![バスクリン色の海に小麦粉のような白砂。3年ぶりの秘島は、変わらぬ美しい姿で私を迎えてくれた。しかし・・・・・<br />乱立するバンガロー、レストラン、Bar、ダイビングショップ、土産物店。本格的なリゾートも出現し、携帯電話が通じるようになり、アイスクリームが売られていた。 まさに【誰でも知ってる秘島】になる前夜といった様相だった。<br />ただし、アダン、ラウィといった大きな島に守られるように位置するリペは、あの大津波の影響をほとんど受けなかったようで、まだまだ、その美しさは、初めて訪れる者に感嘆の声を挙げさせている。<br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/13/47/650x_10134790.jpg?updated_at=1240014177)
2007/03 - 2007/03
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8BALLさん
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バスクリン色の海に小麦粉のような白砂。3年ぶりの秘島は、変わらぬ美しい姿で私を迎えてくれた。しかし・・・・・
乱立するバンガロー、レストラン、Bar、ダイビングショップ、土産物店。本格的なリゾートも出現し、携帯電話が通じるようになり、アイスクリームが売られていた。 まさに【誰でも知ってる秘島】になる前夜といった様相だった。
ただし、アダン、ラウィといった大きな島に守られるように位置するリペは、あの大津波の影響をほとんど受けなかったようで、まだまだ、その美しさは、初めて訪れる者に感嘆の声を挙げさせている。
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ハジャイの駅を背に、左手前方のミニバス乗り場は変わらず。サトゥーン行きは、30分に1本。パクバラ行きは、1時間に1本。
ここではジョイントチケットも扱っていて、パクバラからのスピードボートを強力にプッシュされる。サトゥーンからのボートに乗りたいというと、今日は、間に合わない旨のウソをつかれ、仕方なくパクバラ行きのチケットをとる。 -
パクバラからのスピードボートは、全長7〜8m、3基の船外エンジンを積んだタイプ。(たしか、チュンポーンからコ・タオへ行くのと同じ・・・?)
リペまで1時間との事だが、実際はきっちり1時間半だった(笑)。独断を承知で言ってしまえば、高速の護送船ってところか。 -
中間地点にある、コ・カイも、通過してしまうのがもったいないくらい美しい島。天然のトンネルが有名で、その写真は、数多くポスター等に使われているので、見かけた人も少なくないのでは?
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強烈な日差しの下、水平線の向こうにリペが見えてくる。みるみる近づく懐かしい島影。
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アンダマンリゾート前の遠浅に、コンクリートの桟橋の跡がある。はるか以前には、この立派な桟橋が使われていたのだろうか? 私はその、現役時代を知らないが・・・。
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そんな桟橋のない今は、沖合いでルア・ハン・ヤオ(木造の小船)に乗り換える。どのビーチ(どのリゾート)へも運んでくれるのだが、3年ぶりの今回、コレが、50Bに値上げされているのに、まず、驚いた。
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夕暮れ前、パタヤビーチでの一コマ。
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サッカーに興じる少年たちの頭上では、【夜】になる前の、色のドラマが始まっていた。
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カオパット(タイ風炒飯)70B!がまかり通る、今のリペだが、格安なシーフードレストランもある。毎晩7時半ともなれば、満席。安くてうまいトコロは、みんなよく知っている!
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この日は、イカと、ミドリイガイは、炭火焼に。エビはチュッペントート(フリッター)に。
ビア・チャン(象ビール)は、大瓶を2本。 -
'04暮れのTSUNAMI以降、監視塔や、避難誘導看板などが整備された。
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一般電話、携帯電話のアンテナ塔。
椰子の木よりも、はるかに高いアンテナが立ち、当の島民たちは、ゆたかになったのだろうか?
もちろん、TSUNAMI以降の災害対策の為に、立てられたのはわかるけれど・・・。
もはや、この島に、【便利でない、心地よさ】や、【不便からくる、開放感】は、ない。 -
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人が増えた。リゾートだらけ。店だらけ。物価高い。と、散々、悪態をついたが、人の増えたパタヤ・ビーチでコレ。(笑)
しかし、遠くない未来に、このビーチがパラソルだらけにならないとは、限らない。 -
南の島の日陰には、睡魔が棲んでいるようだ。
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ここも、シエスタ !?(笑)
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Zzzzzz・・・・・
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パタヤ・ビーチ。
日なたに過ごし方あり。日陰にも過ごし方あり。
時間は、ゆったりと・・・ゆったりと・・・。 -
ダイビング・ショップの店頭には、翌日のツアー・スケジュールが掲示されていたりする。
また、マスク&シュノーケル、フィン(各50B)などを個別に借りて、シュノーケリングを楽しむ事もできる。泳ぎに自信のない人には、ライフ・ジャケット(50B)もあり。 -
出現した、本格的リゾート。最高価格の部屋は2400B!「そんなもんか」と笑うなかれ。5〜6年前までは、この島にあったほとんどのバンガローが、2〜500B程度の、【割とマシな弥生式住居】だったのである。
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Bundhaya リゾートのディーゼル発電設備。
ほんの少し、リゾートのグレードを上げようと(冷蔵庫、エアコン、等々)発電量を増やす、その裏では、小さな島に似つかわしくない、猛々しく強大なエンジンが、唸りをあげて、それを支える事なる。 -
【昼】と【夜】の間には、夕暮れという「情緒」が、たおやかに存在する。
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3日目は、ボートをチャーターして、シュノーケリング&フィッシングへ。
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アンダマンリゾートの、青い屋根を左手に見て、出発!
