2006/12/30 - 2007/01/01
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ヤン・ファオさん
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嫁は仕事、友人は家庭サービス。孤独な私は独りで年末年始のソウルを旅することになったのでした。嫁から渡された旅費は5万円。でも、長崎−ソウルの往復航空券を買うと残り1万円。これではさすがにヤバイと思っていたら、クリスマス・イブの夜にパチンコ「冬ソナ」で10連チャンして5万円をゲット! ヨン様、ありがとう♪ なんとか滞在費の目処がつきました。でも、なるべく安く上げようと努力してみました。空港で5万円両替したら、37万8千ウォンにしかなりませんでした。これをいかに多く残すかが、今回の旅の課題です。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- 大韓航空
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12月30日。歳末の慌しさを逃れて、独り旅立つ私です(笑)。空は快晴。今回の旅が楽しい旅になりますように。
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週に2便だけ運行しているソウル行き大韓航空機。早期割引を利用すると往復約4万円です。ジェットフォイルだと往復2万円+博多までの電車代6千円ともっと安いのですが、年末は帰省する韓国人客が多いためか既に満席。仕方なく、の空路選択でした。
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空から見た平戸島。手前に見える赤い橋が平戸大橋、向こうに見える白い橋が生月大橋です。この日は本当に天気が良く、空からの眺めをたっぷりと堪能しました。
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これが「機内食」(汗)。左側はミネラルウォーター。パンは堅く、「食事」というより「餌」です、これは(笑)。正味飛行時間が65分ですから、この程度しか出せないのかもしれませんが、大韓航空、かなり安く上げてます。ビールは韓国のビール、キャス。とてもライトな味わいです。でも、気圧が低いせいか、1本でかなりいい気分♪
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長崎を飛び立って30分もすると、もう韓国上空です。西海岸沿いに北上して行きますが、空から見ても山肌の違いが一目瞭然です。日本は濃い緑なのに対し、韓国の山肌は枯れ山が多いんですよね〜。
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あっという間に仁川(インチョン)国際空港に到着。ものすごく広い空港で、入国口に向かう通路の先が霞んでて見えません(笑)。動く歩道があるので何とか行くことが出来ますが…。日頃全く歩かない私にとっては、これだけでも重労働です(汗)。
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とりあえず韓国に着いたものの、泊まる場所はまだ決めていません(汗)。入国カードの滞在先欄を空白で出したら、係員から「どこに泊まるのか。」と詰問されました。咄嗟に「チングヌン チプ イムニダ(友人の家です)。」と答えると、電話番号は? と聞かれ、「モルゲッスムニダ(わかりません)。」としらばっくれていたら、諦めたのか通してくれました(笑)。これからは「ロッテホテル」などと適当に書いておくほうがいいようです。空港の前から、路線バスを使ってとりあえず韓式旅館の多そうな仁寺洞(インサドン)を目指します。最寄のバス停は安国(アングッ)なので、行先表示のハングルと格闘した末、「602-1」番のバスに乗ればいいんだろうという結論に達しました。空港から安国駅まで8000ウォン(約1000円)。
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仁寺洞に着いて、伝統茶店で一息。店のアジュンマに近所にいい旅館がないか尋ねてみると、このすぐ先に外国人がよく泊まる旅館があるとの事。早速行ってみることにします。
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メインストリートから路地に入り込むと、いたるところに「逆さクラゲ」のマークを見かけます。「ヨグァン(この写真に写っている5枚の看板は全てヨグァンと書いてあります)」とか「ジャン」、「モーテル」と書いてあれば、それは韓式旅館だという意味です。「サウナ」と書いてあれば、それは本当のサウナですけど、24時間営業ですから泊まれないこともありません。先の茶店で勧められたのがここ、「シングッジャン(新宮荘)」。とっても愛想のいいアジョシ(おじさん)が出てきて、部屋を見せてもらいます。
