
帰りのバスの時間もそろそろです。
2日間に亘った高野山を巡る旅路もそろそろ幕を下ろすこととしましょう、悟りは開けなかったものの、祈りの山を訪れたことの意義は大きく、たこ焼きも串カツも海遊館もてんこ盛りで楽しめた休日。
いつもながら長々とおつきあい有り難うござました。
感謝。なむなむ。
では、良い旅を。
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この旅行記へのコメント (13)
-
- Mirabellaさん 2009/10/13 22:41:55
- おととい、高野山に行ってきました。
- pianoさん
初めまして、こんばんわ。
高野山に行く前日の夜、この日記を読ましてもらったのですが2年も前の旅行記だったのですね。
個性強めな「摩尼塔」の写真が印象に残り、地図にチェックして行きました。この日記を読んでいなかったらバスで通り過ぎていたかも知れません。
pianoさんには4travelに入会直後に書いたスペインの旅行記に投票して頂いてたかも知れないのですが、まだシステムを良く理解してなかったので「お知らせメール」を即削除したりとハッキリ分からずじまいでいました (._.)
ではでは、ありがとうございました。
- pianoさん からの返信 2009/10/24 15:00:07
- こんちはー
- Mirabellaさん初めましてー!
どうしても,世界遺産と言うと過剰な期待をしてしまう,
で,石見銀山とか行くと,
「エエー?!」
と,不平不満をたらたらと述べてしまう,
相手方としては,甚だ理不尽な文句であり,
それならそれで,事前に下調べをしろよ!との,思いであろう…,
で,高野山も同じで,
自分の中で,既に神格化している,
ケーブルカーを降りればそこは別世界…,
ちゃいますちゃいます,
世界遺産に登録されるまでは,
単なる観光地の一つでもあり,
普通の土産物屋もあり,普通に生活している人もいる,
極々当り前なことを,「世界遺産」という言葉で惑わされている,
では,良い旅を。
- pianoさん からの返信 2009/10/24 15:00:08
- こんちはー
- Mirabellaさん初めましてー!
どうしても,世界遺産と言うと過剰な期待をしてしまう,
で,石見銀山とか行くと,
「エエー?!」
と,不平不満をたらたらと述べてしまう,
相手方としては,甚だ理不尽な文句であり,
それならそれで,事前に下調べをしろよ!との,思いであろう…,
で,高野山も同じで,
自分の中で,既に神格化している,
ケーブルカーを降りればそこは別世界…,
ちゃいますちゃいます,
世界遺産に登録されるまでは,
単なる観光地の一つでもあり,
普通の土産物屋もあり,普通に生活している人もいる,
極々当り前なことを,「世界遺産」という言葉で惑わされている,
では,良い旅を。
-
- sachin615さん 2007/08/30 21:35:21
- はじめまして
- いつも訪問していただいてありがとうございます。pianoさんの旅行記楽しく拝見させていただいてます。中でも、今、あじゃり様に興味を持ち、高野山に強く引かれています。 そんな中pianoさんの高野山の旅行記はとても惹かれました。これは行くしかないと。近いうちに行きたいと、気持ちだけはつよくなっています。ありがとうございます。
- pianoさん からの返信 2007/09/07 13:27:45
- 高野山
- は手軽にいける世界遺産と言うことで足を運びました、山全体が信仰に包まれたとても貴重な体験をさせて頂けました、特に撮影不可と言う、奥の院では読経の声も高らかに修行僧の方々が祈りを捧げられているのには圧倒されました。
普段、不信心の私が見ても感心するのですから、あじゃり様に感心があるのならまた別の感動がわき上がるのでは?
では、良い旅を。
-
- 浅山 (あさやん)さん 2007/08/14 07:01:21
- 高野山紀行
- あれー
あたいと同じところにいかれていたのですね。。
昨日は一日 囲碁祭りでしたから
それにしても とてもくわしい 説明ですね
丹念丁寧に かかれているさま
小生には とてもまねできません。。
ポチします。。
高野山のあの無鉛仏の墓は とくに
あたいに人生無常の感をつよくしました。。
- pianoさん からの返信 2007/08/23 11:50:39
- 私の旅行記は
- 駄文のダラダラ積み重ねで出来上がっています、我ながらもう少し簡切に短い文章にまとめられないものか、悩んでいるのですが未だにダラダラは治らずトラベラーも皆様にはお見苦しいものを晒しています。
高野山は良いですね、特に奥の院は読経の声が響き渡り荘厳な祈りの場と言うにふさわしい所でした。
では、良い旅を。
-
- きりん☆さん 2007/05/18 10:28:46
- 高野山
- はじめまして。きりん☆と申します(❀ฺ´∀`❀ฺ)ノ
いつも私の旅行記にご訪問くださいましてありがとうございます!
世界遺産好きが高じて、私は6月に世界遺産検定を受検するのですが、今回のpianoさんの旅行記は2004年世界遺産に登録された【紀伊山地の霊場と参詣道】高野山とあって、とても勉強になりました。
文献読んで頭に詰め込むよりも、こうして写真があると頭に入りやすいですね☆
この“紀伊山地の霊場と参詣道”は【古都京都の文化財】の17物件に並んで範囲が広いので未だに覚えれず、悪戦苦闘してます。特に高野山は。。。(つิ^ิ`。)
勉強兼ねて、またゆっくり拝見させていただきます。
- pianoさん からの返信 2007/05/23 09:59:48
- ( ̄〜 ̄;)??ムムム
- 世界遺産検定と言うものがあるのですね、初めて知りました、人間長く生きていても知らないことばかり、恥じ入るばかりです。
微力ながら無事合格するようお祈り申します、なむなむ。
では、良い旅を。
-
- 義臣さん 2007/05/09 16:33:45
- すごい。。
- 高野山でこのコメントが書ける能力、、凄い
私なんか雰囲気にのまれて、とても とても書けそうにもありませんね。
高野山へ行ったのがもう30年近く前の事ですが
画像みて 思い出しました、
金剛峰寺なんか、、これだ。。声を出したいようです。
義臣
- pianoさん からの返信 2007/05/10 11:20:39
- おはようございます〜
- 義臣さんいつもながらの身に余るお褒めのお言葉穴があったら入りたい…。
金剛峯寺はさすが真言宗の総本山というだけあって,襖絵,石庭どれをとってもムムムと唸るばかり,ついでにお茶の接待まであると言った具合で此処は必見です。
では,良い旅を。
-
- vivyさん 2007/05/07 17:57:45
- お邪魔しま〜す♪
- pianoさん こんにちは
足跡から寄らせてもらいました。何度も訪問してくださってありがとうございます。
桜が見事ですねぇ!
近畿の桜はもう終わったかと思っていたのですが・・・まさか高野山で見られるとは!!
今度の夏は高野山に行ってみようかと計画中なので、大変興味深く拝見させて頂きました^^(計画倒れ?になるかも知れませんが・・^^;)
pianoさんのカメラの腕もかなりのものですね〜。
綺麗なお写真、楽しませてもらいましたよん^0^
vivy
- pianoさん からの返信 2007/05/10 10:39:51
- おはようございます〜
- vivyさん初めまして。
高野山は標高が高いたがめ、里では既に散り去っていた桜を再び愛でることが出来ラッキーでした。
煩悩の塊のような私故、何ら悟りの一つも開くことは出来ませんでしたが、それなりの楽しい旅路、信仰心のかけらもないのですが寺社仏閣巡りは楽しいです。
では、良い旅を。
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