ちゃあちゃんのヴュルツブルクほっつき歩き

2006/12/09 - 2006/12/12

ヴュルツブルクはロマンチック街道の出発点である。
しかし、こんな美しい街なのに多くのツアーは数時間の滞在でロマンチック街道へ出発してしまう。

もったいない。住んだ事などないヴュルツブルクなのに着くと何となく帰ってきたというような心持にさせられる。
私の一番好きな街。

エリア ロマンチック街道周辺(ドイツ)

表紙の写真は世界遺産レジデンツの表側。
こちらは中庭側のレジデンツ。

春にはモーツアルトフェストという音楽祭りがありこの城の皇帝の間でもコンサートが催される。

レジデンツに一歩入るとそこはシンデレラの世界。
普段は博物館になっていて見学できる。

写真撮影はＮＧなので絵葉書から。
レジデンツの階段ホール。
天井画はティアポロの４大陸。

音楽会が催される皇帝の間

レジレンツの教会。
豪華絢爛・・

さて、マイン川を渡って丘の上のマリエンブルク要塞に向かいます。

要塞を目指してどんどん行くとやがて要塞の門へ着きます。
ここからさらに上に行くと博物館があったり展望カフェがあったりします。

要塞の広場です。給水塔や見張り塔があります。

マリエンブルク要塞途中の展望台。
ヴュルツブルクが一望できます。

マリエン要塞も夜になるとこのようにライトアップされます。

このホテルは私の超お薦めホテルです。
http://www.hotel-alter-kranen.de/
小さな地味なホテルですが窓からの眺めでおつりがきます。
予約時は是非マイン川側とリクエストを！

さぁ、ほっつき歩き開始です。
ここはドム（大聖堂）のドーム側です。
正面は意外に地味です。

ライトアップされたマリエンカペレと広場のクリスマスマーケット

路面電車も時々こんなクリスマス仕様で走っているのがみられます。

旧市庁舎。
今はラートハウス　ケラーといって、レストラン＆カフェになっている。
鰻の寝床のように奥が深く大きいので団体旅行の人たちの食事の場所にもなっています。
春、ここのシュパーゲル料理のメニューは豊富で味も良いです。
このすぐ横手裏にはヴュルツブルクがいかにひどい爆撃をうけたか垣間見られるようになったギャラリーがあります。

マリエン要塞内の博物館にはヴュルツブルクに大きく貢献し、市長にもなった彫刻家リーメンシュナイダーのコレクションがたくさんあります。
写真は幼時のマリアとその子キリストを抱くマリアの母。

マリアは本（多分聖書）
キリストは球（完全な世界を表しているそうです）を持っています。

リーメンシュナイダー作
キリスト磔刑

ここにもありました。
クラナッハのアダムとイヴ。

クリスマスマーケットのシンボル。
キリスト誕生の場面
クリッペといいます。