1976/04 - 1976/04
21位(同エリア17件中)
ソフィさん
1976年4月
ザイールが自立を果たすには、鉄道の運営にベルギー人の力を借りないことが必要である。
だがベルギー人たちは生活基盤をザイールに固めているので、おいそれとは交替できない。
それでも徐々にベルギー人の数は減り、この5年間に半分以下になっている。
二年ほど前に、鉄道の最高幹部は、ザイール人が占めるようになった。
「ザイリアニアシオン」と呼ばれる、外国人や外国資本を追放しようとする運動のひとつである。
しかし今年になって鉄道のストが続き、鉄道輸送に食料を依存している奥地には、飢餓が発生した。
これは幹部の管理責任とされて、全員追放され、そのあとに再びベルギー人が迎えられた。
追放されたザイール人幹部は、全員を同じ部族に固め、勝手放題をしたとうわさされる。
専用のジェット機を買って、週末ごとに千キロ離れたキンシャサまで、遊びに来たとも言われる。
もしそれが本当ならば、ずいぶん呑気な国である。
鉄道経営でも、基礎知識ややる気がなかったとしか思えない。
それから政府機関や会社では、「八つの州の出身者を平等に採用すべし」というお触れが出た。
郷土閥を作るなと言うことだが、私の組織でも新規採用で制約が加わり、ややこしくなった。
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