アルメニア続き

2006/11/23 - 2006/11/26

３日目はガルニとゲカルトに行ってきました。

エリア エレヴァン(アルメニア)

• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空

ガルニ宮殿は、こんな峡谷の側にたっています。

ガルニ宮殿です。
石の色がちぐはぐ加減がいいですね(^^)

宮殿の天井に窓があります。
昼と夜の長さが一緒になるとき（？？実はよく英語の説明がわからなかった、、、）、ここから光が入り

床の水をはったこの穴に光があたり
反射して

壁の祭壇（？）に光があたります。
で、、、どうなるんでしょうか？
よくわかりませんが、、、とにかくロマンチックですね。

ゲガルト修道院です
一枚の巨岩をくりぬいて作られた建物です
ほんと？と疑ってしまうほど繊細な造りです。

中はひんやり暗いです
エチミアジンと違って装飾等は素朴な感じです
私は、こちらの建物の方が深みがあって好きでした

世界で初めてキリスト教を国教とした国です
至る所にアルメニの十字架が描かれています
赤はアルメニアの色だそうです

拡大して頂けると確認できるかと思います
十字架の周りに掘られた丸みのある物は全てザクロです
アルメニアにとって神聖な果物だという事がよくわかりますね

ついつい、、、４世紀に作られた（立て直し等で正確には13世紀のものですが）柱をなでてみました。
こんなに美しい修道院をどんな思いで作ったのでしょうか？
修道院の中はいくつかの部屋に分かれています。声を出すと２０回響くそうです。何度も声を出してみました、確かによく響きます。そんなところへ数人の女性が賛美歌を歌いながら入ってきました。賛美歌が２０回、、、修道院中に響きます。

アルメニアの十字架はハチュカルといいます。
ハチュ＝十字架、カル＝石という意味だそうです。
宗派（国）によって十字架のデザインが違うのだそうです。ハチュカルは十字架の中に更に十字架が描かれています。

ハトはアルメニアでは神聖な鳥です。
アルメニア人には特別なアララト山（現在はトルコ領）はノアの箱船が漂着した山です。ノアが箱船からハトを外に放つとオリーブをくわえて戻ってきました。ノアはこれによって洪水の水が引いたことを知ったといいます。修道院の壁にはオリーブをくわえたハトの絵も描かれていました。