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「パンウル ポヨ ジュセヨ(部屋を見せてください)。」と言って最初に案内されたのは、2階のベッドの部屋でした。1泊3万ウォンだけど、明日(31日)は6万ウォンだとのこと。少しボッタクリ気味です。寒い時にはオンドルが一番と思っている私が「オンドルバンイ チョウンデヨ(オンドル部屋がいいんだけど)。」と言うと、今度は半地下の部屋に案内されました。値段を聞くと、同じだとのこと。う〜んと考え込んでいると、「わかりました。2日目は5万ウォン、合計8万ウォンでどうですか。」と言うので、1泊4万ウォンならと妥協しました。部屋は3畳ほどですが、不潔感はそんなにありません。
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テレビとビデオ、冷蔵庫がついてます。テレビはケーブルテレビで、40チャンネルほどは常時見ることが出来ます。72チャンネルではNHKの海外向け衛星放送もやってました。冷蔵庫にはミネラルウォーターが2本、サービスで入っています。タオルも3本備え付けてありました。この日の気温は−4℃程度だったのですが、薄い肌着だけで充分に暖かく過ごせました。やはり、オンドルは偉大です(笑)。
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バスタブはありませんが、シャワーからは熱いお湯が出ます(実は、これはかなり重要なことです…笑)。シャンプーや歯磨き粉などもありますが、使いかけなので気になる方は近くの店で現地調達しましょう。持って行くと荷物になります。洗面台の蛇口からも、ちゃんとお湯が出ました♪
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コンセントは当然、日本と形が違いますし電圧も220Vですので、電気製品を使用する場合は変換器・変圧器が必要になります。ただし、デジカメや携帯の充電器などは変圧はACアダプターがやってくれるようなので、変換器だけでいいようです。普通のホテルに泊まる方は、日本とほぼ同じ形のコンセントで110Vのタイプもあるようですし、変圧器もフロントで貸してくれるらしいですが、こういう安宿では持参が基本です。私は以前海外旅行に行った時に空港で2千円程度で買いました。ただし、今回のように2泊3日の短い旅ですと充電は持つでしょうから必要ありません。デジカメも電池式のヤツに買い替えましたから無敵です(笑)。
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これがこの宿の一番のウリ(笑)。なんと、パン・卵・コーヒーなどが無料で食べられます。3日間どこへも出かけずにここで食べてたら一番安上がりに過ごせるのは間違いないのですが、それってな〜…(汗)。
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まだ日も高いので、街歩きに繰り出しました。ふ菓子を売っているおじさん。この日の仁寺洞は人通りも多かったのですが、このおじさんはちょっと退屈そうです。
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韓国でよく見かけるバイク。日本でも昔、リヤカーを引いたバイクをよく見かけましたが、最近ではとんと見かけませんね。妙に格好よかったりします。
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路地裏をぶらぶらと歩いていると、あちこちに昔ながらの韓国式家屋を見つけることが出来ます。しかしソウルは現在土地の再開発が急ピッチで進んでおり、こんな建物はどんどん取り壊されてビルに建替えられていっています。少し淋しいですね〜。
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リヤカーを押すおじさん。車がクラクションを鳴らそうがお構いなしに、道の真ん中を堂々と歩いて行っています。威厳さえ感じます(笑)。
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韓国式天ぷら屋の店先です。好きなものを5つ選んでその場で揚げてもらい、タレをつけながら食べます。2000ウォン(約250円)。大抵、サービスでスープがついてきます。
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仁寺洞から路地裏を巡りながらぶらぶらと歩いていると、清進洞(チョンジンドン)に出ました。ようやく陽も傾いてきたのでそろそろ夕食にしましょう。適当に選んだ店はファゲチャンデ(恐らく…汗)という店。何が出てくるか、楽しみです♪
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店内の様子です。典型的な韓国食堂のつくり。まだ夜の部が開店したばかりのようで、お客は私一人でした。アジュンマ(おばさん)たちは日本語が全く話せません。
