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出張でドバイに行ってきました。中東の国を訪れるのは、去年の6月のサウジアラビア、10月のバーレーン出張に続き3回目だ。日本から、これらの国を訪れる場合、一番便利なのはドバイまでの直行便を利用することなので、去年の出張の際にもドバイの空港には降り立っているが、それはあくまでトランジット。<br />実際にドバイに宿泊・滞在するのは、今回がはじめての経験であった。例によって、街歩きの時間はほとんどとれなかたのであるが、それでも、すごく印象的な都市であった。<br />

2007年4月 ドバイ出張

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2007/04/11 - 2007/04/14

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sagami

sagamiさん

出張でドバイに行ってきました。中東の国を訪れるのは、去年の6月のサウジアラビア、10月のバーレーン出張に続き3回目だ。日本から、これらの国を訪れる場合、一番便利なのはドバイまでの直行便を利用することなので、去年の出張の際にもドバイの空港には降り立っているが、それはあくまでトランジット。
実際にドバイに宿泊・滞在するのは、今回がはじめての経験であった。例によって、街歩きの時間はほとんどとれなかたのであるが、それでも、すごく印象的な都市であった。

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  • ドバイは、アラブ首長国連邦(UAE)という国に属する。<br />「首長国」の「連邦」という国の名前が示すとおり、UAEは7つの首長国から構成されており、ドバイ首長国は、7首長国のうち2番目に大きな首長国、ということである。<br />首都はアブダビ。<br />

    ドバイは、アラブ首長国連邦(UAE)という国に属する。
    「首長国」の「連邦」という国の名前が示すとおり、UAEは7つの首長国から構成されており、ドバイ首長国は、7首長国のうち2番目に大きな首長国、ということである。
    首都はアブダビ。

  • ドバイの人口は約120万人。近年、驚異的な発展を遂げている都市である。<br />発展の源は、1つは観光であり、もう1つはビジネスである。<br />高級リゾートビーチである、ジュメイラ・ビーチ。世界で唯一の7つ星ホテルと言われている、ブルジュ・アル・アラブホテル。砂漠の中にゴルフ場を設けたり、競馬場を設けたり、空港内の免税店の規模は相当なものである。最近では人口スキー場まで建設された、ということであり、滞在して退屈することはなさそうである。(お金があればね、っていうことですけど)<br />

    ドバイの人口は約120万人。近年、驚異的な発展を遂げている都市である。
    発展の源は、1つは観光であり、もう1つはビジネスである。
    高級リゾートビーチである、ジュメイラ・ビーチ。世界で唯一の7つ星ホテルと言われている、ブルジュ・アル・アラブホテル。砂漠の中にゴルフ場を設けたり、競馬場を設けたり、空港内の免税店の規模は相当なものである。最近では人口スキー場まで建設された、ということであり、滞在して退屈することはなさそうである。(お金があればね、っていうことですけど)

  • たしかに、イギリスに住んでいた際、旅行会社に行くと、ドバイへのパック旅行がよく目についたのを思い出す。<br />今回の滞在中の、ドバイの気温はだいたい30度強。曇りもせず、もちろん、雨も降らない天候であり、イギリス人がこういう土地柄を好むのはよく理解できる。<br />

    たしかに、イギリスに住んでいた際、旅行会社に行くと、ドバイへのパック旅行がよく目についたのを思い出す。
    今回の滞在中の、ドバイの気温はだいたい30度強。曇りもせず、もちろん、雨も降らない天候であり、イギリス人がこういう土地柄を好むのはよく理解できる。

  • 日本人も多く見かけた。<br />日本からドバイまでは、関空から1日1便、中部国際空港から1日1便のエミレーツ・JALのコードシェアの直行便が飛んでいる(機材、キャビンクルー等は全てエミレーツ)。私は、訪問した3回とも関空からの便を利用したが、常に満席である。というか、たいていの場合、キャンセル待ちを経てからでないと、フライトの予約がはいらない。中部国際空港からの便は、それほどまでは混んではいないそうだが、いずれにせよ、日本人も相当ドバイを訪れているようである。<br />日本料理屋も数多くみかけたし、なかには回転寿司屋もあった。回転寿司屋は実際に試してみたが、なかなかの味であった。他にも、アラブ料理や西欧料理・インド料理はもちろん、中華料理や韓国料理店なども見かけた。例えばサウジアラビアとは異なり、酒も自由に飲めるし、豚肉も自由に食べられるし(実際、サウジ駐在の商社マン等はドバイに来て、カツ丼や串かつを飽きるまで食べて帰るという話も聞きました)、飲食という点に関しても、ドバイは何不自由ない都市でした。<br />

