2006/12/28 - 2006/12/28
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kuropisoさん
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マリ2からの続き/
さて、昼食を済ませ、我々は今夜の宿泊地、セグーを目指す。
街の喧騒を抜け、車は幹線道路をひた走ります。
移動距離は235kmと書きました。
日本の感覚では「235km?高速で2時間くらい?」と考えてしまいますが、ここはマリです。どれぐらいかかるのか。。。
セグーまでの道路は幸い、舗装されてます。
フロントガラスのひびは気になりますが、いい感じで飛ばしてます。
この季節、マリは乾季です。
サハラ砂漠が程近く、とても乾燥してます。
鼻の中、カピカピになります。
又、埃っぽい。
気温は昼夜の差が大きく、昼暑く、朝夕は寒い〜。
車はボロいながらもエアコンがついてます。
それなりに涼しい車内。まあまあ快適。
さぁ、どんどん行きましょう〜。
と、その時!
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 航空会社
- ロイヤルエアーモロッコ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
ピッ!ピッ!ピィッ!
ピィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ!!!!
(擬音語、上手く表記できません!)
「え、やかん!?」
「お湯沸いたの??」
だれか、カップ麺でも頼んだのでしょうか?
お湯が沸いたようです。
ドライバー、車のスピードをガクンッと落とします。
低速にすると音が止みました。
???
皆んな何が起こったか分かりません。
そのまま暫く走行すると、又、
ピィィィィィィィィィィィィィィィッ!
んん?
車のメーターを見ると水温計が跳ね上がってます。
あぁ、これは!
車を路肩に停め、ドライバーが言い放つ。
「皆んな、車から降りろ!」
「うわぁ〜」
「きゃぁ〜」
「爆発する〜っ」
(すみません。オーバーでした。誰もここまでは。。
爆発するにしてもこういう感じではありません)
お分かりでしょうか?
オーバーヒートです!!!
(実は私は昨年まで乗っていた車で経験済み)
全員が降り、前の座席を持ち上げます。 -
「プシュ〜〜〜〜」
湯気をあげてます。
下を覗くと冷却水がポタポタ漏れてます。
水漏れによるオーバーヒートのようです。
少し冷ましてから、給水口を開けます。
「シュウシュウ」言ってます。
本来、我々の飲料水であるミネラルウォーターを飲ませてやります。
本当はクーラント(冷却水)とは純粋な水でありませんが、応急処置としては仕方ないでしょう。 -
行きかう車をぼけ〜っと眺めます。。
乗り合いバスかなぁ。
いっぱい荷物をツンデレ。
あ、間違い、つんでます。
(昨日、秋葉原行きました。←うそ。) -
トラックですが、人が沢山乗ってます。
武装勢力ではなさそうなので、
私は叫びます。
「乗っけてくれ〜いっ!!」 -
行きかう車が途切れました。。。
風の音しか聞こえません。。。
サハラ砂漠からの砂混じりの風。
少しづつ陽が傾いて来ました。。。
・
・
・
30分程度は過ぎたでしょうか。
車のエンジンかけてみます。
「ブロロロロ・・」。
メータの水温も平常値を指しています。
なんとか、応急処置の結果、難は逃れたようです。
我々を乗せた車は再度走り出しました。 -
オーバーヒートを懸念し、冷房は切りました。
ちょっと暑いですが、我慢です。
30分くらい走ったでしょうか?
す、すると、
「ピッ、ピッ、ピィィィィィィィィッ!!」
・・・又、お湯が沸いたようです。
もう、カップ麺は注文してないことは明白です。
「ピィピィ」鳴らしながらどうにか小さな村まで
辿り着きました。
ドライバーはさっき空にしたペットボトルを
その辺りにいた子供に手渡し、
「おい、こら、ぼうず。水入れて来いや。」
と、言いました。。
関西弁ではなかったと思いますが、
「お願いがございます。
水を入れてきて頂けないでしょうか?」
という態度ではなかったので、脚色しておきました。
「整備不良はあんたのせいだろ、なのに何だ?その態度」と日本人は思ったことでしょう。
ですが、マリでは年上のいうことには従うのが当たり前のことなのです。
子供はダッシュで井戸に向かいました。
我々は再度、車から降ります。
こちらではお母さんが子供へアセットしてます。
道路脇で?そう、これが当たり前なんです。
みんな思い思いの時間を過ごしてます。
我々も思い思いの時間を過ごします。
本当は過ごすべきタイミングではないのですが。。 -
日本と比較すると、
経済的には豊かではないかもしれません。
だけど、家族の触れ合いは温かいものを感じます。
心の豊かさは日本に負けないかも。
〜〜
写真/T様ご提供分を編集 -
先ほどの写真の更にアップしてみました。
みんなおしゃれです。
赤ちゃんをよ〜く見て下さい。
ブレスもキマッてるし、ピアスも!!
