北京

2006/08/22 - 2005/08/25

8/22
6時過ぎに起床。すでに天津付近には着いてるようで、両側は陸地っぽい
。天気が微妙。降ってはいないけど降りそうな感じ。やがて港に到着。
フェリーを降りてからどうすれば良いのかと思ってたけど、丁度天津駅行きのバスが止まってたのでそれに乗り込んだ。これも多分にもれず満員になり次第発車形式のようで、なかなか発車しない。しかも、椅子埋まってからもどんどん客を引っ張ってくるので、みんなその辺に座り込んだりしてるしー。
バスは1時間ほど走って天津駅に到着。天津観光してから夕方に北京に向かっても良かったんだけど、天気悪かったので即効で切符売り場に向かう。1時間後の快速の軟座が取れた。やはり本数多いと当日いきなりでも予約取れるんだねぇ。売店で食事を買って、軟座控え室で食べたり本を読んだりしてるうちに改札開始。

列車は2階建てでぱっと見は綺麗だけど、パンタグラフないからディーゼルっぽい。座席は向かい合わせで方向を変えられないあたり、新快速の方が快適な気もするけど、気にしてはいけない。
列車はノンストップで進み、1時間ほどで北京駅に到着。ホテル探しに行こうと思ってたら改札の前にホテルの案内所があったのでそこに行ってみる。色々迷った挙句、送迎車でホテルまで送ってくれるやつを選んだ。ちと中心地からは遠いけど安いし部屋もまともそうだから良いかなぁと。

連れて来られたのは、北京駅から車で10分も行かないところ。それなりにバスも走ってるみたいだし、部屋はまともだったので安心した。まだ昼過ぎだったので早速荷物を置いて翌日からのホテル探しに出かける事にした。帰国日は朝早くに空港に着かないとダメなので、リムジンバス乗り場に近いホテルに前日から泊まっておきたかったのだ。てわけで、リムジンバスが発車してる西単目指してバスに乗る。ホテルから天安門や西単、王府井までバス一本で行けるのは結構便利だ。
西単で宿探し。流石に高い。そしてネットカフェが近くにない。これは致命的だ！付近を2時間ほどうろうろして、蘆溝橋に向かう。北京の事が乗ってるガイドブックはLonelyPlanet Chinaだけなんだけど、それによると六里橋でバスを乗り換えろと書いてある。まずはバスに乗って六里橋へ。が、あったのは六里橋北と南のバス停のみ。六里橋バス停の場所がわからんまま10分ほど歩いて、、、逆方向だと言う事に気がついた。
今更引き返すのも嫌なので、次のバス停目指して歩く事20分くらいでバス停発見。目出度く蘆溝橋方面へのバスに乗る事が出来ましたとさ。ちなみに、この時すでに午後16時。抗日なんとか記念館は17時閉館だったはず。慌てても無駄なので大人しくバスに乗って着くのを待つ。

そして、到着。入場料を払って抗日記念館へ。と思ったけど記念碑が建ってるだけだった。つまんねーと思って蘆溝橋に向かった。こちらも入場料を払って橋を往復して終わり。あっけない。ちなみに蘆溝橋の下を流れる川には水がなかった気がする。(後で知ったけど、抗日記念館はちゃんとした建物があったらしい。何故か見つけられなかった。残念。)
そして、バスで帰る。バス停で知ったけど、北京駅や前門からでも直通バスはあるようだ。ガイドブックはなんで態々乗り換え推奨してるんだろ？おかげでかなり時間を無駄にしたー。



蘆溝橋から乗ったバスで北京西駅に到着。こちらも北京駅並に大きくて人がたくさんいた。北京の観光地図が欲しかったので購入。駅の周りを歩き回ってみたけど、コンビニみたいな店で北京ダックの真空パックが38元で売っているのを発見。良く見てみたら至る所で同じような物を売ってる。北京ダックといえば高級食材なイメージがあったけど、北京だとこんな簡単に手に入るんだねぇ。写真を撮ったり手で触ってみたりしたけど、確かにらしい形をしてた。パッケージにはオーブンのマークがあったので、オーブンで温めたら調理終了とかそんなのなのかもしれない。結構お手軽？
そして、良い時間になっていたので近くの食堂で夕食を食べることにした。カレー牛肉とゆーのを頼んでみた。ビーフカレーだと思ってたんだけど、出てきたのは牛肉とじゃがいもとピーマンをカレー風味に炒めたもので(汗)やっぱり脂っこかった。何か間違っている。。。

