2004/07 - 2004/07
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kasumieさん
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私にとってロワール谷といえばバルザックでしょうか。学校でバルザックの「谷間のゆり」を読む機会があったのだけど、当時は葡萄畑とか、シャトーとか全然イメージできないし、行ってみたいなってずっと思っていました。
そんな訳でオペラ座周辺の旅行代理店を回って一番安いロワール古城めぐりツアーをお申し込み。立ち寄るお城は、ブロワ城、シュノンソー城、シャンボール城。小説の舞台であるトゥールには行かないけど、似たようなものだよねと一人で納得。
ちなみにこの作品は貴族の夫人と青年のプラトニックな恋愛とその苦悩を描いた恋愛小説です。ロワール地方に行くなら読んでおいて損は無いです。
これらのお城は建物自体とってもきれいなんですけど、フランスの歴史を勉強してから行くともっと良いと思いますよ。
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パリから出発したバスは初めにブロワ城へ。
バルザックはブロワ城を「3つの異なった建築様式、3つの時代を表している」と表現しました。
3つの異なった建築様式、時代とは、古代の建築様式、中世の建築様式、ルネッサンスの建築様式のことを指しています。
写真だと手前がルネッサンス様式の建築様式のフランソワ1世翼棟。階段は見せるためのもの。写真ではわかりませんが建物は左右対称になっています。
この建物の3階はギーズ公が暗殺された部屋や、その様子を描いた絵画が飾られています。
その隣が古典主義様式のガストン・ドルレアン翼棟です。 -
建物にかけてあった絵。ジャンヌダルクとシャルル7世かなー?
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中世の様式の建物のルイ12世翼棟。入り口の上にある彫刻はルイ12世の騎馬像です。
石と交互に組まれたレンガ(写真みたいな感じ)と大きな淡い色の石、当時はあまりなかった左右対称の建築様式がとられています。 -
古典主義様式のガストン・ドルレアン翼棟の中から。
このお城は数々の陰謀の舞台となった血生ぐさーい場所だったようです。 -
お昼を食べて今度はシュノンソー城へ。しかし天気が最悪に…ゆっくり歩ければとってもロマンチックな並木道を友人と全速で走り抜けます。
お城はとても優雅な感じ、お庭もきれい。だけれどもちょっと運が悪かった(笑)。 -
ロワールのお城はそれぞに物語があって面白いです。シュノンソー城には王の正妻が作った庭園と寵姫が作った庭園があり今でもその美しさを競っているとか。微笑ましいというか、怖いというか。(笑)
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お城の傍に建つチャペルのステンドグラス。
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厨房。フライパンがいっぱい、人でいっぱい。
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ロワールのお城では最大のシャンボール城。さっきの雨が晴れて空がくっきり。このお城は要塞としてではなく美を誇るもの(二条城みないな?)という発想のもとに作られました。
建築様式は当時流行していたルネッサンス様式を用いたものです。城を作ったのはフランソワ1世。
正面から見るときっちり左右対称です。 -
このお城を設計した人が不明らしく、ダヴィンチが設計したという説(有力)から宇宙人が作ったという説まであり、なかなか面白いです。
そういわれるとなんとなーく人間離れしたような感じがしませんか?いや、しませんね(笑) -
かなり大きいお城ですが用途は主に狩をする時に使っていたようです。実際この辺は自然が多く、周囲33Kmは野生動物の保護区になっています。
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帰り道のお土産屋。
ここでカフェはとても気持ちよさそう。
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