1997/06/17 - 1997/06/18
71位(同エリア126件中)
北風さん
パレンケの次のピラミッドは、メキシコ最大の観光地メリダにあった。
さすがユカタン半島の州都、ピラミッド観光基地だけあって、いやー都会だ!
道行く人々の半分は白人ツーリスト、当然英語があちこちで飛び交っている。
熱帯ジャングルをリアルに味わわされたパレンケ村からバスで1日の距離しかないのに、何だろう?この不思議な快適さは?
目の前のカリブ海からの海風が、灼熱の暑さやうだる様な湿度を運び去ってくれているのだろうか?
この先進的な現代文明の街から、古代マヤ文明の遺跡に向かうバスが出ると言う。
何とも妙な気分だなぁ。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
-
メリダは、メキシコ最大の観光地だけあって、首都メキシコシティよりもある意味大都会だった。
カリブ海を望むリゾート地として発達しただけあって、アメリカ資本がぎっしり乗り込んできたこの街は、とてもメキシコの一部とは思えない程洗練されていた。 -
<モンテホの家>
ユカタンの征服者モンテホが富をつぎ込んだ大豪邸は手の込んだレリーフで飾られていた。 -
大豪邸の玄関には征服者が先住民の頭を踏みつけているレリーフが!
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ウシュマル遺跡は、メリダから南へ80kmのジャングルの中に埋もれていた。
それにしても、何故古代マヤ人は好んでジャングルにピラミッドを建てたのだろう?
涼しげな海辺ではダメだったのですか? -
地図で見ると遺跡がギュッと固まっている様に見えたが、縮尺を考えると今回も体力勝負の観光になりそうだった。
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<魔法使いのピラミッド>
テクテクと入り口を進むと、いきなりジャングルの上にビックリするほど立派なピラミッドが!
これは・・・
今までのピラミッドで一番存在感があるのでは?
魔法使いのピラミッドというメルヘンチックな名前は、小人が一夜の内に造り上げたと言う伝説から来ているとの事。
確かに、小判型の石組みといい、ピラミッド側面の妙に丸みを帯びたカーブといい女性的でかわいい名前も納得できそうだが、その真実の姿は300年に渡って順番に建築されてきた物らしい。 -
旅日記
『階段』
これはまた急な階段だった。
果たしてこれを階段と呼べるのだろうか?
これと梯子との間には、どれほどの違いがあるのだろうか?
あるとすれば、この天まで続いていそうな異常な高さだけかもしれない。
踏み段の幅は25.5cmの俺のブーツに、2/3程引っ掛かりを与えてくれるだけだった。
強風に吹かれたときなんか、生きた心地がしなかった。
この行程を、2000年も前のマヤの王や神官は威厳を保ちながら、上り下りしていたのだろうか?
2000年の時を経た現在、東洋から来た旅行者が、泣きべそをかきかき、ヤモリのごとくへばりついているこの階段を! -
四つん這いになって、冷や汗で汗だくになりながら頂上へたどり着いた。
階段の途中で、俺が高所恐怖症だった事に気づいたが、あの時点でそれはなんら状況を改善するものではなかった。 -
疲れた。
オーストラリアのエアーズロックに登った時も、こんな感じだったかもしれない。
あの時と違うのは、頂上の空間が幅1mしかなく、ライト級の俺の身体をいつ強風が眼下に広がる熱帯雨林へ運び去ってもおかしくない事だ。
さて、現在、もう一つの重大な事を思い出した。
たった今登ってきた階段は、グランドキャニオン顔負けの傾斜を伴って、地の果てのともつかない地上へと続いている。
当然手すりのサービスは無しだった。
足が震える。
目が霞む。
子供の頃、木に登って降りられなくなった子猫を笑い飛ばした罰が今頃になって降りかかってきた。 -
<鳩の家>
鳩ノ巣のような格子窓がついた建築物からその名がついたとの事。
ちなみにその用途は未だに謎のまま。 -
地平線まで続く緑の海のあちこちが、こんもりと盛り上がっていた。
ガイド曰く「あの下には、まだ発掘されていない無数のピラミッドが眠っています」 -
昔々、この地帯の全盛期には、ここからどんな風景が見えたんだろう?
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