昔は、ここにリーペ・リゾートがあり、長屋形式のひと部屋が50Bだった・・・(しみじみ)。 -
サンゴに囲まれたコ・ヤンの向こうにコ・ラウィ。今回は、ヤンを右手に見て、もう少し足を延ばす事に。
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この日は、潮の流れが速く、釣果はイマイチだったが、それでも、遅めの昼食には充分な量。フエフキダイ、イトヨリ、アイナメ。焚き木を集めてきて、直火焼。
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葉っぱをテーブルにして、焼けあがった魚を手で食べる。中でもイトヨリは、上品な味で、文句なし! 自家製ナムチム(調味料)の威力も手伝い、ご飯は2回おかわり!(笑)
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さんざん肌を灼いた太陽が、1日の勤めを終える頃、我々のボートも、リペへの帰路に。
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帰りは、パクバラではなく、サトゥーン(タンマラン港)へ。パクバラからのスピード・ボートが、海のミニバスとすると、こちらは、海のエアコン路線バス。あくまで個人的見解だが、私は、こちらを強くおススメする。
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タンマラン港の建物。ここからは、ランカウィ島へ、フェリーが1日3便。クアラ・プルリスへは、人数が集まり次第、出発。れっきとした国際港です。パクバラ港のように、謎の「港湾使用料10B」なんていうのもありません。
建物の中には、チケット・ブース、旅行代理店(※)、クーポン食堂、コンビニなどがあります。
※旅行代理店では「ハジャイまで130B」などのチケットを扱っています。これは、乗用車でサトゥーンのミニバス乗り場まで送ってくれて、ミニバスでハジャイへ。というものです。通常は、人が集まり次第出発のソンテオ(20B)で、ミニバス乗り場まで行きます。(サトゥーン―ハジャイは80B) -
島の東側は、ローカルなエリア。村があり、比較的安い飯屋や、雑貨屋も見受けられる。目の前の小島の右から裏手にかけては、シュノーケリングに向く。マウンテン・リゾートも、東側北端のアンダマン・リゾートに続く。
南に面したパタヤ・ビーチは、非常に細かい真っ白な砂が印象的で、タイでも屈指の美しいビーチだ。一方、年々、リゾート、レストラン、バーが増えているのもこのビーチで、今は、まだ、学園祭の模擬店レベルの店が多いが、今後は、油断ならない。ちなみに、このビーチは、あまり、シュノーケリングには、向かない。
北西中央にある、ただ1軒の、ポーン・リゾートは、砂もそれほど白くなく、シュノーケリングにも不向きだが、静かで、マウンテン・リゾートが出来るまでは、唯一、夕日が見られるリゾートだった。リピーターが多い。
いずれにしろ、周囲4kmという、小さな島なので、くまなく散策しても、1日あれば充分だ。
また、何の意図もないが、もしかすると、あなたが求めている物は、パタヤのモンキー・レストランで、ティンというヤツから手に入るかも知れない。
長らく一定だった入島者数も、ここ4〜5年、欧米人の(特に、若い世代の)急増ぶりが見られ、2000年公開の映画「ザ・ビーチ」の影響がじんわりと、出てきているのかも知れない。日本人に紹介しようがしまいが、とっくに【走り出して】しまっているというわけだ。
来年、この島に行こうと思っている方、日本人かと思ったら、声を掛けてみてほしい。それがワタシかも知れないから(笑)!獅子か、象か、はたまた虎か、いずれにせよ、今夜も、アンダマンの海に、「乾杯!」
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この旅行記へのコメント (3)
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- りかさん 2007/12/10 00:21:39
- 今月末に行きたいと思っています。
- ペナンに住んでいます。
子ども達の学校が休みなのでどこかに連れて行かなきゃ・・・でもあまり遠いところは無理!と思って今回ターゲットにしたのがりぺ島。
以前パッバラからふつ〜のボートに乗って延々6時間かけて行ったことがあるのですが、サトゥンからスピードボートがあるという未確認情報がBALLさんの情報で確かなものになりました。
ただ出港時間が判らないので、ペナンから行ったらサトゥンに一泊かなぁと思いますが・・・。
小さな子ども達を連れて行くので、もう少し調べてみることにします。
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- たけしたいさん 2007/04/10 20:38:34
- むちゃくちゃ行きたくなってきました
- はじめまして。
めちゃくちゃよさそうですね。リペ島。
実は、明日から、フィリピン・セブ島に行くのですが、今一気持ちが盛り上がってこなかったところで、リペ島を知ってしまいました。
あと、もう少し早く知っていれば・・・。なんて思っています。
今年の年末にまた、タイ・ランタ島に行く予定なのですが、気持ちがちょっとぐらぐらしてきました。
- 8BALLさん からの返信 2007/04/18 17:09:52
- RE: むちゃくちゃ行きたくなってきました
- ご訪問、ありがとうございました。
セブは、いかがでしたか? ワタシは、フィリピンはマニラにのべ10日ほど滞在した事があるだけですが、それも、もうずいぶん前の事になります。
同じ東南アジアの中でも、人は、タイ人よりフィリピン人のほうが、カラッとしていますね。憎めないヤツっていうか・・・。
リペの営業は、(今も変わってなければ・・・)4月下旬ころで終了です。モンスーンの影響が強いため、12月下旬〜4月下旬の季節営業です。
来シーズン、現地で、お会いできるといいですねぇ。今後ともよろしくお願いします。
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