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1976年4月<br /><br />キンシャサからマタディまでの、鉄道について続ける。<br />この鉄道は、キンシャサから上流に向かって開ける、日本の面積の数倍という広大なコンゴ盆地と、大西洋を結ぶために建設された。<br /><br />キンシャサから大西洋まではほぼ400メートルの標高差があり、ザイールの大河は急流を作っている。<br /><br />だから奥地から川を下ってきた船を、そのまま海まで航行させることは出来ず、鉄道への乗せ替えが必要となっている。<br /><br />この鉄道は、開業当初は軌間600ミリの軽便鉄道だったが、現在は改良されて、時速100キロと日本の在来線をしのぐ高速運転さえしている。<br /><br />しかし結局線路の形が悪くて、この特急ディーゼルカーは、キンシャサ・マタディ間6時間を費やし、バスとの速度競争に負けて休止中であり、現在は一日一本の旅客列車が、10時間掛けて運行しているだけである。<br /><br />そのほかにキンシャサ付近で、通勤用の列車が運転されている。<br />だが主体の貨物列車は、元気に運行している。<br /><br />機関車は、薪を燃料とする蒸気機関車だったが、現在はディーゼル機関車とディーゼルカーに置き換えられた。<br /><br />主力機関車は、フランス・アルストム社製の、2400馬力である。<br />

キンシャサ日記【502】首都キンシャサと大西洋を結ぶ鉄道

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1976/04 - 1976/04

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ソフィ

ソフィさん

1976年4月

キンシャサからマタディまでの、鉄道について続ける。
この鉄道は、キンシャサから上流に向かって開ける、日本の面積の数倍という広大なコンゴ盆地と、大西洋を結ぶために建設された。

キンシャサから大西洋まではほぼ400メートルの標高差があり、ザイールの大河は急流を作っている。

だから奥地から川を下ってきた船を、そのまま海まで航行させることは出来ず、鉄道への乗せ替えが必要となっている。

この鉄道は、開業当初は軌間600ミリの軽便鉄道だったが、現在は改良されて、時速100キロと日本の在来線をしのぐ高速運転さえしている。

しかし結局線路の形が悪くて、この特急ディーゼルカーは、キンシャサ・マタディ間6時間を費やし、バスとの速度競争に負けて休止中であり、現在は一日一本の旅客列車が、10時間掛けて運行しているだけである。

そのほかにキンシャサ付近で、通勤用の列車が運転されている。
だが主体の貨物列車は、元気に運行している。

機関車は、薪を燃料とする蒸気機関車だったが、現在はディーゼル機関車とディーゼルカーに置き換えられた。

主力機関車は、フランス・アルストム社製の、2400馬力である。

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