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ソーリオはスイスの好きな日本人にとって一度は訪れたいところだ。他のスイスの整ったところとはちょっと違ったイタリア的な辺鄙さが混じった日本の戦前の田舎に似た雰囲気が共感を呼ぶのだろうか。また私のように佐貫亦男や新田次郎の紀行文に影響された人もあろうか。<br />実はこの2000年の旅がかみさんと訪れた第一回で、第二回は2004年7月に今度は友人3人を案内したサンモリッツ中心の旅のときだ。この2004旅の年の記録は既に報告しているのでそれを併せて読んでいただければ幸いです。<br />http://4travel.jp/traveler/4nobu/album/10022560/<br />またこの地の雰囲気を見事に描写したフルリーナさんの名文をぜひ読んでいただきたい。<br />http://4travel.jp/traveler/fururina/album/1002278/<br /><br />追記:ピッツ・バディーレの岩壁に憧れて<br />第一回ソーリオの時に対岸のボンダスカ谷に素晴らしい岩壁の山が見えた。このときは曇り勝ちの天候で、はっきりと見えなかったが穂高・涸澤の入口にある屏風岩のスケールをずっとずっと大きくした岩壁だった。帰ってから調べると新田次郎の本にも小川清美のガイドブックにもこのピッツ・パディレのことが小さく出ていた。まことに、シャベルの意だというのがうなずける。<br />2004年に再びここを訪れたときには小川さんが通られてもっとよくその全貌が見えたと言われる中腹の道を選んだつもりがまたも失敗して天気がよかったのに全貌を見れなかった(上記2004年版に角度が悪いのですが掲載)。<br />その後この岩壁の直下の1900mにスイス山岳会の山小屋があることがわかった。次回は何とか都合をつけてそこまで登って見たいものだ。

2000年スイスの旅(5)ブレガリア谷(ソーリオからスタンパへのハイクとアルビーニョ湖)

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2000/08/02 - 2000/08/02

130位(同エリア186件中)

3

20

4nobu

4nobuさん

ソーリオはスイスの好きな日本人にとって一度は訪れたいところだ。他のスイスの整ったところとはちょっと違ったイタリア的な辺鄙さが混じった日本の戦前の田舎に似た雰囲気が共感を呼ぶのだろうか。また私のように佐貫亦男や新田次郎の紀行文に影響された人もあろうか。
実はこの2000年の旅がかみさんと訪れた第一回で、第二回は2004年7月に今度は友人3人を案内したサンモリッツ中心の旅のときだ。この2004旅の年の記録は既に報告しているのでそれを併せて読んでいただければ幸いです。
http://4travel.jp/traveler/4nobu/album/10022560/
またこの地の雰囲気を見事に描写したフルリーナさんの名文をぜひ読んでいただきたい。
http://4travel.jp/traveler/fururina/album/1002278/

追記:ピッツ・バディーレの岩壁に憧れて
第一回ソーリオの時に対岸のボンダスカ谷に素晴らしい岩壁の山が見えた。このときは曇り勝ちの天候で、はっきりと見えなかったが穂高・涸澤の入口にある屏風岩のスケールをずっとずっと大きくした岩壁だった。帰ってから調べると新田次郎の本にも小川清美のガイドブックにもこのピッツ・パディレのことが小さく出ていた。まことに、シャベルの意だというのがうなずける。
2004年に再びここを訪れたときには小川さんが通られてもっとよくその全貌が見えたと言われる中腹の道を選んだつもりがまたも失敗して天気がよかったのに全貌を見れなかった(上記2004年版に角度が悪いのですが掲載)。
その後この岩壁の直下の1900mにスイス山岳会の山小屋があることがわかった。次回は何とか都合をつけてそこまで登って見たいものだ。

