チリ・パイネ国立公園でトレッキング(1日目)

2006/11/17 - 2006/11/27

日本からアトランタ経由でサンチアゴまで乗り継ぎ時間を含めて、29時間05分。サンチアゴからプンタ・アレーナスまで4時間20分。プンタ･アレーナスからプエルト・ナタレスまで約3時間。プエルト・ナタレスの最初の宿のベッドに寝るまで本当に遠かった。宿は地球の歩き方に掲載されていた「フランシス・ドレーク」をEメールで予約した。オーナーのご主人は流暢な英語を話し、とても親切にしてくれた。
Tour Express社のNINOさんと日本から何度もEメールでやりとりし、1泊2日のパイネ国立公園の英語ガイドツアーをオーダーメイドしてもらっていた。マンツーマンのため費用は、525USドルした。午前中は日帰りツアーの人たちとミロドンの洞窟、サルト・グランデを周り、午後からNINOさんの兄弟のTATOさんと2人でトレッキングを開始した。
TATOさんがスレンダーな私を見てNINOさんが組んだ予定を変更して、今日のうちに明日のカリキュラムを半分消化してしまって明日は別のルートに行ってみようと誘ってくれた。なんだか得した気分になって、すぐに了承した。
グレイ湖畔のレフヒオで夕食をとった後、夕日の沈むグレイ・氷河を見に行った。山に沈む夕日に照らされたグレイ氷河は雄大だった。

Tour Express社に関する情報はこちら↓
ホームページhttp://www.tourexpress.cl/
email:[e-mail]
●Tour Express社はプエルト・ナタレスに複数あるツアー会社の中で最大手である。パイネ国立公園内外を問わず何台もこの会社のツアーバスを見かけた。ちなみにTATOさんに言わせると、Puma Tours社はあまり評判良くないらしい。
●Tour Express社に、パイネ国立公園内のレフヒオ(山小屋)などを予約してもらうためには、ツアー代金の半額を海外送金する必要がある。海外送金はみずほ銀行の窓口で行った。送金手数料5,500円、チリ側での引出手数料2500円の合計8000円がプラスでかかる。

エリア パイネ国立公園周辺(チリ)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 航空会社: ラタム チリ

プンタ・アレーナスの街並み。
空港から市街地までBus Sur社のバスで送ってもらった。プエルト・ナタレス行きバスの出発まで少し時間があったので市内観光した。USドルからチリペソへの両替をこの町でしておいたのがよかった。
交通料金はUSドルでの支払いも可能な場合が多いが、ペソ払いの方が若干安い設定になっている。

サレシアノ博物館の隣にある教会。

アルマス広場のマゼラン像。

宿泊したフランシス･ドレーク前からウルティマ・エスペランサ湾を臨む。

フランシス・ドレーク全景。
「地球の歩き方」にも掲載。オーナーは流暢な英語を話すし、スタッフは皆親切だ。19時プンタアレーナス発のBus Sur社のバスに乗ったため、22時半にチェックインした。

ミロドンの洞窟。
7時半くらいにTour Express社(地球の歩き方に掲載)のマイクロバスが宿の前に迎えに来た。

ミロドンの復元像。
市内からパイネ国立公園に向う途中、車で15分くらい行ったところに洞窟はある。

この洞窟の造詣は氷河に削られてできたらしい。

ここから1分歩いたところに洞窟がある。

ツアーバスで一緒になったイスラエル人ご夫婦。
いきなり宗教の話を振られて面食らったが、数時間のうちに一番仲良くなった。おじいさんのメールアドレスも教えてもらったので、帰国後この写真を送ってあげた。後ろはサルミエント湖。

クアナゴ。
パイネ国立公園の入口付近で群れに遭遇した。

Tour Express社のツアーバス。同社の大型バスも行き来していた。

サルト・グランデの上流。
風が強く、川の流れも早い。

サルト・グランデ。
予想より大きく、迫力があった。

「ここより先危険」の立て札より先から撮影。

日帰りツアーの一行と別れた後、小型船でグレイ湖を北上する。
氷河のかけらが湖面に浮いていた。

グレイ湖のレフヒオで夕食後、グレイ氷河を目指してトレッキング。ホントは翌朝の行程だったが、TATOさんの提案で今日のうちに行くことに。

日が傾いてきた。遠くにグレイ氷河が見える。ショートカットコース(非公式)を通ったので足場が悪かった。

TATOさんと記念撮影。

グレイ湖に沈む夕日。

SPECTACULAR !!

グレイ氷河のかけらが沢山浮いていた。ここから運よく崩落を目撃。ゴロゴロゴローっと雷のような地響きとともに氷河が湖に崩れ落ちる。