(まあ、本人の意思ではないのでしょうが。。)
服装、ヘアスタイル、装飾品、
彼らは素晴らしいセンスを持っています。
それはこんな子供の時から磨かれるのですね。
〜〜
写真/T様ご提供分を編集 -
車に水を補給しました。
村から、来た道の方をを振り返ります。。
日暮れが近い。
本日の目的地 セグーまでは、
まだ半分くらい残ってるようです。。
の、野宿? -
マリのサバンナに夕日が沈みます。。。
美しい夕焼けです。
・
・
・
我々のこの状況、やばいんじゃない? -
あ、又、乗り合いバスです。
「お〜い!乗っけてくれ〜〜〜い!!」
「て、ゆ〜か、助けてくれ〜!!」
陽が殆ど沈んだ頃、車のご機嫌が直りました!
さぁ、行程を急ぎましょう!!
本当ならば、夕方にはセグーに着き、
ニジェール河の河岸を散歩してハマダラ蚊に刺される予定だったのが大きく狂ってます。
晩飯抜きの危機となってます。
腹減ったよ〜。 -
車はセグーに向けて、闇夜を爆走します。
恐らく時速100km/h程度なのでしょうが、
日本の高速道路とかに比べて照明、街灯等がないので、本当に怖いです。
又、路肩も整備されてないので、対向車が来ると、落ちるのではないかと。。。
ただ、日が暮れて気温も下がった為、
車はオーバーヒートしなくなりました。
(恐らく一時的でしょうが。。)
画像はバマコ−セグー間の地図。
その上はマリの紙幣。
紙幣についてはこの後、別の旅行記でお話します。
・
・
・
〜〜〜車〜〜〜
さて、1時間程度走ったでしょうか?
ちらほらと街の灯りが見えてきました。
なんとか、セグーに到着出来たようです。
予定されていた、河岸の散策は、真っ暗で出来るはずもなく、すぐにホテルに直行します。
「は〜い、荷物を開ける時間はありません〜
すぐお食事で〜す(^o^)」と、
添ちゃんは非情な言葉を発します。 -
確かに時間は午後9時くらいだったでしょうか?
予約してあったのでどうにか食事が待っていてくれたようです。。
食べかけの写真ですみません。
スープの向こうにビールがあります。
マリはイスラム教徒が6割といいましたが、
いろんなことに寛容で、旅行者は普通にお酒が手に入ります。
レストラン等も酒類がそれなりに置いてあります。
普段大酒飲みではないのですが、気候が乾燥しているので喉が渇いたのか、ビールは「激旨」です。 -
早々に食事を終え、みんな部屋に戻りました。。
私も部屋に戻りました。
香取線香に火を点けました。
蚊はいそうにありませんが、念のため。。
幸いシャワーもお湯でしたし、小奇麗なホテルです。
シーツも清潔で、私はさっさとベッドに潜り込みます。。。
と思ったけど撮影済みフィルムの整理を始めると
一時間くらい経ってしまった。
デジならこんなことないのに。。
〜〜〜〜
さて、明日も早い出発だそうです。
なにせ、明日は565kmの移動。
今日の倍の距離を走る予定です。
明日の朝、ドライバーは車の故障をキチンと直して来るのでしょうか。。。?
いや、この時間、車の修理工場は既に閉まっているでしょう。。。
いやいや、そもそもこのセグーにそんなものがあるとは思えません。。。
きっと、ドライバーはそれくらいの故障、自分で直す技術は持っているに違いない。
きっときっと、直してくる。そうに違いない。
きっときっときっと、明日はいい日になるだろう。。。
でも違った。(T.T)
〜〜〜〜
マリ4へ続く
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ginさん 2007/04/09 17:04:14
- MALI !!!
- 始めまして,今マリの旅行記を拝見させていただいています同じ頃同じコースをまわっていたのでとってもなつかしいです,写真の風景などを見ると感激です. Kuropiso さんがセグーへむかっていた頃私は貨物船でモプティからトンブクトゥへむかっていました. 次へ進みます..... Gin
- kuropisoさん からの返信 2007/04/12 23:27:02
- RE: MALI !!!
- ginさん
書込み有難うございます。
お独りだったのですよね?
すごいですね〜。貨物船とのことですが、
何日くらい乗船なさったのでしょうか?
私も時間が許せば船旅をしてみたかったですし、
もっとゆっくり旅したかったです。。。
ジェンネの旅行記拝見させて頂きました。
私の旅行記はまだまだジェンネに辿り着きませんが。。(笑)
ツアーの場合、ジェンネを月曜市に重なるようにスケジュールを
組むのですが、我々の場合、タバスキのお祭り後の元日だったので、
月曜なのに閑散としてました。(T.T)
写真でみるような混沌とした雰囲気を味わいたかったのですが、
仕方ないですね。。
2度目って感じで、簡単にいける場所ではないので、
ginさんの写真をじっくり拝見させて頂いております。
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