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やはり、「とりあえずソジュ(焼酎)」(笑)。キムチとスープは、どこでもサービスで出てきます。キムチをつまみに、ジンロfresh(最近の韓国では、従来の25度の焼酎よりも20度を切る軽い焼酎が人気です。値段はなぜか、従来の焼酎より高めです。10円くらいだけど…笑)でまず一杯。
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今夜の夕食は、トゥブキムチ(豚のキムチ炒め豆腐添え)とビビンバ、海鮮チヂミ。お腹がすいていたのでビビンバとチヂミは出てくるとすぐに食べてしまい、写真を撮り忘れました(笑)。マシソッソヨ(おいしかった)! 焼酎をもう一本追加して、全部で1650ウォン(約2000円)。
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アジュンマはTVでやっていたお笑い番組に夢中。大声でゲラゲラと笑ってました。私には早口の韓国語は理解不能。何が面白いのかさっぱりわからないけど、アジュンマの笑い声が面白くてついクスッと笑ったら、韓国語が堪能だと勘違いしたらしく、ガンガン喋りかけて来ました。ほとんど「イェー(はい)。」だけ答えてましたけど、内容は2割程度しか聞き取れませんでした(笑)。
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一旦宿に帰って、少しだけ仮眠しました。起きるとまだ午後9時。それじゃ、ということで、東大門市場(トンデムンシジャン)へ出かけることにしました。ちょっと贅沢に、タクシーなんぞを使ってみます。3100ウォン(約390円)。
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土曜日&年末ということもあり、東大門はものすごい人出です。人々の熱気、物売りの呼び声、車のクラクション。まさに、これぞ韓国!
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果てしなく並ぶ屋台から立ち上る湯気。やはり韓国の屋台を訪れるなら冬が一番です♪ 気温は零下ですが、熱気がそれを上回っていて寒さを感じさせません。ホットッ、オデン、トッポキ…。みんな1個500ウォン(約60円)という低価格も魅力。ついあれこれと手が伸びてしまいます(笑)。
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宿から徒歩1分のところにあったセブンイレブン。人通りがほとんどないところにあり、店員さんも暇そうにしてました。
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写真がピンボケですいません(汗)。右が低アルコール焼酎の火付け役となった「チェウム・チェレム」、左が老舗のジンロが負けじと出した「ジンロ・フレッシュ」。飲み口としては私はジンロの方が好みでした。とりあえず宿で2本を飲み比べて、爆睡(笑)。
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朝の仁寺洞。昨日の雑踏が嘘のように、静まり返っています。今日も空は快晴。いよいよ今年最後の一日を、ソウルで迎えます。まずは朝の腹ごしらえのために定食屋を探しましたが、仁寺洞の店はどこも朝はやっていないようでした。仕方がないのでまた歩いて清進洞へと向かいます。
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新しいものと古いもの。新旧が混在する不思議な街、ソウル。朝の空気は清々しいです。
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お寺の山門の風景。地元の人が挨拶している横で、物乞いが佇んでいます。私が子供の頃は、日本でも「お乞食さん」はよく見かけたんですけどね〜。いつの間にか日本では見かけなくなった光景。
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以前、清進洞の旅館に泊まった時に気に入った「南原食堂(ナムウォンシクタン)」へ行ってみましたが、残念ながら朝の定食は9時で終了でした。ホンジノッ(紅進屋)が開いていたので、昨日飲み過ぎたこともあり、二日酔いに効くといわれるヘジャンクッを今日の朝食にすることにしました。
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全く予定を立ててこなかったので、今日は何をしようかな〜、と考えた結果、ミーハーな私は「チャングム・テーマパーク」へ行ってみることにしました(笑)。まず鐘閣3街から地下鉄1号線に乗って、議政府北部を目指します。
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地下鉄に乗ってから気づきました。「議政府北部」なんて駅は、どこを探してもない! ドアの上に張ってあるハングルの路線図をよーく見ると、「議政府北部」があるはずの路線図の上に、紙が張ってありました。どうやら路線が延長され、駅名が変更されたようです。「佳陵(ガヌン)」駅で降りることにしました。料金は1200ウォン(約150円)。
