その他の都市旅行記(ブログ) 一覧に戻る
1976年4月<br /><br />ザイールが自立を果たすには、鉄道の運営にベルギー人の力を借りないことが必要である。<br /><br />だがベルギー人たちは生活基盤をザイールに固めているので、おいそれとは交替できない。<br /><br />それでも徐々にベルギー人の数は減り、この5年間に半分以下になっている。<br /><br />二年ほど前に、鉄道の最高幹部は、ザイール人が占めるようになった。<br />「ザイリアニアシオン」と呼ばれる、外国人や外国資本を追放しようとする運動のひとつである。<br /><br />しかし今年になって鉄道のストが続き、鉄道輸送に食料を依存している奥地には、飢餓が発生した。<br />これは幹部の管理責任とされて、全員追放され、そのあとに再びベルギー人が迎えられた。<br /><br />追放されたザイール人幹部は、全員を同じ部族に固め、勝手放題をしたとうわさされる。<br />専用のジェット機を買って、週末ごとに千キロ離れたキンシャサまで、遊びに来たとも言われる。<br /><br />もしそれが本当ならば、ずいぶん呑気な国である。<br />鉄道経営でも、基礎知識ややる気がなかったとしか思えない。<br /><br />それから政府機関や会社では、「八つの州の出身者を平等に採用すべし」というお触れが出た。<br /><br />郷土閥を作るなと言うことだが、私の組織でも新規採用で制約が加わり、ややこしくなった。<br />

キンシャサ日記【505】簡単には進まない「自立」

0いいね!

1976/04 - 1976/04

22位(同エリア18件中)

0

0

ソフィ

ソフィさん

1976年4月

ザイールが自立を果たすには、鉄道の運営にベルギー人の力を借りないことが必要である。

だがベルギー人たちは生活基盤をザイールに固めているので、おいそれとは交替できない。

それでも徐々にベルギー人の数は減り、この5年間に半分以下になっている。

二年ほど前に、鉄道の最高幹部は、ザイール人が占めるようになった。
「ザイリアニアシオン」と呼ばれる、外国人や外国資本を追放しようとする運動のひとつである。

しかし今年になって鉄道のストが続き、鉄道輸送に食料を依存している奥地には、飢餓が発生した。
これは幹部の管理責任とされて、全員追放され、そのあとに再びベルギー人が迎えられた。

追放されたザイール人幹部は、全員を同じ部族に固め、勝手放題をしたとうわさされる。
専用のジェット機を買って、週末ごとに千キロ離れたキンシャサまで、遊びに来たとも言われる。

もしそれが本当ならば、ずいぶん呑気な国である。
鉄道経営でも、基礎知識ややる気がなかったとしか思えない。

それから政府機関や会社では、「八つの州の出身者を平等に採用すべし」というお触れが出た。

郷土閥を作るなと言うことだが、私の組織でも新規採用で制約が加わり、ややこしくなった。

この旅行記のタグ

0いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

コンゴ民主共和国で使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
コンゴ民主共和国最安 1,566円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

コンゴ民主共和国の料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP