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菜の花、海、<br /><br />最後は悲しい、残酷な、二宮駅に建つ<br /><br />     「ガラスの兎」の像を。

悲劇の二宮駅「ガラスの兎」

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2007/01/30 - 2007/01/30

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義臣

義臣さん

菜の花、海、

最後は悲しい、残酷な、二宮駅に建つ

「ガラスの兎」の像を。

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
JRローカル
旅行の手配内容
その他
  • 青い海と分かれて、、<br /><br />暖かい風に吹かれて<br />路地を歩き、、

    青い海と分かれて、、

    暖かい風に吹かれて
    路地を歩き、、

  • 通りへ。<br /><br />お昼もとうに過ぎて、<br />食事を。

    通りへ。

    お昼もとうに過ぎて、
    食事を。

  • 表に<br /><br />烏賊が干してある定食屋さんへ。<br />

    表に

    烏賊が干してある定食屋さんへ。

  • 若いお母さんらしい人が<br />時間外れのお客を<br />快く迎えてくれました。<br />定食も海のものを中心に各種<br /><br />安い。。。<br />此れだけ美味しいの食べて<br />1050円でした。<br /><br />美味しいかった。。

    若いお母さんらしい人が
    時間外れのお客を
    快く迎えてくれました。
    定食も海のものを中心に各種

    安い。。。
    此れだけ美味しいの食べて
    1050円でした。

    美味しいかった。。

  • 昭和20年3月10日夜<br />東京大空襲<br />B29が300機<br />焼夷弾1783トンの雨で。<br /><br />母、小4、小1の妹を亡くしお骨さえ見つからない<br />10万人もこの夜だけで死んだのですから。<br /><br /><br /><br />父と敏子は疎開で二宮へ来ていたので無事でしたが。

    昭和20年3月10日夜
    東京大空襲
    B29が300機
    焼夷弾1783トンの雨で。

    母、小4、小1の妹を亡くしお骨さえ見つからない
    10万人もこの夜だけで死んだのですから。



    父と敏子は疎開で二宮へ来ていたので無事でしたが。

  • 胸の「ガラスの兎」は父がガラス工場を経営していたので<br /><br />焼け跡から半分溶けた兎が見つかったのです。<br /> 父の作品です。

    胸の「ガラスの兎」は父がガラス工場を経営していたので

    焼け跡から半分溶けた兎が見つかったのです。
     父の作品です。

  • その父も二宮駅で新潟へ向かう日<br />終戦数日前8月5日<br /><br />米軍機の機銃掃射で、<br />アットいう間に殺されてしまいました。<br />。。。<br />「助かった、生きているんだ、<br />ふっと前を見ると<br />背中からぴゅうーぴゅうーと<br />血が吹きだしている人」<br />私は、、、<br />良く見ると5歳くらいの男の子が<br />その女の人のおおなかの下で、<br />わあわあ泣いている<br /><br />「お父さん お父さん」大きな声でさけんだ。<br />。。<br /><br />改札口から戸板に人を乗せ <br />上からむしろをかぶせて運んでくるのが見えた。<br />。。<br /><br />ぶら下がっている足を見た。<br /><br />「お父さんお父さんどうしたの」<br /><br />ぴくっとも動かない。。<br /><br />高木 敏子著<br />「ガラスのうさぎ」<br />         より<br /><br />

    その父も二宮駅で新潟へ向かう日
    終戦数日前8月5日

    米軍機の機銃掃射で、
    アットいう間に殺されてしまいました。
    。。。
    「助かった、生きているんだ、
    ふっと前を見ると
    背中からぴゅうーぴゅうーと
    血が吹きだしている人」
    私は、、、
    良く見ると5歳くらいの男の子が
    その女の人のおおなかの下で、
    わあわあ泣いている

    「お父さん お父さん」大きな声でさけんだ。
    。。

    改札口から戸板に人を乗せ 
    上からむしろをかぶせて運んでくるのが見えた。
    。。

    ぶら下がっている足を見た。

    「お父さんお父さんどうしたの」

    ぴくっとも動かない。。

    高木 敏子著
    「ガラスのうさぎ」
             より

  • 二宮駅東口を<br /><br />防空頭巾の少女が「ガラスのうさぎ」を抱えて<br />見ています。

    二宮駅東口を

    防空頭巾の少女が「ガラスのうさぎ」を抱えて
    見ています。

  • 悲劇はこのホームか?

    悲劇はこのホームか?

  • 小学校6年生の<br />高木 敏子さんは。<br />右手の役場へ火葬許可書をもらいに行ったのです。<br />。。。<br />受付台に背伸びして やっと顔を出し<br />大きな声で<br />「埋葬許可書ください」<br />。。。<br /><br />。。私の孫も6年生です、<br />この頃私は3年生でした。<br /><br /><br />すべて事実で、映画にもなりました、<br /><br />涙、涙でした。<br /><br />  完<br /><br />作成を考えました。<br />旅の記録ではないので。<br />明るい話題でもない、<br />考慮して結果、<br />この事実を皆さんの知って頂きたくて<br />作成しました。<br /><br />高木さんはまだお元気でしょうか?<br />子供さんおふたりいるとか。

    小学校6年生の
    高木 敏子さんは。
    右手の役場へ火葬許可書をもらいに行ったのです。
    。。。
    受付台に背伸びして やっと顔を出し
    大きな声で
    「埋葬許可書ください」
    。。。

    。。私の孫も6年生です、
    この頃私は3年生でした。


    すべて事実で、映画にもなりました、

    涙、涙でした。

      完

    作成を考えました。
    旅の記録ではないので。
    明るい話題でもない、
    考慮して結果、
    この事実を皆さんの知って頂きたくて
    作成しました。

    高木さんはまだお元気でしょうか?
    子供さんおふたりいるとか。

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