【tefu*tefu】激活杭州・ホテル＆お食事の巻

2007/02/09 - 2007/02/10

お茶が好き。
散歩が好き。
雨が嫌いじゃない。
一人が嫌いじゃない。

そんな私にピッタリの街かも。杭州。

エリア 杭州(中国)

この日の宿泊は、浙江世界貿易中心大飯店。(http://www.wtcgh.com/japan.html)
ロビー〜エレベーターホール〜廊下と、ほんのり石鹸の香りが漂い、清潔感のある綺麗なホテルです。
ホテルのフロントも全員すごく感じがよい。英語も中国語もわかりやすかった！(日本語スタッフもいるようです)
何より女性のスタッフがにこやかなのに少々驚く。。(中国に来て初めて優しくされた・笑)
フロントだけじゃなく、お部屋やロビーを清掃している女性もにこやかに挨拶してくれる。
これってめちゃくちゃすごくない？

チェックインの時間は12時だったのだけど、10時半に着いてしまった私たち…。
荷物だけでも預かってもらおうと思ったら、お部屋に通してくれました。

さて。お部屋。
ベッドメイクがシンプルで可愛い！
赤とゴールドのクッションは、派手すぎない模様と柔らかい手触り。
シルクの街なのを品よくアピール。

お茶器のセットもシンプルで品のよいセンスです。

デスク周り。
ビジネスユースも多いと聞いていた通り、LAN回線だけじゃなく、引き出しがサブスペースになる仕掛け。
窓も綺麗に清掃されていて、天気がよくない今日のような日でも明るいお部屋でした。
レターセットなどが入ったパッドには、地図が入っており、これがなかなか使える！
西湖だけでなく駅や郊外の名所、小さな道の名前までしっかりカバーしています。
お持ち帰りしてよかったのかわからないけど、お持ち帰りしてしまった。

テレビは28インチくらいでしょうか。
リモコンも使いやすいので、中国語がわからなくても操作が簡単。
着いた日、何気なくつけた武侠ドラマは…趙薇ちゃん出てた！
「還珠格格」(←武侠じゃないじゃん)の第一話。
可愛い…。これじゃ私たち外出できないじゃないかー！
このあと「神雕侠侶」の第一話も放送予定でございました。(見てないけど)

バスルームに備え付けられていたアメニティ。
ナチュラル感があって◎です。
バスローブもありました。
中国のホテルでは珍しいと思ったのですが、、、どうでしょ？
また、ここのホテルには普通の蛇口の他に、浄水器が設置されています。
これで歯磨きも辛くない！

杭州のお水は上海よりも臭くなくて、バスダブにお湯をはっても気になりませんでした。

電話はプッシュ。

この日のランチは、北山路にある「大宅門」というレストラン。
元は寺院だったそうですが、外観もさることながら、内装がステキ。赤を基調としたモダンな雰囲気です。
インテリアのセンスもいいです。
店員さんも気さくな感じ。男の子が多かったのはなぜだろう？

私たちのテーブルを担当した男の子は、言葉が通じないのでゼスチャーで美味しさを表現してくれた(笑)
お会計の時、ためしに「請給我発票(領収証下さい)」と言ってみました。(こんな簡単なものでもドキドキする・笑)
キャッシュで支払ったにも関わらず、なぜかサインを求められる私…。カウンターにいた女性に「ちゃうやろ」的に突っ込まれる彼。可愛いキャラやな。

テーブルはこんな感じでセッティングされてます。
青いタイルがオシャレなテーブルに、白い食器が映えてますね。
私たちは椅子席でしたが、ソファ席もあり、テーブルのタイルもいろんなタイプがあるようです。
西湖が見える席もあるので、空いていたらアピールして座らせてもらった方がいいかも。

私がオーダーしたのは、千切りのピーマン、もやし、しいたけ、きくらげ、にんじんなどが和えられた冷たい一品。
「これ頼んでいい？」
と聞いてみると、きぃちゃんは固まってる。(彼女はピーマン、にんじん、しいたけが嫌いなので・笑)
ムシムシ。
きぃちゃんのオーダーは牛肉のお料理。宮廷料理らしいです。
どちらも名前がわからない…。

ここでミラクルが起こる！
あんなに好き嫌いのあるきぃちゃんが、なんとこの千切りのお料理をパクパクと食べつくすではないですか！
私よりも食べてたで…
彼女曰く。これならピーマン食べられる、だそうです。
お味はうっすら塩味のシンプルなもので、シャキシャキしたピーマンやもやしの歯ごたえを楽しむ感じ。
日本人の好きな味だと思います。

私はこれが食べたかったの！
思わず箸をつけてしまい、一匹足りません。ははは…
龍井茶の葉が入っているので、臭くなくあっさりしていて美味です。
もしかして、センターのお茶をかけて食べる物だったのかもしれません…。
食べ終わって思いました(笑)

東京ロールという名前の巻き寿司。
周りに明太子、中に海苔と鶏肉が巻いてあります。
サッパリしていて美味しいです。
酢メシは甘いお酢で、いわゆる日本の酢メシとは違いますが、中の鶏肉の味がしっかりしているので味の濃淡があっていいと思う。
鶏肉は味噌と何か？ちょっと正体が判りませんが、香味を感じる味付けです。

サービスで出てきたフルーツ。
この季節にスイカを食べるとは思いませんでしたが、甘さ控えめで美味しかった！
二人で食べるには量が多くてきつかった。
正直、東京ロールはお持ち帰りして、散歩しながらパクつきたい気分でしたね。

西湖の散歩を終えホテルに戻るともう夜。
お腹は空いてないので、お茶でもしようということになり向かったのは「黄龍茶芸館」。
どうやら地元の人に馴染みの茶館らしいです。

めっちゃ光ってます。
外から見たらこんな感じ。

内装は、気取りがない地元な雰囲気満点。
古い建物で、使い古された道具類も特別気合いの入ったものではないのだけど、なんだか落ち着く空間。
店内はかなり暗い照明です。

店内には琴の生演奏。
まったりと音楽とお茶を楽しむ空間が至福のとき。

フルーツやお菓子は食べ放題。
きぃちゃん一人で甘栗食べちゃいました。

二人が飲んだのは龍井茶。ポットがデーンと運ばれてくるので、飲み放題。
様子を見ながら小姐がやってきて、空いたお皿を下げてくれたりお湯を足してくれたりします。
お茶はガラスの器に入って出てきます。(選ぶお茶によって色々なスタイルあり)
お茶の種類もかなりたくさんありました。

私たちは窓際のお席に座っていたのですが、後から韓国人の団体が押し寄せ、奥の部屋へと移動する羽目に。
私たち、お姉さんの琴のが聞きたいのぉ〜〜〜〜(涙)

通されたのは、奥の隠し部屋みたいなところで(これまた秘密基地みたいで楽しい)、おっちゃんたちの麻雀の音がジャラジャラと…
最初は静かだったんだけど、気づけば扉を開けっ放しにされてしまった。
このほか二楼にも部屋があるそうです。

小姐たちもトップスがチャイナ服でとてもキュート。
どこか可愛い乙女な雰囲気がするお店でした。