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チャングムテーマパークへ行くバス(30番系統)は、1時間に1本。駅を出てすぐ前を走る道路の歩道橋を渡っていると、そのバスが…(滝汗)。当然間に合うはずもなく、バスは無情にも出発して行ったのでした(泣)。
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途方にくれた私の様子を目ざとく見つけたタクシーの運転手たちが、獲物に群がるハイエナのようにやってきました。私が何も言っていないのに、「テーマパーク、1マン5センウォン!」と日本語で話しかけてきます。ものすごくアヤシイです。しかし1時間バスを待つのも時間が惜しく、その誘いに乗ってしまう哀れな子羊の私(笑)。
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タクシーで走ることおよそ15分ほどで、目指すテーマパークに到着しました。入場料は5000ウォン(約625円)。…まだタクシー代が高すぎることにこだわっている私(笑)。
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そんなわけで、やっとあなたに会えました、チャングムさん。タクシー代15000ウォンも使って(笑)。
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そう、ドラマを見た人ならわかるでしょ? クミョンが金鶏を逃がしちゃった鶏小屋ですね。
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これも有名。チャングムの母ミョンイと若き日のハン尚宮が作った秘伝の酢を埋めた場所♪ 蓋を開けてみると、何と手紙が本当に出てきてビックリ。誰も持って帰らないのでしょうか。ここは穴場のようで、観光客は誰も来ていませんでした。
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テーマパークの一角には衣装を着て写真が撮れる場所があります。最高尚宮だって皇后様だってミン・ジョンホだって、何にでもなることが出来ます♪ 料金は…多分5000ウォンくらいだったと思いますが、私は着なかったので値段は不確かです(汗)。この皇太子の衣装を着せてもらった男の子は、みんなから写真を撮られてご満悦でした。
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チャングムが放り込まれた納屋。ドラマの中では閉じ込められた感じだったのですが、スッポンポンで、これならすぐ脱出できるじゃないかと一人ツッコミをかましてみました(笑)。
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カン・ドックの家。とても似つかわしくない大画面テレビが置かれていて、ドラマの一部分が放映されていました。こういうのを「蛇足」というのでしょうね(笑)。
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本物の鶏が、塀の上を歩いていました♪
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テーマパークを出てバス停へと田舎道を歩いていると、誰かお客さんを乗せてきたのであろうタクシーが帰り際に横に止まり、「1マン3ゼンウォン!」と声を掛けてきました。「ピサネヨ(高い)! テッソヨ(いらない)!」と言うと、突然「マノン(1万ウォン)」と値下げしてきました。実際、脚がくたくただった私は、またついタクシーに乗ってしまいました…。出発の時の貧乏旅行の誓いはどこへ行ったのやら(笑)。皆さん、佳陵駅からテーマパーク行きのバスは、毎時25分に出ます。ソウル市内からですと地下鉄で佳陵駅まで約1時間かかりますので、逆算してちょうどいい時刻を見計らって出かけるようにしましょう。どうしてもタクシーに乗らなければならなくなったら「ミト ゲサヌロ へ ジュセヨ(メーター計算でやってくれ)」と言いましょう。おそらく、8000ウォン以内で着くはずです。…てなわけで、佳陵駅前まで帰ってきました。
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とてもおとなしい犬。ちっとも吠えません。
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駅前にあったスーパーに入り、土産物を買いました。トウガラシ500gが8300ウォン(約1037円)、クルミ150gが3900ウォン(約488円)、海苔100gが3200ウォン(約400円)と激安です。ニンジンが泥だらけのまま売られていますが、これが韓国式です。
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地下鉄に乗って、再びソウル市内まで戻ってきました。まだ陽が高かったので、あてもなくブラブラと散策していたら清渓川(チョンゲチョン)に出くわしました。以前は暗渠化されて高速道路がその上に通っていたのを、また昔のような川にしようと一大プロジェクトの元に復元工事がなされた川です。ご覧のとおり、現在では市民憩いのオアシスとなっています。日本でも見習うべきことだと思います。