同行者
カップル・夫婦
航空会社
  • 関連するブレガリア谷の地図。黄線コースをとりたかったのに赤線コースを通ってしまう。

    関連するブレガリア谷の地図。黄線コースをとりたかったのに赤線コースを通ってしまう。

  • サンモリッツからマローヤ経由でイタリア領のチアヴェンナ行きでプロモンティーヨで小型バスに乗り換え短い距離だが急な坂を上ってソーリオのポスト前の終点で降りる。ここは寒村の風情で道が狭く小さめのバスでもここまで。少し歩いた所の何でも屋で昼弁当のサンドイッチを仕入れ更に隣のジャムなどの特産品店で地図を買う。財布を出すときにこぼれた日本の飴をおばさんにプレゼントしたらおばさんも飴を出した物々交換となる。<br />石造りの町並みの中のせまい道を村の中心部へと風情を楽しみながら歩く。

    サンモリッツからマローヤ経由でイタリア領のチアヴェンナ行きでプロモンティーヨで小型バスに乗り換え短い距離だが急な坂を上ってソーリオのポスト前の終点で降りる。ここは寒村の風情で道が狭く小さめのバスでもここまで。少し歩いた所の何でも屋で昼弁当のサンドイッチを仕入れ更に隣のジャムなどの特産品店で地図を買う。財布を出すときにこぼれた日本の飴をおばさんにプレゼントしたらおばさんも飴を出した物々交換となる。
    石造りの町並みの中のせまい道を村の中心部へと風情を楽しみながら歩く。

  • いかにも素朴な生活感のある通路

    いかにも素朴な生活感のある通路

  • 村の中にある細長い屋根つきの水槽。共同の洗濯場?or野菜洗い場?。フランスの田舎でもこんなのを見た憶えが。

    村の中にある細長い屋根つきの水槽。共同の洗濯場?or野菜洗い場?。フランスの田舎でもこんなのを見た憶えが。

  • やがて村の中心の広場に出る。これといった産業のない狭いブレガリアの谷間の村人は傭兵とか出稼ぎに外地にでかけたが、その統率者のサリス家が建てた邸宅パラツォ・サリス。<br />今はなかなか予約の取れない評判のホテルになっている。広場に向かって逗留客か村人かが椅子に座ってのんびりと休んでいる。

    やがて村の中心の広場に出る。これといった産業のない狭いブレガリアの谷間の村人は傭兵とか出稼ぎに外地にでかけたが、その統率者のサリス家が建てた邸宅パラツォ・サリス。
    今はなかなか予約の取れない評判のホテルになっている。広場に向かって逗留客か村人かが椅子に座ってのんびりと休んでいる。

  • 同じく広場に面した、この村にそぐわぬ大きな建物。おそらくは村役場。

    同じく広場に面した、この村にそぐわぬ大きな建物。おそらくは村役場。

  • 村の中を通り過ぎて。心なしか花が少ない。

    村の中を通り過ぎて。心なしか花が少ない。

  • 村はずれに近くなってから村を振り返る。村のシンボルのイタリア風の鐘楼のある教会が遠くなってきた。<br />この付近には特産の栗が多く植えられ、村の土産店にもジャムがあった。2006年にインターラーケン近郊のバーレンベルク野外博物館のティティーノ地域に移設された栗を取り入れ加工する家が同じ雰囲気でソーリオの訪問を思い出す。

    村はずれに近くなってから村を振り返る。村のシンボルのイタリア風の鐘楼のある教会が遠くなってきた。
    この付近には特産の栗が多く植えられ、村の土産店にもジャムがあった。2006年にインターラーケン近郊のバーレンベルク野外博物館のティティーノ地域に移設された栗を取り入れ加工する家が同じ雰囲気でソーリオの訪問を思い出す。