    日本人も多く見かけた。
    日本からドバイまでは、関空から1日1便、中部国際空港から1日1便のエミレーツ・JALのコードシェアの直行便が飛んでいる(機材、キャビンクルー等は全てエミレーツ)。私は、訪問した3回とも関空からの便を利用したが、常に満席である。というか、たいていの場合、キャンセル待ちを経てからでないと、フライトの予約がはいらない。中部国際空港からの便は、それほどまでは混んではいないそうだが、いずれにせよ、日本人も相当ドバイを訪れているようである。
    日本料理屋も数多くみかけたし、なかには回転寿司屋もあった。回転寿司屋は実際に試してみたが、なかなかの味であった。他にも、アラブ料理や西欧料理・インド料理はもちろん、中華料理や韓国料理店なども見かけた。例えばサウジアラビアとは異なり、酒も自由に飲めるし、豚肉も自由に食べられるし(実際、サウジ駐在の商社マン等はドバイに来て、カツ丼や串かつを飽きるまで食べて帰るという話も聞きました)、飲食という点に関しても、ドバイは何不自由ない都市でした。

  • ビジネスに関して言うと、1980年代の半ば以降、フリートレードゾーンをつくったり、外国人の雇用を実質自由化したりして、外資の導入・誘致をはかった結果、欧米・日本の企業が多く進出する地となっており、中東の金融の中心地ともなっている。<br />ドバイ空港は、中東最大のハブ空港、交通の要衝であり、人の行き来も多い。<br />まぁ、観光といい、ビジネスといい、これだけ開発が短期間で成功した都市というのも、あまり思い浮かばないくらいの成功を収めたと言って良いのではないか、と思う。実際に街のあちこちで、建設工事が行われており、今後も発展し続けるぞ、という活気を感じた。<br />

    ビジネスに関して言うと、1980年代の半ば以降、フリートレードゾーンをつくったり、外国人の雇用を実質自由化したりして、外資の導入・誘致をはかった結果、欧米・日本の企業が多く進出する地となっており、中東の金融の中心地ともなっている。
    ドバイ空港は、中東最大のハブ空港、交通の要衝であり、人の行き来も多い。
    まぁ、観光といい、ビジネスといい、これだけ開発が短期間で成功した都市というのも、あまり思い浮かばないくらいの成功を収めたと言って良いのではないか、と思う。実際に街のあちこちで、建設工事が行われており、今後も発展し続けるぞ、という活気を感じた。

  • 私が宿泊したのは、運河沿いの「ディラ」という地域で、このあたりは、どちらかと言えば、ダウンタウン的な場所にあたるようである。「ようである」というのは、ドバイ市内の地理について、何も調べて行かなかったから、単純に分からないのである。<br />2日目の夕方に2時間ほど、ホテル近辺を散歩する時間があった。この旅行記に掲示している写真は、すべてホテルの部屋からの写真か、その散歩の際に撮ったものである。<br />

    私が宿泊したのは、運河沿いの「ディラ」という地域で、このあたりは、どちらかと言えば、ダウンタウン的な場所にあたるようである。「ようである」というのは、ドバイ市内の地理について、何も調べて行かなかったから、単純に分からないのである。
    2日目の夕方に2時間ほど、ホテル近辺を散歩する時間があった。この旅行記に掲示している写真は、すべてホテルの部屋からの写真か、その散歩の際に撮ったものである。

  • 実は、私が散歩したあたりは、ご覧の通り、前述したドバイの近代的なイメージとは全くかけ離れた、下町的な風景の場所である。

    実は、私が散歩したあたりは、ご覧の通り、前述したドバイの近代的なイメージとは全くかけ離れた、下町的な風景の場所である。

  • 私が散歩をしたのは、金曜日の夕方から夜にかけて。<br />金曜日は、イスラム教上の安息日にあたるので、散歩をしたのは、日本で言えば、日曜日の夕方から夜にかけての時間帯にあたると思う。午後7時から9時頃までにかけての時間帯なのであるが、見てお分かりの通り、とにかくすごい人出だった。<br />欧米人や日本人はほとんど見かけなかったけれども、トーガを着たアラブ系の人たち、黒人、インド・パキスタン系と思しき人たち、中国系とおぼしきアジア系の人たちが、ごちゃごちゃとした街をごちゃごちゃと歩いている。アザーンも聞こえてきた。他のどの国とも違う雰囲気が、そこにはあり、なかなか楽しい散歩であった。<br />

    私が散歩をしたのは、金曜日の夕方から夜にかけて。
    金曜日は、イスラム教上の安息日にあたるので、散歩をしたのは、日本で言えば、日曜日の夕方から夜にかけての時間帯にあたると思う。午後7時から9時頃までにかけての時間帯なのであるが、見てお分かりの通り、とにかくすごい人出だった。
    欧米人や日本人はほとんど見かけなかったけれども、トーガを着たアラブ系の人たち、黒人、インド・パキスタン系と思しき人たち、中国系とおぼしきアジア系の人たちが、ごちゃごちゃとした街をごちゃごちゃと歩いている。アザーンも聞こえてきた。他のどの国とも違う雰囲気が、そこにはあり、なかなか楽しい散歩であった。

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