そして、ネットカフェへ。ここではパスポートの提示を求められた。やっぱり北京ではネットカフェで身分証明書を提示する必要があるっぽい。隣の人の足のにおいが臭くて困った。頼むからネットカフェで靴脱がないでく。

8/23
目がさめた。このホテルには朝食が付いていなかったので、前日に買っておいたお粥を食べる。そして、フロントで延泊を申し出てからホテルを出た。昨日思ったけど、このホテルの方に来るバスは終バスが22時くらいまであるし本数も多いから結構便利だった。リムジンバス乗り場に遠い事を除けばそんなに文句はない。

そして、バスに乗って故宮に向かう。正直あんまり興味はないんだけど、北京に来たら行っておいた方が良いと思うし、ラストエンペラーで見た場面を見てみたかったのもあって、高い入場料を払って入ってみることに。
中は広かった。が、興味ないのでさっさとスルー。玉座の部分は工事中で見られなかったし、ほとんど来た意味なし。ラストエンペラーに出てきた長い通路探しをして写真撮ってから出てきた。2時間くらいはかかった気がする。

続いて昼食を食べに西単へ。昨日来たばかりだったので特に見るものもないけど、少し歩いてから昼食を食べた。やる事もなくなったので、地下鉄巡りの旅でもしようかと思って地下鉄の窓口で切符を購入。13号線に乗りたかったので適当に13号線の駅を言って頷いてたら、八通線の切符を渡された。どうやら同じ駅名が八通線にもあったらしい。適当に頷いてるうちにそっちになったんだろう。まぁ、別に13号線に拘りがあった訳でもないので八通線に乗る事にした。

八通線は外観立派だけど、席はプラスチック製の固いやつで、乗ってて疲れた。終着駅まで乗っても値段は同じなんだけど、疲れたので途中で降りて引き返すことにした。北京駅に行きたかったんだけど、地下鉄で行くと2階も乗り換えることになって面倒なので、四恵でバスに乗り換えることにした。こっちの方が乗り換え回数と費用は若干少なくなる。
四恵でバスに乗り換えて西へ。しかし、ひどい渋滞に巻き込まれて20分くらい全く進まない状態に。20分経って動いたと思っても1メートルだけとかそんな状態。乗客の何人かは道の途中で降りて地下鉄乗り場に向かって歩いていった。が、ここまで来て地下鉄乗るのは敗北だと思ったので乗りつづけ、1時間以上かかって北京駅に到着。地下鉄で行くよりも1時間以上余計に時間かかった気がする。
まずは北京駅前で宿探し。リムジンバスは北京駅前からも出てるから明日の宿は別にここからでも良いのだ。そもそも西単はネットカフェ無いから辛い。てな感じでホテルを探してからネットカフェに入って、バスでホテルまで帰って寝た。夕飯は即席面。

8/24
朝起きてから北京駅近くのホテルに宿を変更。
やはり朝食を食べてなかったので、この国に来てまだ食べた事がなかった餃子を食べてみようと店に入って餃子を適当に頼んでみた。これが10時半くらい。メニューに飲み物が載ってなかったので筆談で聞いてみたら各種ありますと返ってきた。それではどうしようもないので困ってたら、[緑豆汁はどうでしょう?値段が高いけど夏バテに効果あります]とゆーので頼んでみることに。名前からしてチャレンジものっぽいし好奇心がががが

が、まずかった。
しかも、出てきたギョウザの量が半端じゃなかった。山盛りのが2皿。
頑張ったよ。飲み物で流し込もうにも緑豆汁は不味かったし、泣きそうだった。
でも、残り隣の少しの所で席の人が店員に頼んで余りを持ち帰りにしてもらってるのを見て戦意喪失。

もうゴールしても良いよね?

