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初めて仕事で行く海外。<br />そして、初めて行く街・ウラジオストク。

ウラジオストクを初訪問

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2006/12 - 2006/12

801位(同エリア827件中)

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5

JIC旅行センター

JIC旅行センターさん

初めて仕事で行く海外。
そして、初めて行く街・ウラジオストク。

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  • 私の2006年の仕事を締め括ったのは、ウラジオストクへの添乗出張である。期間は12月28日から30日までの3日間。初日は添乗、2日目はホテル視察、3日目は帰国するだけという内容だった。たったの3日間だったが、初めて訪れた場所ということで見るもの全てが新鮮に感じられた。

    私の2006年の仕事を締め括ったのは、ウラジオストクへの添乗出張である。期間は12月28日から30日までの3日間。初日は添乗、2日目はホテル視察、3日目は帰国するだけという内容だった。たったの3日間だったが、初めて訪れた場所ということで見るもの全てが新鮮に感じられた。

  • まず初めに、気温の低さに驚かされた。出発前、散々「ウラジオストクはアホみたいに寒い」と言われていたにも関わらず、インターネットの天気予報で調べた「−10℃前後」という表示に安心し、モスクワの冬を過ごした時と同じような格好でウラジオストクへ旅立ったのである。モスクワで−20℃を体験したことがあるため、完全に甘く見ていた。2 日目の朝、某現地旅行会社の方に気温を尋ねると、「今日は−12℃だけど、風が吹くと体感温度は−40℃くらいになるよ♪」と言われ愕然とした。−40℃なんて…既に未知の世界である。<br /><br />そして訪れた「鷲の巣展望台」。ウラジオストク港を見渡せて感激…するよりも先に風の冷たさにショックを受けた。−40℃は決して嘘ではなく、「寒い」というよりは「痛い」という感覚。この日はホテル視察のため、車から降りたり乗ったりを何度も繰り返していたのだが、車から降りるたびに運転手のイーゴリさんに「手袋は!?帽子は!?しっかりかぶりなさい!!!」と言われたものである。自分としては相当な厚着で来たつもりだったが、港町に吹き荒れるのは「服を着ている意味がない」と思ってしまうほどの冷たい風であった…。

    まず初めに、気温の低さに驚かされた。出発前、散々「ウラジオストクはアホみたいに寒い」と言われていたにも関わらず、インターネットの天気予報で調べた「−10℃前後」という表示に安心し、モスクワの冬を過ごした時と同じような格好でウラジオストクへ旅立ったのである。モスクワで−20℃を体験したことがあるため、完全に甘く見ていた。2 日目の朝、某現地旅行会社の方に気温を尋ねると、「今日は−12℃だけど、風が吹くと体感温度は−40℃くらいになるよ♪」と言われ愕然とした。−40℃なんて…既に未知の世界である。

    そして訪れた「鷲の巣展望台」。ウラジオストク港を見渡せて感激…するよりも先に風の冷たさにショックを受けた。−40℃は決して嘘ではなく、「寒い」というよりは「痛い」という感覚。この日はホテル視察のため、車から降りたり乗ったりを何度も繰り返していたのだが、車から降りるたびに運転手のイーゴリさんに「手袋は!?帽子は!?しっかりかぶりなさい!!!」と言われたものである。自分としては相当な厚着で来たつもりだったが、港町に吹き荒れるのは「服を着ている意味がない」と思ってしまうほどの冷たい風であった…。

  • 2日目、昼食をとるために「ノスタルジア」というレストランに行ったのだが、このレストランには郷土のおみやげ物が売られているスペースがあった。色々な物が売られている中、日本出身であろう「萌え〜」な感じのイラストが描かれているポストカードを発見。金髪で、キラキラした大きな瞳を持つ幼女。さらには頭に猫の耳がついていて…。それを見た現地旅行会社の女性が「これは日本の絵でしょう???とっても可愛いね」と、一言。まぁ確かに可愛いかも知れないが、そういう絵に萌えることが出来ない私は思わず口ごもってしまった。萌えブームはウラジオストクにもやってきているのだろうか…。

