残雪の蔵元とトランジット白鳥ご一行様

2007/03/24 - 2007/03/24

そろそろ、遅い春もそこまで来ている、はず！？
比較的ご近所だったイタリアンが、栗山の小林酒造の蔵群に引っ越して１年以上過ぎた。なぜか、あの、パスタが食べたくて、それに、美味しいお酒もgetしたいし、ランチタイムに向けてく栗山に車を走らせた。途中、長沼市街に向かって走っていると、なんと、川に白鳥さんたちの姿。おや、こんなところにも来ていたん、知らんかったと。なぜか怪しい九州弁。（東京タワーの余韻）いや〜ぁ会いたかったとぉ。車を停めて、しばしご対面。話しかけても、クワァクワァと啼いてばかりいる白鳥さん♪。私も寄り道はこれまで。お腹が空いた。一路、栗山へ。お目当てのイタリアンは小林酒造の蔵群の一角にある。なつかしホールの中。満席で１５分ほど待たされた。繁盛していて何よりです。パスタをやめて、ｲﾍﾞﾘｺ産豚のソテーに。食後は記念館で、ココでしか入手できない大吟醸を量り売りで５００MLＧｅｔ。それから長沼に向かう。すると、田んぼ（この辺は米どころです）で白鳥さんたちがなにやら集まって何してるの？落穂拾い？”ミレー”ばそう見える。またまた、車を停めて、そーっと近づき、ロシア語できへんけど、日本語OK?。しばし眺めて、肌さす強風に耐え切れず退散。マオイの道の駅で、ちょっと買い物でも。敷地内に、人気の農産物の販売所があるので、何か探して見ようと寄ってみる。まだシーズンオフで、閉まっているテナントもあって淋しい。蕪の漬物ｇｅｔ。道の駅の売店で、ススキのﾋﾞｰﾙ、こんな所で、見るとは。薄野のお店には何度か行って、美味しかったのを思い出す。ココであったが１００年目！？即get。さあ帰ろう。思いもよらなかった白鳥さん、ｲﾍﾞﾘｺさん、大吟醸さん、ﾋﾞｰﾙさん、に遭えて幸せ。有難う。我が家まで５０分、途中オービスに注意して帰ります。ルンルン。

エリア 追分・穂別・長沼(北海道)

おやおや。こんな所でお会いできて、光栄です。
久し振りの白鳥さん。「シベリアに帰る途中、立ち寄ったんです。」「いつまで居るの？」

「来年も来てね。」「食べ物有ればね。ところで何かあるの？」「・・・」

ここは、まおい運河って言うの。

小林酒造蔵群の１つ。なつかしホール。酒蔵

町おこし団体創２１が運営する多目的ホール。
中にレストランを併設。もとは酒米の精米所だった。

１５分ほど待ちました。

もういいかい？マーノエマーノ

パスタを食べに来たのに、あっさり変更。
青字でイベリコ産って書いてある！
スペインの記憶が甦る！

自家製のﾊﾟﾝも美味しかった。ジャガイモはたぶん北あかり。豚は、ウ〜ン。まあまあです。スペインの本場物には及びませんが、旨味がはっきりして、美味しかった。それにしてもお値段が手ごろすぎる。安くて文句を言ってはいけませんね。でも美味しかったからOKよ。

