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地方都市を走る私鉄電車を訪ねる旅。<br /><br />岳南鉄道は富士市の東部を走る私鉄路線。<br />JR吉原駅に隣接した始発駅を一旦西に向けて発車した電車は、すぐに180度進行方向を変え、東に向かって走る。<br />地図を見ると、JR東海道線と約2kmの距離を空けて並行しており、丁度ひらがなの「し」を時計回りに横倒しにしたような形をした路線。<br />岳南鉄道という名前の通り、車窓からは富士山の勇姿が拝める。

【第5回】 ローカル私鉄電車紀行 ~岳南鉄道~

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2006/12/31 - 2006/12/31

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STAMP MANIA

STAMP MANIAさん

地方都市を走る私鉄電車を訪ねる旅。

岳南鉄道は富士市の東部を走る私鉄路線。
JR吉原駅に隣接した始発駅を一旦西に向けて発車した電車は、すぐに180度進行方向を変え、東に向かって走る。
地図を見ると、JR東海道線と約2kmの距離を空けて並行しており、丁度ひらがなの「し」を時計回りに横倒しにしたような形をした路線。
岳南鉄道という名前の通り、車窓からは富士山の勇姿が拝める。

  • 吉原駅でJRの電車を降りると、ホーム下り方に岳南鉄道への乗換階段がある。<br />頭上には沿線案内と時刻表が掲示されていた。<br />列車はほぼ毎時2往復の運転だが、時刻は揃っていない。

    吉原駅でJRの電車を降りると、ホーム下り方に岳南鉄道への乗換階段がある。
    頭上には沿線案内と時刻表が掲示されていた。
    列車はほぼ毎時2往復の運転だが、時刻は揃っていない。

  • 乗換通路は昔ながらの(良く言えば)レトロな跨線橋。

    乗換通路は昔ながらの(良く言えば)レトロな跨線橋。

  • 跨線橋の階段を下りると、簡易型の自動改札機が一台あり、すぐ先が岳南鉄道の駅。<br />切符売場と小さな待合室があるだけの簡単な建物。

    跨線橋の階段を下りると、簡易型の自動改札機が一台あり、すぐ先が岳南鉄道の駅。
    切符売場と小さな待合室があるだけの簡単な建物。

  • 終点の岳南江尾までの運賃は9.2kmで350円と、割と高め。<br />自動券売機などは無く、切符は窓口で購入。<br />出て来た切符は何と硬券だった。

    終点の岳南江尾までの運賃は9.2kmで350円と、割と高め。
    自動券売機などは無く、切符は窓口で購入。
    出て来た切符は何と硬券だった。

  • 車両は京王井の頭線の旧型車を1両に改造したものだった。<br />車内には運賃箱が設置されているが、LEDの運賃表などは無く、運賃箱近くに三角表が掲示されているだけ。<br />10kmに満たない独立路線なので、これで十分なのだろう。

    車両は京王井の頭線の旧型車を1両に改造したものだった。
    車内には運賃箱が設置されているが、LEDの運賃表などは無く、運賃箱近くに三角表が掲示されているだけ。
    10kmに満たない独立路線なので、これで十分なのだろう。

  • 以下、前面展望。<br /><br />吉原駅〜ジャトコ前駅間。<br />吉原駅を発車した電車は、すぐに北に向きを変える。<br />真正面に富士山を見ながら走るダイナミックな区間。

    以下、前面展望。

    吉原駅〜ジャトコ前駅間。
    吉原駅を発車した電車は、すぐに北に向きを変える。
    真正面に富士山を見ながら走るダイナミックな区間。

  • 岳南鉄道とは大袈裟な名前の路線だと思っていたが、この車窓風景はその名に恥じていない。

    岳南鉄道とは大袈裟な名前の路線だと思っていたが、この車窓風景はその名に恥じていない。

  • 吉原本町駅。<br />1面1線の小さな駅だが、駅名の通り、富士市吉原地区(旧・吉原市)の中心市街地にあるようで、降車客は多かった。<br />このあたりは、民家の軒先を右に左にカーブしながら走る、ローカル私鉄らしい車窓が続く。

    吉原本町駅。
    1面1線の小さな駅だが、駅名の通り、富士市吉原地区(旧・吉原市)の中心市街地にあるようで、降車客は多かった。
    このあたりは、民家の軒先を右に左にカーブしながら走る、ローカル私鉄らしい車窓が続く。

  • 岳南原田駅を過ぎると、電車は巨大な製紙工場に突入して行く。

    岳南原田駅を過ぎると、電車は巨大な製紙工場に突入して行く。

  • 工場を抜けると比奈駅。<br />電気機関車や貨車が留置されていた。<br />吉原駅からこの駅までは貨物輸送も行なっているらしい。<br />吉原市街地の民家密集地帯を貨物列車が走るとは、ちょっと想像がつかない。

    工場を抜けると比奈駅。
    電気機関車や貨車が留置されていた。
    吉原駅からこの駅までは貨物輸送も行なっているらしい。
    吉原市街地の民家密集地帯を貨物列車が走るとは、ちょっと想像がつかない。