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映画館はどこも一杯でした。サンヒョクとユジンが映画のチケットが買えなかったのもうなづけます(笑)。これは何故かオバサン5人が勇ましい格好をしている「マラド2」という映画の看板。観たくはないですが(笑)。
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そういえば、1年半前に来た時には改築工事中だったソウルタワーが完成したんだったと思い出し、展望台へ向かうロープウェー乗り場へとやってきました。しかしものすごい長蛇の列。見た瞬間、諦めました(笑)。
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夕暮れの仁寺洞へと戻ってきました。朝はあんなに静かだった通りが、また人々で埋め尽くされています。今日は大晦日。正月を旧暦で祝う韓国も、やはり新年を迎えるという雰囲気は少しあるようです。
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べっこう飴売りの屋台。人だかりが出来ていました。なぜこんなに人気なのかは、謎です(笑)。
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ポン菓子売り。大きな鍋で、豪快にもち米を炒っています。ここもかなりの人気でした。しかしもっと人気だったのがホットッ屋の屋台。他にもホットッを売る店はたくさんあるのに、この店だけは行列が2重に店を取り巻いていました。とても美味しいのでしょうけれど、何時間待てば食べられるのか…。田舎者は並ぶのは大嫌いなので、さっさと素通りしました(笑)。
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最初に両替した37万8千ウォンはまだまだたくさん余っています。ちょっと余裕をブッコいて、宿の近くの韓定食屋で今日の晩飯を食べようと思いました。入り口に「一般定食15000ウォン」と書いてあったので大丈夫だろうと…。店の名前は「チョンジュ」といいます。
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メニューが出てきたので、「イルバンチョンジクウル ジュセヨ(一般定食を下さい)。」と頼むと、「ミアナダ(すいません)。オプスムニダ(ございません)。」というつれない返事。尋ねると、一般定食は昼のメニューだそうで、夜はチョンジュ定食(25000ウォン)かドゥクペル(特別)定食(35000ウォン)しかないそうです。仕方なくチョンジュ定食を頼みました。待つ間もなく、タララッと皿が私の前に並べられていきます。
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全部揃ってから写真を撮ろうと待っていると店員がやってきて、「何をしてるんだ、早く食べろ、次が出せないじゃないか。」とせかします。箸をつけたものは、例え料理が残っていてもどんどん下げられ、また次の皿が出されます。まるでわんこそばです(笑)。前の写真とこの写真の間に、まだ同じくらいの皿が出ました(汗)。食えねーっての! わしゃ大食いチャレンジャーか! と思いましたが、これが韓国式定食なんですね。…二度と行くもんか(笑)。
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食後に仁寺洞のメインストリートの2階にあるカフェバーでコロナビール(6000ウォン≒750円)を飲みながら、大晦日の雑踏を眺めていました。今日も一日、結構歩いたのでクタクタです。宿に戻って、一眠りすることにしました。
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ふと目を覚ますと、ちょうど0:00でした。外では花火の上がるドーン、ドーンという音がひとしきり響いていましたが、30分もすると静かになりました。TVをつけると、NHKの衛星放送ではさだまさしの「年の初めはさだまさし」がダラダラとやっていました。今年最初に見たのがこの人かぁ…(笑)。
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翌朝、つまり元旦の朝です。起きると午前10:00でした(汗)。…初日の出見れなかった(滝汗)。そんなことより、今日は早くも帰国の日です。飛行機は午後3時25分発。この便を逃すと、3日は待たないと帰れません。空港まで安く行く方法はないものかと、地下鉄で仁川(インチョン)まで行って、そこから路線バスで空港に行ってみようと思い立ちました。安国駅から鐘閣3街駅へ出て、1号線に乗り換えて終点の仁川まで約1時間。料金は2400ウォン(約300円)です。地下鉄の車内では様々な商売が行われています。おじさんやおばさんが乗ってきたかと思うと、よく通る大きな声で商品の説明を始めます。今日はペンライト(3000ウォン)を売るおじさんと、幸運のペンダント(2000ウォン)を売るおじさんが乗ってきました。1両で2,3個ずつ売れていたようです。それから、なにやら演説をするおじさん。そして、乗客一人一人に声を掛けていく物乞い。ツアーでは決して見れない風物です(笑)。
