ドイツ旅行記～Dinkelsbuhl～

2002/10/04 - 2002/10/14

　奇跡的に第二次世界大戦の被害を免れたディンケルスビュールには、中世の建物や城壁がそのまま残っています。観光客もそれほど多くないので、落ち着いた雰囲気です。

　夜になると黒マント姿にランプを持った夜警の人が夜回りをしています。夜警の人のまわりには子供たちが群がっていました。

　町のはずれのローテンブルグ門をくぐると池があり、この池のほとりに座って城壁をながめながらまったりしていると、とても満ち足りた気分になります。

　私が泊まったのは、15世紀に建てられた木組みのドイチェス・ハウス。1440年に建てられた木組みのホテルで、1階はレストランになっています。部屋は10室しかないそうです。

　五つ星ホテルなので普段は敬遠するところですが、このホテルはなぜか泊まってみたくなり、だめもとでe-mailを出してみたところ、空きがあるとのこと。これもなにかの縁と思い、早速予約を入れました。

　実際に建物の中に入ってみると、さすがに古さを感じます。少し薄暗くて、歩くと階段や床がギシギシ音を立てます。でも部屋の中はとても綺麗で、木製のベットや家具類が落ち着きを感じさせます。壁に2枚の絵が飾ってありましたが、とても豪華でした。

　ただ、トイレやバスルームは近代ホテル風でちょっとミスマッチだったなぁ。

エリア ディンケルスビュール(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空

　ワインマルクトに面した家々。どれもかなり歴史を感じさせるものばかりです。

　奇跡的に第二次世界大戦の被害がほとんどなかったため、中世の街並がそのまま残っています。

　街を取り囲む城壁も完全な形で残っています。

　15世紀に建てられた木組みのドイチェス・ハウス。運良くここに泊まることが出来ました。

　ホテルの外観は風格さえ漂わせています。

　私が泊まった部屋付近の様子。

　部屋の中の様子。写真には写っていませんが、ちゃんとテレビも置いてありました。

　バスルームとトイレ。

　部屋に飾ってあった2枚の絵。

　部屋の鍵です。金属製でずっしりとした重さがありました。