武尊・尾瀬・片品旅行記(ブログ) 一覧に戻る
就活も終わり、なんかマイナスイオンをたっぷりと吸えるような場所に行きたいなということで今回の散策を計画。とりあえず尾瀬を1日で散策するのは結構ハードなことなので、1日を最大限に利用するために、早朝から行くことにするよ。そのためには新宿からでている夜行バスを利用することになる。尾瀬までは大体新宿から4時間ぐらいかな。途中大型バス通行規制のため小さなマイクロバスに乗り換えて、標高2000mぐらいの鳩待峠に到着。バスを降り立って最初に感じたのは、<br />寒い!<br />もう、夏という季節が始まろうとしているのにこの気温はやばい。なんか、じっとしているとやばいので、到着後5分しないうちに歩き出すことに。そういえば、尾瀬は今回で3回目。小学生の時、群馬県側から尾瀬ヶ原を中心に、福島県側から尾瀬沼を中心にそれぞれ行ったことはあったけど、今回は欲張りに両方を制覇しようということで計画を実行。走行距離は30キロ強だけど、気合と情熱でカバーできるはず。とにかく意気込みをもって早朝の5時30分にスタート。最初の3キロはかなり景色がいいとこかな。周りの山々が標高が高いこともあってかなり迫力があるよ。隣の山は至仏山と言うのかな?<br />残雪がかなり残る白景色<br />はなんともいえないぐらいの感動があるよ。とにかく、下りの木道を軽快なフットワークで駆けはしる。そして、40分後には最初の目的地のビジターセンターに到着。ここからはいわゆる尾瀬ヶ原というところで、様々な湿原植物が茂っているところなんだよね。少し歩くと<br />水芭蕉の群生<br />に遭遇。これでもかというぐらいに水芭蕉があるよ。そういえばこの時期は水芭蕉の全盛期だから結構ラッキーです。かなり、きれいなのでデジカメのシャッターをきりまくります。「夏が来れば思い出すはるかな尾瀬遠い空・・・・水芭蕉の花が咲いている・・・・」という有名な歌があるように、尾瀬と水芭蕉のセットはかなり絵になるんだよな。しばらくして、メジャーな木道から離れて、遠回りすることに。三条の滝という壮大な滝が見たいから、進路を東から北東に。平日の早朝ということで、人がほとんどいなくて、少し気味が悪いぐらい誰もいない。しかも、熊の出没注意という看板を煩雑に見るよ。なんか、景色はきれいな高原の道なんだけど、微妙。なんか寂しいので、ミスチルの曲を口ずさみながら先を進む。1時間ぐらい経って、東電小屋を過ぎた頃からはやっと人が増え始める。なんか心の中には安堵のような塊が。とにかく三条の滝を目指しているんだけど、この辺は基本的には雪道の山道だから危なくてしょうがない。変な崖みたいなところでは、ロープをたよりに降りていくような、すごい道だ。とにかく前だけを見すえ、8時頃<br />三条の滝<br />に到着。着いた時には <br />「ごーーーーーっーーー」という音<br />にまず圧倒させられる。次に、滝の迫力に圧倒させられる。落差は日光の華厳の滝には及ばないけど、水量や幅が華厳の滝を圧倒。冬のうちにたまった雪解け水が一気に落ちてくるわけだから、そりゃーすごいよ。帰ろうとするときには、虹もかかっていてかなり感動なスポットだった。再び一時間強かけて尾瀬ヶ原に戻ってくる。竜宮小屋に着いたときにはさすがに疲れてきたよ。この時点で山道を16キロ程度歩いてきたわけだから。遅い朝ごはんを食べて体力を回復させる。そして、次に目指すのは尾瀬沼。ただ、ここから5キロが難所。基本的には雪のせいで木道が消えて見えないような道が永遠に続く。さすがにちきったけど前だけを見すえ進むところ、一時間強。湖が見え始める。そう、<br />これこそ尾瀬沼。<br />小屋からみえる景色は、<br />まるでスイスのリゾート地。<br />湖とおいしい空気さえあればもうどうでもよくなってくるよ。さらには沼の後ろにそびえる燧ケ岳もかなりいい感じに沼とマッチしているよ。若干の時間があったので、湖をほぼ一周。10年ぶりに歩くこの道とこの景色は何か懐かしさを感じ、感極まってきた。せっかくなので、観光客が必ず立ちとまる長蔵小屋で休憩。ほんとにここはスイスなのではないかと錯覚させられるような景色だよ。すごい。すごい。すごい。こんな感じでここから7キロはばいばいという気持ちを持って、バス発着所まで歩ききる。途中蜂の大群と遭遇して大変な思いしたけど、なんとか大清水駐車場に着きました。30キロ歩ききった後のドリンクは格別にうまい。とにかく、いろんな意味で満足した尾瀬散策でした!