    2日目、昼食をとるために「ノスタルジア」というレストランに行ったのだが、このレストランには郷土のおみやげ物が売られているスペースがあった。色々な物が売られている中、日本出身であろう「萌え〜」な感じのイラストが描かれているポストカードを発見。金髪で、キラキラした大きな瞳を持つ幼女。さらには頭に猫の耳がついていて…。それを見た現地旅行会社の女性が「これは日本の絵でしょう???とっても可愛いね」と、一言。まぁ確かに可愛いかも知れないが、そういう絵に萌えることが出来ない私は思わず口ごもってしまった。萌えブームはウラジオストクにもやってきているのだろうか…。

  • 次に驚かされたことと言えば右ハンドルの車の多さだろう。モスクワよりは確実に日本車が多いという印象を受けた。さらに、「○○シーフーズ」「○○酒店」などと、車体に日本語が書かれた車も多々見かけた。まさか○○酒店がウラジオストクまで配達に来ているわけでもないだろうし…。と言うことは、もしかしたら盗難車?いや中古車か…。

    次に驚かされたことと言えば右ハンドルの車の多さだろう。モスクワよりは確実に日本車が多いという印象を受けた。さらに、「○○シーフーズ」「○○酒店」などと、車体に日本語が書かれた車も多々見かけた。まさか○○酒店がウラジオストクまで配達に来ているわけでもないだろうし…。と言うことは、もしかしたら盗難車?いや中古車か…。

  • 3日目、午前11時にホテルを出発。前日にも運転手をしてくれたイーゴリさんが空港まで連れて行ってくれた。彼は運転しながら、「これは××教会だよ」「あそこに見えるのは●●大学」「この建物の裏には拘置所があるんだ」「ウラジオストクはここまでで、その印としてこのモニュメントが建っている」「このレストランはなかなか美味しいんだけど、中心部からは遠くて観光客には使いにくいかな」「この線路がシベリア鉄道の線路で、モスクワまで繋がっているんだよ」などと、実に様々なことを教えてくれ、その細やかな説明に感動した。<br /><br />空港に到着後、ここでお別れすると思いきや中までついてきてくれ、待ち時間もずっと一緒にいてくれた。チェックインが始まり、出国手続きをしている間もずっと部屋の外で見守っていてくれ、私が振り向くたびに手を振ってくれたイーゴリさん。前の日にお会いした旅行会社の方が「イーゴリは本当に良い運転手なのよ」と言っていた意味が改めてよく分かった瞬間である。<br /><br />彼が言った「冬は寒いから、夏にもう1度おいで」という言葉を胸に、また来たいなぁと思いつつ大きな国の小さな空港を発った。

    3日目、午前11時にホテルを出発。前日にも運転手をしてくれたイーゴリさんが空港まで連れて行ってくれた。彼は運転しながら、「これは××教会だよ」「あそこに見えるのは●●大学」「この建物の裏には拘置所があるんだ」「ウラジオストクはここまでで、その印としてこのモニュメントが建っている」「このレストランはなかなか美味しいんだけど、中心部からは遠くて観光客には使いにくいかな」「この線路がシベリア鉄道の線路で、モスクワまで繋がっているんだよ」などと、実に様々なことを教えてくれ、その細やかな説明に感動した。

    空港に到着後、ここでお別れすると思いきや中までついてきてくれ、待ち時間もずっと一緒にいてくれた。チェックインが始まり、出国手続きをしている間もずっと部屋の外で見守っていてくれ、私が振り向くたびに手を振ってくれたイーゴリさん。前の日にお会いした旅行会社の方が「イーゴリは本当に良い運転手なのよ」と言っていた意味が改めてよく分かった瞬間である。

    彼が言った「冬は寒いから、夏にもう1度おいで」という言葉を胸に、また来たいなぁと思いつつ大きな国の小さな空港を発った。

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