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初日にサントドミンゴの教会、博物館、宮殿等々を楽しんだので、2日目はサントドミンゴの街歩きと、コロニアル時代の要塞の数々を巡る事にした。<br /><br />サントドミンゴのコロニアル市街は周囲を城壁で取り囲むように防護されていたが、その残骸が今でも街のあちらこちらに見られる。その城砦の中心となったのが、オズマ川に面して立てられたオズマ砦。当時のスペインの軍事建築が良く判る。<br /><br />午前中の観光を楽しんだ後は、次なる目的地のプエルトリコへと旅立って行った。

サントドミンゴのコロニアル都市を訪ねて・・・・【要塞/街歩き編】

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2006/12/30 - 2006/12/31

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Krisflyer

Krisflyerさん

初日にサントドミンゴの教会、博物館、宮殿等々を楽しんだので、2日目はサントドミンゴの街歩きと、コロニアル時代の要塞の数々を巡る事にした。

サントドミンゴのコロニアル市街は周囲を城壁で取り囲むように防護されていたが、その残骸が今でも街のあちらこちらに見られる。その城砦の中心となったのが、オズマ川に面して立てられたオズマ砦。当時のスペインの軍事建築が良く判る。

午前中の観光を楽しんだ後は、次なる目的地のプエルトリコへと旅立って行った。

同行者
一人旅
一人あたり費用
25万円 - 30万円
航空会社
ユナイテッド航空

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  • オスマ川に沿って切り立ったように聳えるオスマ砦の壁。これで敵からの攻撃を防御したのですね。これからオスマ砦の中に入ってみます。

    オスマ川に沿って切り立ったように聳えるオスマ砦の壁。これで敵からの攻撃を防御したのですね。これからオスマ砦の中に入ってみます。

  • 名前:オスマ砦<br />西語:Fortaleza Ozma<br />種類:城砦<br />開場:09:00-18:30/US$2.00<br /><br />1502年に建築開始、以後2世紀を経て完成した。砦として利用された後は1970年までは牢屋として使用されていた。<br /><br />中にはいくつかの見所が有る。以下写真参照。

    名前:オスマ砦
    西語:Fortaleza Ozma
    種類:城砦
    開場:09:00-18:30/US$2.00

    1502年に建築開始、以後2世紀を経て完成した。砦として利用された後は1970年までは牢屋として使用されていた。

    中にはいくつかの見所が有る。以下写真参照。

  • 【オスマ砦の見所】<br /><br />?Gonzalo Fern&amp;aacute;ndez de Oviedoの像<br />砦の入口を入ってすぐ正面左手に有る。<br /><br />Gonzaloはスペインのサマランカからサントドミンゴへ、砦の管理者として送り込まれた。特に牢屋の管理者としては厳しかったというが、25年後に砦の入り口で死んだ。<br /><br />Gonzaloの像はブロンズで出来ており、Joaqu&amp;iacute;n Vaqueroによって造られ、1976年にここを訪れたスペインの国王夫妻によって贈られた。

    【オスマ砦の見所】

    ?Gonzalo Fern&aacute;ndez de Oviedoの像
    砦の入口を入ってすぐ正面左手に有る。

    Gonzaloはスペインのサマランカからサントドミンゴへ、砦の管理者として送り込まれた。特に牢屋の管理者としては厳しかったというが、25年後に砦の入り口で死んだ。

    Gonzaloの像はブロンズで出来ており、Joaqu&iacute;n Vaqueroによって造られ、1976年にここを訪れたスペインの国王夫妻によって贈られた。

  • 【オスマ砦の見所】<br /><br />?カノン砲台<br />入口正面の奥の方、オスマ川に面した所に2本のカノン砲が並んでいる。どちらも当時のものではないが、現在も使用出来る物である。左はイギリスの、右はスペインの物である。真ん中の台車はそれらを運ぶ為のキャリアである。

    【オスマ砦の見所】

    ?カノン砲台
    入口正面の奥の方、オスマ川に面した所に2本のカノン砲が並んでいる。どちらも当時のものではないが、現在も使用出来る物である。左はイギリスの、右はスペインの物である。真ん中の台車はそれらを運ぶ為のキャリアである。

