2006/12/09 - 2006/12/09
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フーテンの若さんさん
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僕は『解脱』したと思っていた。
日本を離れ、旅に出て早5ヶ月近く。いつのまにか性欲という人間の持つ一番厄介な煩悩は無くなっていた。今までこの欲のお陰でどれだけの時間とお金を浪費したことか?もうつまらん欲にほとほと迷わされることもない。今は遥か山上から地上人を眺める仙人になれたような気持ちだ。若い女性を見てもなんとも思わないし、そういう欲も湧かない。僕は克服できたことを単純に喜んでいた。
しかし、それは大きな勘違いであったことが今日、判明した。カンクンからメリダへ向かうバスのなかで流れていた映画、金城剛とチャンツィーのラブストーリー。タイトルは忘れたけど日本で見たことがある。そこでチャンツィーのなんとも切ない表情を見て忘れていたものがムクムクと蘇り、久しぶりに興奮してしまったのだ。今まで西洋人や中米人の生のラブシーンを何度も見ていて大丈夫だったのに。やはり同じアジア人で美人のチャンツィーとなると違うものなのか。とにかく一度目覚めてしまったこの「春」をどう処理したらよいものか。
メリダの町で市内観光し、夜の名物ライブを見学していても全く気が入らない。ユカタン人類博物館には古代マヤの女性裸体像があったけどこれではなぁ。気がつくと露店のアダルトDVDを眺めていたりとソワソワ落ち着かない。(DVD再生機などないのに)こういう時は酒で誤魔化すしかないと思い、ひとりメリダのバーでセルベッサ(ビール)を浴びるように呑む。
ふとバー向いの教会を眺めると結婚式の真っ最中。花婿と花嫁がちょうど入場するところのようだ。とても若くて綺麗な花嫁。年は25歳ぐらい。花婿は彼女以上に若く、背が低くすこしひ弱そうだ。絶対に尻にひかれるだろうな。見ているとやっぱり嫁さんがリードしている。中米においては女性が主導権を持っているような気がする。なんとも幸せそうな二人の笑顔。酔いがまわってか、一人身であることが無性に寂しくなってきた。
バーの席を立ち、二人に近づき「サルー!(乾杯)」と声をかけお祝いした。そして教会に向かって「神様、早く僕も結婚させて下さい。何も求めませんができればチャンツィー似のカワイイ嫁さんを下さい。」とお願いしておいた。
性欲は簡単になくなるものでないし、やはりこれからも必要だ。やっぱり僕は『俗人』のままでいい。そして地上人としての幸せが早く欲しいのだ。
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