  • 同じ場所から教会をアップする。

    同じ場所から教会をアップする。

  • 典型的なソーリオの風景。村はずれの草原から、村とイタリア・チアヴェンナに下る谷を望む。ここのベンチで眺めをゆっくりと楽しむ老母が二人。

    典型的なソーリオの風景。村はずれの草原から、村とイタリア・チアヴェンナに下る谷を望む。ここのベンチで眺めをゆっくりと楽しむ老母が二人。

  • 村はずれを散歩する人たち

    村はずれを散歩する人たち

  • プロモントーニョの上の丘の上にある中世の塔のある城址13世紀のカステルミュール城。ハイキングの道の下に見えいい感じ。<br />この城址の下のムライアは古代ローマ時代の上ポルタと下ポルタの境界で運輸協同組合の駅があった。

    プロモントーニョの上の丘の上にある中世の塔のある城址13世紀のカステルミュール城。ハイキングの道の下に見えいい感じ。
    この城址の下のムライアは古代ローマ時代の上ポルタと下ポルタの境界で運輸協同組合の駅があった。

  • 中腹の林間を通る古くからの道はやがて林を抜けて明るいスタンパ・コルトゥーラの村に下りて行く。

    中腹の林間を通る古くからの道はやがて林を抜けて明るいスタンパ・コルトゥーラの村に下りて行く。

  • スタンパの村に入る直前にある聖ピエトロ教会。若年のA.ジャコメッティの油絵「復活の朝」が奉納されている。A.ジャコメッティはこの村の生まれ。<br />余談ですがA.ジャコメッティと仲がよかった矢内原伊作を描いた絵がポンピドーセンターにあるそうです。

    スタンパの村に入る直前にある聖ピエトロ教会。若年のA.ジャコメッティの油絵「復活の朝」が奉納されている。A.ジャコメッティはこの村の生まれ。
    余談ですがA.ジャコメッティと仲がよかった矢内原伊作を描いた絵がポンピドーセンターにあるそうです。

  • スタンパ・コルトゥーラのパラッツォ・カステルムール。南翼は1855にジョバンニ・カステルムール男爵によって、北翼は1723にヨハネス・レドルフィによって建立された館。現在は民俗博物館。

    スタンパ・コルトゥーラのパラッツォ・カステルムール。南翼は1855にジョバンニ・カステルムール男爵によって、北翼は1723にヨハネス・レドルフィによって建立された館。現在は民俗博物館。

  • パラッツォ・カステルムールの前の草原から

    パラッツォ・カステルムールの前の草原から

  • ピアッツォ・カステルムールの前の草原から見下ろすとスタンパ・コルトゥラへの入口の橋が見える

    ピアッツォ・カステルムールの前の草原から見下ろすとスタンパ・コルトゥラへの入口の橋が見える

  • ソーリオへのバスの途中で上に上るリフトが見えたので帰りに寄れればと考えていた。ソーリオからスタンパまで高みの道をトラバースするつもりが誤って下道となってスタンパでハイクを止めたのでここを訪れる時間ができた。<br />リフト下駅で上に上げるトマトなどの食べ物を上る間見てくれるように頼まれた。上に行ってから判ったのは上には人が居ず、キャビンから荷物を下ろすことだったのだ。やがてダムの向こうの小屋から取りに来るんだ。<br />帰りにはハイクの若者がたくさん待っていた。彼等は定員8人のところに11人+各自の大きなリュックでふざけて乗る。怖くて同乗を止して次のに乗る。<br /><br />写真はダム下でリフト上駅からのダム

    ソーリオへのバスの途中で上に上るリフトが見えたので帰りに寄れればと考えていた。ソーリオからスタンパまで高みの道をトラバースするつもりが誤って下道となってスタンパでハイクを止めたのでここを訪れる時間ができた。
    リフト下駅で上に上げるトマトなどの食べ物を上る間見てくれるように頼まれた。上に行ってから判ったのは上には人が居ず、キャビンから荷物を下ろすことだったのだ。やがてダムの向こうの小屋から取りに来るんだ。
    帰りにはハイクの若者がたくさん待っていた。彼等は定員8人のところに11人+各自の大きなリュックでふざけて乗る。怖くて同乗を止して次のに乗る。

