中央アジア−ウズベキスタン出張１９９６−その９、ヒヴァとウルゲンチ

1996/01 - 1996/02

アラル海を視察するためタシケントからウズベキスタン航空でウルゲンチでやってきた。その日のお宿はホレズムパレスホテル。

近くに古都があり夕方まで少し時間があったので通訳に誘われるまま足を伸ばした。それがヒヴァ(Khiva)という古都だった。ヒヴァの中心地、イチャンカラ(Itchan Kala)と呼ばれる内城は17世紀の町並みを残し1990年に世界遺産に登録された。

えーそんなに凄いとこなのとイスラムの城塞都市を歩いた。中には人が住んでいて生活感があった。街角で子供たちが我々を見つけ物珍しそうに後を付いて来た。

翌日は、チャーターしてあったウズベキスタン航空の元軍用機のようなヘリコプターでアラル海へと・・・、突然、ブリザードがやってきてフライと中止、嵐が去ってからウルゲンチの街を散策、マーケットでは赤黒いザクロに見入った。

エリア ヒワ(ウズベキスタン)

• 航空会社: ウズベキスタン航空

1960年のアラル海

この画像は数年前に見つけたので保存しておいたもの。左が1989年、右が2003年、半分くらいになっている。

タシケント空港のツポレフ機、出発の日はいい天気だった。

このヘリコプターへ全員乗り込み、パイロットがエンジン始動、管制塔とやり取りをはじめてまもなく、ブリザードがこちらに向かっているとのことでフライト中止。1時間後にはブリザードがウルゲンチへ到達するので早くホテルへ戻るようにパイロットに言われた。

まだ、余裕。ヘリコプターの前で記念撮影。

パイロットは朝鮮系ウズベキスタン人、彼は非常に人懐っこく、日本人が珍しいのか親近感があるのかわからなかったが、この後、彼に写真をたくさん撮られた。

アムダリア河畔、ブリザードのはじまり