はるかな尾瀬 遠い空

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2005/06/17 - 2005/06/17

766位(同エリア782件中)

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4

ジェラード

ジェラードさん

就活も終わり、なんかマイナスイオンをたっぷりと吸えるような場所に行きたいなということで今回の散策を計画。とりあえず尾瀬を1日で散策するのは結構ハードなことなので、1日を最大限に利用するために、早朝から行くことにするよ。そのためには新宿からでている夜行バスを利用することになる。尾瀬までは大体新宿から4時間ぐらいかな。途中大型バス通行規制のため小さなマイクロバスに乗り換えて、標高2000mぐらいの鳩待峠に到着。バスを降り立って最初に感じたのは、
寒い!
もう、夏という季節が始まろうとしているのにこの気温はやばい。なんか、じっとしているとやばいので、到着後5分しないうちに歩き出すことに。そういえば、尾瀬は今回で3回目。小学生の時、群馬県側から尾瀬ヶ原を中心に、福島県側から尾瀬沼を中心にそれぞれ行ったことはあったけど、今回は欲張りに両方を制覇しようということで計画を実行。走行距離は30キロ強だけど、気合と情熱でカバーできるはず。とにかく意気込みをもって早朝の5時30分にスタート。最初の3キロはかなり景色がいいとこかな。周りの山々が標高が高いこともあってかなり迫力があるよ。隣の山は至仏山と言うのかな?
残雪がかなり残る白景色
はなんともいえないぐらいの感動があるよ。とにかく、下りの木道を軽快なフットワークで駆けはしる。そして、40分後には最初の目的地のビジターセンターに到着。ここからはいわゆる尾瀬ヶ原というところで、様々な湿原植物が茂っているところなんだよね。少し歩くと
水芭蕉の群生
に遭遇。これでもかというぐらいに水芭蕉があるよ。そういえばこの時期は水芭蕉の全盛期だから結構ラッキーです。かなり、きれいなのでデジカメのシャッターをきりまくります。「夏が来れば思い出すはるかな尾瀬遠い空・・・・水芭蕉の花が咲いている・・・・」という有名な歌があるように、尾瀬と水芭蕉のセットはかなり絵になるんだよな。しばらくして、メジャーな木道から離れて、遠回りすることに。三条の滝という壮大な滝が見たいから、進路を東から北東に。平日の早朝ということで、人がほとんどいなくて、少し気味が悪いぐらい誰もいない。しかも、熊の出没注意という看板を煩雑に見るよ。なんか、景色はきれいな高原の道なんだけど、微妙。なんか寂しいので、ミスチルの曲を口ずさみながら先を進む。1時間ぐらい経って、東電小屋を過ぎた頃からはやっと人が増え始める。なんか心の中には安堵のような塊が。とにかく三条の滝を目指しているんだけど、この辺は基本的には雪道の山道だから危なくてしょうがない。変な崖みたいなところでは、ロープをたよりに降りていくような、すごい道だ。とにかく前だけを見すえ、8時頃
三条の滝
に到着。着いた時には
「ごーーーーーっーーー」という音
にまず圧倒させられる。次に、滝の迫力に圧倒させられる。落差は日光の華厳の滝には及ばないけど、水量や幅が華厳の滝を圧倒。冬のうちにたまった雪解け水が一気に落ちてくるわけだから、そりゃーすごいよ。帰ろうとするときには、虹もかかっていてかなり感動なスポットだった。再び一時間強かけて尾瀬ヶ原に戻ってくる。竜宮小屋に着いたときにはさすがに疲れてきたよ。この時点で山道を16キロ程度歩いてきたわけだから。遅い朝ごはんを食べて体力を回復させる。そして、次に目指すのは尾瀬沼。ただ、ここから5キロが難所。基本的には雪のせいで木道が消えて見えないような道が永遠に続く。さすがにちきったけど前だけを見すえ進むところ、一時間強。湖が見え始める。そう、
これこそ尾瀬沼。
小屋からみえる景色は、
まるでスイスのリゾート地。
湖とおいしい空気さえあればもうどうでもよくなってくるよ。さらには沼の後ろにそびえる燧ケ岳もかなりいい感じに沼とマッチしているよ。若干の時間があったので、湖をほぼ一周。10年ぶりに歩くこの道とこの景色は何か懐かしさを感じ、感極まってきた。せっかくなので、観光客が必ず立ちとまる長蔵小屋で休憩。ほんとにここはスイスなのではないかと錯覚させられるような景色だよ。すごい。すごい。すごい。こんな感じでここから7キロはばいばいという気持ちを持って、バス発着所まで歩ききる。途中蜂の大群と遭遇して大変な思いしたけど、なんとか大清水駐車場に着きました。30キロ歩ききった後のドリンクは格別にうまい。とにかく、いろんな意味で満足した尾瀬散策でした!

交通手段
高速・路線バス

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  • すごく幻想的です。<br />早朝の尾瀬らしい風景ですね。

    すごく幻想的です。
    早朝の尾瀬らしい風景ですね。

  • 水量の多さに圧巻。<br />ごーーという自然の音に思わず耳を立ててしまいます。

    水量の多さに圧巻。
    ごーーという自然の音に思わず耳を立ててしまいます。

  • 尾瀬沼

    尾瀬沼

  • 燧ケ岳を望む。

    燧ケ岳を望む。

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