酒造り用のお水を、小林さんから分けていただいているそうです。美味しい水でした。す〜っと入るので何杯でも飲めます。

なつかしホールギャラリーのオブジェ。

なつかしホールギャラリー。
加藤登紀子さんがホールで
何度かコンサートを行っています。

なつかしホールから。
左側は小林家。突き当たりに見えにくいが本社事務所も見える。

酒蔵入り口
団体１０名以上に限り見学OK。したがって私はダメでした。

蔵元北の錦記念館

館内は創業当時から使用されていたお酒に関する道具の展示。試飲ｺｰﾅｰと売店がある。

館内に入ると、めでたい。大黒様がお出迎え。

試飲ｺｰﾅｰ。
１０種類くらいありました。
残念ながら、飲酒運転はダメダメ。
鳳紋北の錦。これぞ原点。「ぽっぽや」にも登場。

道産の吟風で造られた両者。

量り売りしてもらいます。
通い瓶、５００ML入り。
ココだけでしか入手できない。純米大吟醸。
醸造用ｱﾙｺｰﾙなんて入っていません！！
キット美味しいはず。おうちに帰って・・・。
楽しみだ〜ぁ。
通い瓶というネーミングチョッとね。
私は狸ではありません。通い帳など入りません。
ちなみにこの瓶を持ってきたら１００円引きです。

オシャレな瓶です。

酒蔵
石蔵（札幌軟石）とレンガ造りの蔵が約１万坪の敷地内には１８棟も点在する。

大正。昭和の暮らし展示場
明治時代の旧精米所を使用。

創業明治11年。
「商標の北の錦」は初代小林米三郎が北海道で錦を飾ろうという意気込みを表した。

栗山を後にして、長沼市街に向かう。途中、目に飛び込んできたこの光景。白鳥さんたちが、雪解けの田んぼで泥に埋まりながら、何してるの？田植えにはまだ早い！？（ボケ）落穂ひろい、ミレーば分かるでしょう。お食事中。昼寝してる方もいる。

「そろそろ、運河に帰ろうか？」
「ちょっと待って。」

長沼市街を抜けて、国道２７４号線沿いの「マオイの丘公園」道の駅に寄る。シーズンの週末は行楽客で混んでいる。が、シーズンオフは人気も余り無い。

道の駅の玄関前に人気の農産物直売所がある。シーズンオフで、8店のうち閉まっている所もあった。美味しそうな自家製蕪の漬物をget。

道の駅内の売店で、すすきのビールを見つけた。薄野麦酒と言う、薄野にある地ビール店の製品だった。そのお店には何度か行って事がある。料理も美味しいし、ビールもいける。缶ビールを販売していたとは知らなかった。試しに1本get。

さて、そろそろ帰ろうと外に出た。クワックワッと白鳥の声。皆さんも運河に帰るの？私も札幌に帰るよ。さあ、オービスに注意してボチボチ帰るとするかな。今日は思いがけなく白鳥にも会えたし、イベリコ豚も食したし、美味しいお酒もget出来たし、春の足音も聞こえたようで、感謝感謝。

この旅行記へのコメント （2）

• nao0880さん 2007/04/03 08:10:09

  狸

  こざくらさん、こんにちは。
  訪問ありがとうございます。
  通い瓶、500ml、いいですね。
  狸のイメージを持ってすぐ下に狸の文字がありました。
  この瓶なら100円足してもいいですね。
  ペットボトルに大吟醸は似合わないと思いますから。
  私のほとんど訪れたことのない北海道。
  一度だけ、女満別・北見・網走を出張で訪れたのみ。
  行きたいところがたくさんできてきました。
  ではまた。

  こざくらさん からの返信 2007/04/03 19:51:03

  RE: 狸

  nao0880さん、書き込み有難うございます。
  こざくら改めぽんぽこで〜す。
  このお酒は大吟醸にありがちな
  フルーティさが強調されず、コクもあり、
  切れの良いお酒でした。
  
  nao0880さんの、湯布院のビール、美味しそうでしたね。
  
  それに、京都の渉成園の写真が素敵でした。
  京都駅の近くで、こんなエアーポケットがあるのですね。
  鴨ちゃんもスイスイ。
  京都は紅葉の時季に02、05年に訪れましたが
  ココは全く知りませんでした。今度、是非行って見たいと思います。
  
  大分の明礬温泉も、初めて、知りました。
  九州には、殆んど行ったことが無いのです。
  旅行記にお邪魔しますのでよろしくお願いします。
  
  今日も雪がチラつき、春が足踏みしています。
  桜さんは5月頃やってくるようです。待ちくたびれそう。　
  ではよろしくお願いします
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こざくら