  • 〜カノン砲台から見たオスマ川の風景〜<br /><br />今でこそクレーン船や巨大な船が並んでいるが、当時はその様な光景は無く、ガレオン船が並んでいた事であろう。おかしな輩が入ってきたらここから即ズドーン。<br /><br />ドレークは良く入って来れたもんだ。

    〜カノン砲台から見たオスマ川の風景〜

    今でこそクレーン船や巨大な船が並んでいるが、当時はその様な光景は無く、ガレオン船が並んでいた事であろう。おかしな輩が入ってきたらここから即ズドーン。

    ドレークは良く入って来れたもんだ。

  • ?Homageの塔(Torre del Homenaje)<br /><br />砦入口入って真正面に有るこの一体では一番高層建築と思われる。高さは18.5m、壁は1.5mで中世の様式。Coral Rockで造られ、鉄は一切使われていない。厚い壁によって中は湿気から守られ涼しく保たれている。地震やハリケーンにも全く影響が無い堅固な要塞。<br /><br />コロンブスの弟夫妻のDiego Colonとその妻Maria de Toledoは一時ここの2階に2年ほど住んでいた。その後は牢獄として使用された。

    ?Homageの塔(Torre del Homenaje)

    砦入口入って真正面に有るこの一体では一番高層建築と思われる。高さは18.5m、壁は1.5mで中世の様式。Coral Rockで造られ、鉄は一切使われていない。厚い壁によって中は湿気から守られ涼しく保たれている。地震やハリケーンにも全く影響が無い堅固な要塞。

    コロンブスの弟夫妻のDiego Colonとその妻Maria de Toledoは一時ここの2階に2年ほど住んでいた。その後は牢獄として使用された。

  • 〜Homage塔の内部〜<br /><br />今では何も無いが、ここにコロンブスの弟夫妻が住んでいたのであろう。中は風通しが良く、意外とすみやすい造りである。

    〜Homage塔の内部〜

    今では何も無いが、ここにコロンブスの弟夫妻が住んでいたのであろう。中は風通しが良く、意外とすみやすい造りである。

  • 塔内の全ての部屋にはこの様なAspillerasと呼ばれる銃眼が有る。部屋の中からは外を広く見渡す事が出来るが、外からは何も見ることが出来ない。まさに中世のマジックガラス・・・・か?

    塔内の全ての部屋にはこの様なAspillerasと呼ばれる銃眼が有る。部屋の中からは外を広く見渡す事が出来るが、外からは何も見ることが出来ない。まさに中世のマジックガラス・・・・か?

  • ディアス・コロンブス夫妻はこの様に窓から見えるオスマ川の風景を見下ろしながらこの塔に2年間、住んでいたのであろうか?

    ディアス・コロンブス夫妻はこの様に窓から見えるオスマ川の風景を見下ろしながらこの塔に2年間、住んでいたのであろうか?

  • Homage塔の2階中庭部分に有る地下牢。1836年のハイチ侵攻の時にJuan Pablo Duarteが捕らえられていたらしい。今はダンジョンの外から開口部から中の様子が見える。<br /><br />牢人達は上からロープで吊るして入れられた。

    Homage塔の2階中庭部分に有る地下牢。1836年のハイチ侵攻の時にJuan Pablo Duarteが捕らえられていたらしい。今はダンジョンの外から開口部から中の様子が見える。

    牢人達は上からロープで吊るして入れられた。

  • 【オスマ砦の見所】<br /><br />?Polvorin de Santa Barbara<br />火薬や武器庫として1787年に造られた。海賊を欺く為に教会に似せて造られた。中の弾薬が爆発しても被害が拡大しない様に壁は3メートルの厚さを持つ。

    【オスマ砦の見所】

    ?Polvorin de Santa Barbara
    火薬や武器庫として1787年に造られた。海賊を欺く為に教会に似せて造られた。中の弾薬が爆発しても被害が拡大しない様に壁は3メートルの厚さを持つ。

  • 弾薬庫入口上部に設けられた聖バーバラの像。欺く為にはここまで徹底している。

    弾薬庫入口上部に設けられた聖バーバラの像。欺く為にはここまで徹底している。

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