  • 岳南富士岡駅。<br />比奈駅〜岳南富士岡駅間は工場地帯を走る。<br />車窓には割と大規模な貨物留置線が見える。<br />岳南富士岡駅は旅客電車の車庫になっているようで、古い電車が留置、というか放置されていた。<br />写真左の電車は、朱色に塗られているが、元東急の車両であろう。<br />写真では分からないが、既に錆が浮いていてボロボロだった。

    岳南富士岡駅。
    比奈駅〜岳南富士岡駅間は工場地帯を走る。
    車窓には割と大規模な貨物留置線が見える。
    岳南富士岡駅は旅客電車の車庫になっているようで、古い電車が留置、というか放置されていた。
    写真左の電車は、朱色に塗られているが、元東急の車両であろう。
    写真では分からないが、既に錆が浮いていてボロボロだった。

  • 岳南富士岡駅を過ぎると、再び住宅街を走る。<br />吉原の市街地ほど住宅が密集しているわけではないが、それなりに沿線人口はありそうだ。

    岳南富士岡駅を過ぎると、再び住宅街を走る。
    吉原の市街地ほど住宅が密集しているわけではないが、それなりに沿線人口はありそうだ。

  • 東海道新幹線の高架をくぐると、終点の岳南江尾駅に到着。<br />吉原駅から約20分かかった。<br />1両の電車がトコトコ走る路線というので、終点付近は閑散とした郊外の風景の中を走るのかと思っていたが、結局最後まで住宅地を走った。<br />しかしながら経営状態は決して良くないようで、行政と協力してJR北海道が開発したDMV(デュアル・モード・ビークル)を導入するという活性化策も検討されているようだ。<br />DMVとは鉄輪を装備して線路上も走れるように改造したマイクロバス。<br />間もなく検証実験も始まるらしい。

    東海道新幹線の高架をくぐると、終点の岳南江尾駅に到着。
    吉原駅から約20分かかった。
    1両の電車がトコトコ走る路線というので、終点付近は閑散とした郊外の風景の中を走るのかと思っていたが、結局最後まで住宅地を走った。
    しかしながら経営状態は決して良くないようで、行政と協力してJR北海道が開発したDMV(デュアル・モード・ビークル)を導入するという活性化策も検討されているようだ。
    DMVとは鉄輪を装備して線路上も走れるように改造したマイクロバス。
    間もなく検証実験も始まるらしい。

  • 岳南江尾駅は一応駅舎を有しているが、終日無人駅。<br />周囲は住宅や工場など。

    岳南江尾駅は一応駅舎を有しているが、終日無人駅。
    周囲は住宅や工場など。

  • 岳南江尾駅からJRの東田子の浦駅まで歩いてみた。<br />岳南江尾駅の南側には農地が広がっている。<br />ここからは富士山が綺麗に見えた。<br />新幹線の車窓から富士山が綺麗に見えるポイントの始点として知られているUCCの建物は、この写真の左の方にある。<br /><br />写真に写っている新幹線の左上の方に見えるのは第2東名(第二東海自動車道)の建設現場。<br />東海道線の車窓から北の方を眺めると、かなりの区間で工事が進んでいることが分かる。

    岳南江尾駅からJRの東田子の浦駅まで歩いてみた。
    岳南江尾駅の南側には農地が広がっている。
    ここからは富士山が綺麗に見えた。
    新幹線の車窓から富士山が綺麗に見えるポイントの始点として知られているUCCの建物は、この写真の左の方にある。

    写真に写っている新幹線の左上の方に見えるのは第2東名(第二東海自動車道)の建設現場。
    東海道線の車窓から北の方を眺めると、かなりの区間で工事が進んでいることが分かる。

  • 田んぼの中を一直線に走る道をひたすら南に歩く。<br />東田子の浦駅の正確な位置は把握していなかったが、適当に海の方へ歩いて行ったら迷わず辿り着くことが出来た。

    田んぼの中を一直線に走る道をひたすら南に歩く。
    東田子の浦駅の正確な位置は把握していなかったが、適当に海の方へ歩いて行ったら迷わず辿り着くことが出来た。

  • 岳南江尾駅と東田子の浦駅の位置関係はこのようになっているようだ。

    岳南江尾駅と東田子の浦駅の位置関係はこのようになっているようだ。

  • 東田子の浦駅で上り電車を待っていると、下りホームに313系の最新型がやって来た。<br />外観は名古屋の快速用車両とほとんど一緒だが、中身はロングシートの通勤電車。<br />この形式の大量投入で、間もなく静岡地区からも、橙と緑の「カボチャ色電車」が淘汰されるらしい。

    東田子の浦駅で上り電車を待っていると、下りホームに313系の最新型がやって来た。
    外観は名古屋の快速用車両とほとんど一緒だが、中身はロングシートの通勤電車。
    この形式の大量投入で、間もなく静岡地区からも、橙と緑の「カボチャ色電車」が淘汰されるらしい。

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