2006/02/26 - 2006/03/02
1024位(同エリア1047件中)
コマエさん
せっかくなので冬には寒い北国へ、ということで2月の終わりに北海道へ行ってまいりました。目的は網走の流氷と旭川の旭山動物園、という観光スタンダード。電車で網走から登別~小樽まで、東西に横断です。
往きはゆっくり出発で女満別空港到着が午後6時半。天気が悪くてよく揺れました。バスに乗り継いで到着した網走は、小雨が降っている…暖かい。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 徒歩
-
2日目の朝、ホテルから眺めた光景。
3300円という値段の割にはとてもいいホテルでした。浴場は小さいけど温泉で、上がった後はどっと汗が出てきて効能抜群という感じ。
部屋も清潔な印象で、宿泊客が少なかったのか広い部屋にしてくれたようでした。 -
河口方面。
流氷おーろら号はあっちから出るんだな〜と見ていたら、たまたまつけていたTVの天気予報で、北海道オホーツク海周辺は波がとても荒いということを言っています。これから砕氷船に乗るのに不安。 -
不安は的中。
砕氷船乗り場に行くまでのバスで運転手さんが、今日の船は出ないよ、と言っていた通り欠航でした
おまけに案内所で聞いてみたら、もう流氷は来ていないとのこと。おおう流氷のために網走に来たのに…。 -
心底がっかりでしたが、次のバスまで時間があるのでコンクリート造りの防波堤をずっと歩いてみました。
冷たすぎる強風が顔に当たって痛い。けど私が以前住んでいた内陸の極寒の日と似ていて、かえって懐かしい感じ。 -
青いプレートには「海に落ちたら助かりません」と書かれています。…って怖っ!脅しじゃなさそう。
ところどころにこの標識があるのですが、確かにちょっと身を乗り出して向こう側を見てみたくなる場所だなあ。 -
防波堤の淵には流氷が溜まっていました。この中を船でがつがつ進んでみたかった!
-
強風で雲が追いやられて、青空が見えてきました。
-
時間が空いたので、バスの観光施設めぐり周遊券を買って網走監獄博物館へ。
資料館には学校の行事で来たらしい高校生くらいの男子が沢山いて、現在の囚人の食事、という展示に群がっていて面白かった。他にも沢山展示品はあるのに。私も後でそれを見たけど、彼らが言っていた「なかなかいいもん食ってんじゃん」につい頷いてしまいました。
ところで一昔前は、キツイ工事に狩り出されて命を落とした囚人が沢山いたそうです。過酷な労働や劣悪な住居(実際にこの監獄を使用していた当時の話)には哀れみを覚えたけど、でも彼らは罪を犯した人なんだよなあ、と思うと複雑。いろいろ考えさせられました。 -
再びバスに乗って流氷博物館へ。山を登りきったところにあるので、とても眺めがいいです。
流氷に触れるコーナーがあるので試しに触ってみたら、さらさらしていて全然湿り気がありませんでした。温めるように触っても全く手が濡れません。 -
いい眺め。
-
バスで山を降り、バスターミナルからは歩いてモヨロ貝塚へ。河口を望む…と、ずっと遠くの方に乗るはずだった砕氷船おーろら号が見える〜。やっぱり惜しいなあ。
-
網走橋を渡ります。漁船は沢山並んでいましたが、人影はまったくありませんでした。
-
大通りをそれて、舗装されていない道(雪解け水でどろどろになっている困難な道のり)を少し行くとモヨロ貝塚に到着。事前に読んだ司馬遼太郎の「オホーツク街道」に感化されて来てしまった。
こんな厳しい環境で生きていくのは大変だっただろうなあ、という感想しか持てなかった私は勉強不足でした。 -
再び引き返し、今度は港の方へ。
町中は高校生が沢山いたけど(近くに高校がありそう)、少し外れに行くと人気がなく、建物もちょっと寂れている感じ。 -
うわ〜これです。砕氷船おーろら号。乗りたかったよー。でも接岸していても荒波に揺れていました。
物凄い強風で、あまり淵の方に行くとバランスを崩して海に落ちそうです。落ちたらやっぱり助からないだろうな。 -
バスでバスターミナル→網走監獄まで。手袋を落としたことに気付いてハッとする。これからの北海道旅行も、手袋がなきゃやっていけないよ…。
監獄からは徒歩で網走駅に戻って来ました(バスがなかった)。さすがに歩いている人なんて他には誰もいませんでした。 -
ホッケ?たら?魚がぶらさがっております。なんだかおいしそうでした。
-
改札口を入って振り返ったところ。
待合室やトイレにもちゃんと暖房が入っているのには感心しました。さすが北国。
空港みたいに、「ただいま特急○○何号の改札中です」などとアナウンスが流れます。 -
この17:19発オホーツク8号で旭川まで行きます。
-
雪国の駅をつい激写。
-
特急、という割にはゆっくりなスピードでした。平日だからか、お客さんが全然いません。
途中、遠軽の先では何もないような場所でいきなり停止。何事かと思ったら、鹿が線路にいて進めないとかいうアナウンスが。鹿…危ないよ。幸いすぐどいてくれたようです。 -
車内で食べたかにめし。凄く美味しかったー。体質的にカニは駄目なのについ食べてしまいました。後で辛かったですが。
旭川には21時に到着。外は面白いくらいの大雪でした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
網走(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
22