2006/11/22 - 2006/11/23
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さすらいおじさんさん
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11月22日10:40台北空港に着陸した。台湾の航空会社、エバー航空は食事も機内サービスも良かった。ヨーロッパ往復の便はいずれも台北経由で、帰路途中にいままで行ったことが無い花蓮、太魯閣峡谷を訪問することにした。
空港に大きな荷物を預け(100元・370円x2日=740円)インフォーメーションで観光情報、移動情報を教えてもらい空港バス(125元・460円)で台北駅に行き14:30発の花蓮行き列車・自強号(往復802元・2960円)に乗る。17:10花蓮に着き、駅前のツーリスト・インフォーメーションで紹介されたホステル(400元・1480円)に決めた。決めた直後に一人の女性が来て、主人が日本人でホテルを経営しており、太魯閣峡谷の観光案内もしているので利用してほしいと熱心に勧誘。まもなくホステルから車で迎えに来たので夜9時に日本人の主人から電話をもらうことにしてホステルにチェックイン。ホステルのドミトリーではシンガポールからの女性と米国サンフランシスコからの2人の男性と同室になり、情報交換ができた。
11月23日はツーリスト・インフォーメーションで熱心に勧誘を受けた台湾人の奥さんと結婚して移住した日本人・片桐さんのホテル(1000元・3700円)に泊まることにして太魯閣峡谷の観光(1000元・3700円)もお願いした。乗用車にシンガポールから観光に来ていたカップルと同乗。
太魯閣峡谷は台湾が世界に誇る渓谷で太魯閣から天祥までの溪谷は、地殼変動と浸食作用によって形成された大理石の渓谷。太魯閣の玄関口である鳥居形のアーチから燕子口、九曲洞、長春祠、慈母橋、天祥と雄大な風景が続く。
たくさんの人の犠牲のもとに切り開かれた太魯閣峡谷のトンネルを見ていると日本の大分・耶馬溪の青の洞門を思い出す。耶馬渓羅漢寺への参詣者が難所から転落死するのを見て僧禅海がノミと槌で長さ185mのトンネルを1725年から1746年まで21年もの歳月をかけて完成した。難所を切り開く工事の大変さを思い、携わった人達への感謝の気持ちが湧いてきた。
昼食は天祥で台湾の家庭料理、夕食は片桐さんの誕生日祝いに広島から片桐さんを訪ねて来ていたリピーターの青年と共に招待していただき豪華な台湾料理をごちそうになった。大手製鉄会社を50代で退職して台湾に移住し、観光業で第2の人生を送る片桐夫妻については、台湾の新聞でも紹介しており、今後は日本での団塊世代の人達のセカンドライフの1モデルケースとなるだろう。
(写真は太魯閣峡谷の九曲洞の光景)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 観光バス
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