フェリーに乗って～カモメと行く島原の旅～

2005/12/23 - 2005/12/24

2005.12.23～24の一泊二日でクリスマス旅行に島原へ行ってきました。福岡を発ち、愛車と共に熊本の長洲港から長崎・島原の多比良港まで有明フェリーに乗り、島原に上陸！！島原の雄大な山々も雪化粧で迎えてくれました。
歴史マニアの私たち、やっぱり行くのはマニアなとこばかりですが、その中から観光に良さそうなところを載せています。

エリア 島原(長崎)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船 自家用車

長洲港から多比良港へ向かうフェリー内で、カモメがずーっとフェリーに着いてきます。船内でカモメの餌が売っているので、購入し、早速餌やりに挑戦！！

初だったので、結構びびります。３羽もまとめてくると腰がひけます。でも楽し〜い♪家族連れの方も多くて子どもさんが夢中で餌やりしてました。

フェリーからの島原半島。雲仙が美しいです。

島原の定番島原城。記念撮影にもってこいです。

島原城では、憧れの武士♡に変身できます。

さらにテンションが上がっている私。出陣前のお殿様気取りです笑

島原城下には武家屋敷跡があります。

武家屋敷跡一体は保存されていて、雰囲気がとても良かったです。

川を見てはしゃいでいるのは私です。
この地区の真ん中を流れる川の水を当時は飲料水として使用していたそうです。

武家屋敷のうち、山本邸、篠塚邸、鳥田邸の３軒が一般に無料開放されています。これはその一つ、鳥田邸です。

当時の食事の様子を再現した人形が置いてありました。

お昼は、島原の郷土料理の具雑煮をいただきました。
島原城の前にある姫松屋本店さんで食べました。
具がいっぱいで腹十二分目位になります。あったまっておいしかったです。

こちらは「道の駅みずなし本陣ふかえ」　
普賢岳を望む水無川そばに位置する道の駅で国道251号沿いにあります。この場所は1991年の雲仙普賢岳噴火で特に大きな被害を被った場所です。
お土産やさんやお食事処の他に、土石流被災家屋保存公園や火山学習館があり、ちょっと楽しめて勉強にもなるスポットです。

道の駅みずなし本陣から見た雲仙普賢岳。今では穏やかな顔で見つめています。

道の駅みずなし本陣にある土石流被災家屋保存公園。どうしても行きたかった場所です。

公園内に入ると早速、被災家屋が目に飛び込んできます。埋まっちゃってます。

こちらも被災家屋です。土石流でここまで砂が来たらやっぱり恐いです。

テントの外には、普賢岳の噴火と被害、さらには復興に向けての説明がありました。

こちらはテント内にある被災家屋。当時被災した方々の苦しみが目に浮かぶようです。

これは被災家屋の室内の様子。自然の恐ろしさを改めて考えさせられました。今後も大切に保存していかなくてはいけないと思いました。

島原市内には、無料で利用できる足湯が２箇所あります。これがその一つ。一番街アーケードのがまだす駐車場内にある足湯です。

地元の方々に混じって足湯を満喫しました。あったかくてホンワカ気分になりました。

ここの足湯には飲泉所もあったので、ありがたくちょうだいしました。温泉の水を飲むとすごく健康になった気持ちがします。

島原城がクリスマスツリーに変身すると聞き、旅のメインをそれにしていたのですが、なぜかこの年はやっていませんでした。その代わり、灯籠が辺りをぼんやり灯していました。今はどうなんだろう？

島原城のクリスマスツリーが見れず、凹んでいた私たち。コンビニに行こうと島原外港の前を通ったらすごいことに！！「こりゃ見らねば！！」と慌てて記念撮影に行きました。

たくさんの動物たちが・・・！

雪ダルマも！！

トナカイもソリを引いて今にも飛び出しそう！！

カップルやご夫婦の記念になります。
島原外港のクリスマスイルミはすばらしかったです。

こちらは、眉山治山祈念公苑にあった観音像。この観音像は北村西望の作です。島原の市街を見渡せる所に立っているので、ここからの景色は抜群です。
観音像の周辺には450本の桜があり、夜桜も楽しめる島原を代表する桜の名所なんだそうです。

こちらは江東寺にある涅槃像です。
全長8.6ｍ、高さ2.12ｍで、お釈迦様が蓮台を枕に、入滅されるまで説教を続ける姿を現しているそうです。とても精巧な作りでした。

島原駅から見た島原城と雲仙の山々。

島原駅。城下町にふさわしい景観の駅です。

こちらは本光寺の山門。
島原市で最も古い建造物で、「切り妻流れ屋根造り」というめずらしい造りの山門です。
本光寺の境内には、松平家墓地、十六羅漢窟、常盤歴史資料館があります。

こちらが本光寺の十六羅漢窟。
円形の間から見える十六羅漢石像は見所です。

羅漢像は修行の苦しみと法悦の二相を表現しなければならないそうですが、私には楽しそうに笑っているお顔に見えました。

これは、島原まゆやまロード沿いにある平成新山展望園地からの雲仙の山々の写真です。
白く雪化粧をしているのが、日本で一番新しい山「平和新山」で、雲仙普賢岳の噴火によって形成された溶岩ドームのことです。
島原まゆやまロードは、島原市背後の眉山を迂回して、平成新山の間近を通る道路で、火砕流・土石流跡などを見ることができます。

これは、平成新山展望園地からの山とは反対側の写真。島原市街地と有明海が見渡せます。

これは土石流の爪あと。
島原まゆやまロードを走ると見ることができます。

大きな岩も流れています。当時の土石流の凄まじさを感じることができました。

２日間、島原を満喫し、帰りも有明フェリーで、今度は多比良港から長洲港まで。
そして、二度目のカモメの餌やりに挑戦。

おっ、見てる、見てる。

ナイスキャッチ！！あれ、後ろのカモメがうらめしそうに見てる。

来るか！？来るか！？

二匹がついばむところを見事激写！
う〜ん、満足・・・。

島原へのフェリーの旅、楽しかったです！！

この旅行記へのコメント （1）

• MechaGodzillaⅢ&703さん 2009/03/22 10:37:32

  多比良港〜長州フェリー

  はじめましてGodzilla.T&Nと申します。
  
  　多比良港〜長州フェリー、３２年前に妻とふたりで乗船したことがあり、カモメの写真を見て思い出しました。やはり妻がえさをやっていました。
  　みとさんの楽しさ・よろこびが伝わってくるすばらしい旅行記「カモメと行く島原の旅」・・ありがとうございました。