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仁川駅です。仁川も結構大きな都市なんですけど、駅前の活気はそうでもありませんでした。まあ、一応新年だからなんでしょうけど…。荷物が重いのでコインロッカーを探しましたがありませんでした。駅前の観光案内所で尋ねると、この駅にはないとの事。この町で美味しいものは? との問いに、「チュンハヨリ イムニダ(中華料理です)。」との答えが返ってきました。
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仁川駅前の坂道沿いにずらっと中華料理屋が軒を並べていました。…しかしなー。韓国最後の食事はやっぱりキムチ食わないとなー。ましてや、今月の12日からは香港に行く身としては、ここで中華料理食わなくても…と考えた私はここでの昼食を諦め、空港へと向かうことにしたのでした。
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仁川駅前からは仁川国際空港行きの路線バスが出ていました。時間は約30分、料金は3500ウォン(約437円)。ということは、空港からソウル市内までバスを使った場合の8000ウォンより、地下鉄−バスと乗り継ぐ方が合計5900ウォンと安いわけです。時間は15分ほど余計にかかる計算ですが、安く上げるにはこちらもお勧めです♪
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仁川空港の巨大な空間。ユジンがチュンサンを探して駆けずり回った場所(笑)。相当走ったんでしょうね(爆)。
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韓国最後の食事は、韓式レストランで食べたオムライス(笑)。オムライス単体としてはたいして美味くないんですけど、キムチとの相性が抜群でした。11000ウォン(約1375円)は高いですけど、キムチが美味しかったので許します。でも、タクアンは余計です(笑)。まあ、空港価格なら当たり前の料金ですね。
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チェックインが終わり、荷物を預けた後に、重大なミスに気づきました。再両替の際に必要な両替証明書を荷物の中に入れっぱなしでした(汗)。残金を計算してみると19万8千ウォンちょっとありましたから、使った金額は180000ウォン(約22500円)となります。それにしても再両替できないと辛い…。ええい、ままよと知らないふりをして大韓銀行の窓口に両替を頼むと、あっさりOKでした♪ なくてもいいんじゃん。帰りの飛行機はガラガラ。やはり、元旦の移動は楽です。
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帰りの飛行機は雲海の上を飛んでいきました。やはりこちらの方が「空の旅」という実感が沸くものです。
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今日のソウルは曇りでしたので、飛行機の窓から今年最初の太陽を見ました。つまり、これが私にとっての初日の出というわけです。すでに西に傾いていましたが…(笑)。何はともあれ、無事に長崎に戻ってまいりました。近くて遠い国、そして遠そうに見えて近い国、韓国。またどうせ、すぐに行きたくなることでしょう。
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この旅行記へのコメント (2)
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- chakotchanさん 2007/01/03 13:59:24
- カムサハムニダ 楽しかったです
- 去年10月ソウルに行きました。もちろん一人旅でした。でもヤンさんのように歩き回れなかったのは残念でした。今度2月に行くかも知れませんのでそのときは念願のオンドルパンに是非泊りたいです。ヤンさんの泊まったところへいってみようかしら。韓国にはまっているハルモニです。よろしく
- ヤン・ファオさん からの返信 2007/01/03 15:54:33
- RE: カムサハムニダ 楽しかったです
- 2月のソウルですか…。防寒対策は必須ですね。私は上は5枚重ね、下は3枚重ねで行きましたが、幸い寒かったのは初日だけでした(笑)。仁寺洞には他にもあちこちに韓式旅館がありました。実際に行ってみられて、部屋や設備を確認して泊まった方がいいと思います。楽しんできてください。
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