    写真はダム下でリフト上駅からのダム

  • ダムの上からのアルビーニョ湖とピッツ・バルツェ。折からの小雨とガスでダムの向こうの小屋までの歩きを断念して引き返す。<br />このダムはEWZすなわちチューリッヒ市電力会社の所有だ。サースフェのダムもそうだった。

    ダムの上からのアルビーニョ湖とピッツ・バルツェ。折からの小雨とガスでダムの向こうの小屋までの歩きを断念して引き返す。
    このダムはEWZすなわちチューリッヒ市電力会社の所有だ。サースフェのダムもそうだった。

  • アパートに帰るとちょうど雨が過ぎて湖上に素晴らしい虹が出てた。<br />

    アパートに帰るとちょうど雨が過ぎて湖上に素晴らしい虹が出てた。

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この旅行記へのコメント (3)

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  • フルリーナさん 2013/01/12 00:34:52
    今年もよろしくお願いします
    4nobuさん

    こんばんは

    昨年の10月のソーリオ、素晴らしいお天気に恵まれて
    本当にすばらしかったです。

    やっと旅行記ができました。
    もしよかったらどうぞ。
    http://4travel.jp/traveler/fururina/album/10738025/

    今年もよろしくお願いします。
  • フルリーナさん 2008/12/22 12:23:54
    おひさしぶりです
    おひさしぶりです。
    ソーリオ旅行記をご紹介してくださってたんですね。
    ありがとうございます。
    ちょっといろいろあってへこんでたので
    ソーリオの写真・ドロミテの写真に癒されました。
    ユーロも下がったことだし、
    ちょっとのんびりしに山に行きたいなと思ってます。
    かなり、とびとびの効率の悪いたびになりそうなのですが
    以前からの憧れのルッカの北のモンテフェガテーシ、もう一度訪れたいアッシジを拠点にしてフランチェスコのこもった山めぐり
    そして、大移動してモンテ・ビアンコ周辺を歩きたいと思ってます。
    4nobuさんの旅行記にモンテビアンコ付近があるか検索中です。

    それにしても、こうしてずっと見ていくと、ほんとにすばらしい旅行をなさってますよね!!

    4nobu

    4nobuさん からの返信 2008/12/22 15:43:11
    RE: おひさしぶりです
    > おひさしぶりです。

    こちらこそご無沙汰いたしております。お変わりなくご活躍のことと想像いたします。
    今年と昨年にドロミテに行きました。ティプリアーナホッフにも昨年・今年と泊りました。ドロミテの素晴らしさを紹介くださった貴女の記事が発端です。有難うございます。来年もまたドロミテが第一候補、スイス・ベルヴィエとオート・ルートが第二候補です。

    > 以前からの憧れのルッカの北のモンテフェガテーシ、もう一度訪れたいアッシジを拠点にしてフランチェスコのこもった山めぐり

    ピレネーと同じくきっと素晴らしいところなのでしょうね。素晴らしい旅行記を楽しみにしております。ドロミテ、ピレネーと同様にその後皆さんの中でブームとなるでしょう。
    かってルッカの隣町のピサに2週ほど滞在しましたが周囲の町には無知でほとんど行かずじまい。

    > そして、大移動してモンテ・ビアンコ周辺を歩きたいと思ってます。
    > 4nobuさんの旅行記にモンテビアンコ付近があるか検索中です。

    数えてみるとモンブラン周辺には7回ほど行っておりますが旅行記は2002、2003、2006年のみです。一番印象にあるのは2006年のツール・ド・モンブランです。
    http://4travel.jp/traveler/4nobu/album/10105473
    がスタートの記事です。お時間があれば見ていただければうれしいです。

    > それにしても、こうしてずっと見ていくと、ほんとにすばらしい旅行をなさってますよね!!

    お褒め頂きありがとうございます。これからも自分なりの旅を続けたいと思っております。

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