ってわけで、少しの餃子と結構残ってる緑豆汁を残して土産に頼まれたTシャツでも買いに行こうかとバスで前門まで。どうせ何の予定もなかったし。ちなみに緑豆汁の値段は25元。
山盛りの餃子2皿分よりも高かったorz

バスで前門に到着。別に地下鉄で来ても良かったけど、バスの方が圧倒的に安い。バスを降りてからしばらく行くと、土産物屋が並んでそうな一帯に到着。店員さんが英語使えるあたりどう見ても観光客向けに商売してる。まず目に付いたのはライター。1個30元と言われたけど、2個で40元にして貰った。本当に帰ろうとしたら安くなるのね。続いてTシャツ…は毛沢東Tシャツくらいしか良いのが見つからなかったので後回しにして、西単に向かう事に。
西単に来るのは3日連続。今まではTシャツを探してここに来た事はなかったので、無いとも断言できないと思い探してみる。探すとTシャツは結構売ってるんだけど、いまいちピンと来るものが無かった。
続いてバスで王府井に。北京で土産物屋がたくさんありそうな所の心当たりはここで最後。色々見てみたがピンと来るTシャツは見つからなかった。10元ショップで色々と小物の土産を買い込んだりはしたけど。

結局王府井でもTシャツは見つからなかったので、最初に行った前門で見た毛沢東Tシャツを買う事にした。バスで前門に戻って再び同じ店へ。値段を聞いたらしばらく考えた後、50とか言われたが、ポケットの中には32元しかなかったので、32元に値切った。やればもっと下がった気もするけど、まぁ良いかーと思って購入。

買い終わったら既に17時過ぎてたのでのんびりと北京駅に帰ってきて、夕飯を。ギョウザがまだおなかに溜まってる気分だったのでお粥が食べたかったんだけど、朝しかやってないらしく、代わりに頼んだのは何故かトン骨ラーメン。何か間違ってる。。。

またまたネットカフェに寄ってから北京駅近くのホテルに戻って寝た。

8/25
朝6時過ぎに起床。リムジンバス乗り場に行ってバスに乗り込んだ。
飛行機は9時過ぎに出発で、銀行で人民元を日本円に変えたり、帰国の切符を電話で変更したのでその手続きをしたりとやる事はたくさんある。ので、2時間前までには着いておきたいと思ったんだけど、道路が混んでたりして着いたのは7時過ぎ。急いでチェックインしようとしたんだけど、チェックインカウンターに行く前に税関っぽいのがあるっぽい。特に何も無いので専用の用紙に記入して終わり。急いで帰国日の変更手続きをしてチェックイン。出発1時間前を切ってたけどまだ窓側の席が残ってた。良かった良かった。
が、時間がないので急いで両替を済ます。前の人が時間かかってて若干いらついたが、無事に搭乗時間 20分前に両替も終了し、再び税関でさっきと同じ紙に記入して(さっき書いたって説明するの面倒だし)搭乗口の列に並ぶ。が、出発時間が迫っても搭乗が始まらず、係員が座って待てと言い出した。どうやら結構待たないとダメらしい。どうやら1時間ほど遅れるそうな。
まぁ、1時間くらいなら、と思って待ってたら今度は4時間遅れるとか言い出した。なんだってーーーと思ってたら飲み物とお菓子を配り始めた。まぁ、大目に見よう。貰った物を飲み食いしてから空港見学に行く。が、今更外には出られないし、人民元も換金済みだから店にも入れない。クレジットカードを使う手もあったけど、そもそも値段が高くて食べる気にならない。仕方ないので椅子に座って本読みながら時間が来るのを待つ事にした。
やがて弁当の配布が始まる。この辺にいない人はどうするんだろうかなーとか思いつつ、しっかり飲み物と弁当を貰って食べて、本を読んで出発時間を待つ。
流石にそれ以上は遅れることも無く、飛行機に乗り込んで一路日本へ。
機内ではしっかり食事が出た。もちろん食べた。

関西国際空港に到着。27日ぶりの日本だ。まずはリムジンバス乗り場へ。リムジンバスの切符を買ってバスに乗り込む。ここまでは普通に出来たんだけど、なんとなく違和感が。なんとゆーか、日本は静かだね。空港もそうだし、道も車の中もそう。物足りない気がする。どこか知らない国に来てしまったような感覚に襲われた。日本語もいまいち違和感が残るなぁ。。。

エリア 北京(中国)

天津から北京までの新空調軟座特快

切符

盧溝橋

盧溝橋

23日の朝食

八通線

緑豆汁　25元
夏バテ予防に効果があるらしい

健康ドリンク？亀ゼリーみたいな味がした

平壌行き発見

13:40発になってるのが乗る予定だった飛行機