2006/11 - 2006/11
718位(同エリア980件中)
ニーコさん
メトロポリタン美術館、ボストン美術館と並び、アメリカの三大美術館のひとつと言われているシカゴ美術館。
シカゴ美術館は英語名The Art Institute of Chicagoという通り、元々は美術学校だったもので、現在でも附属の美術大学があります。
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正面入口。
シカゴ美術館はグラントパーク内にあり、S. Michigan Ave.に面しています。シカゴ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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入口を入ったところのインフォメーションデスク。チケットオフィスとクロークは入って左手にあります。
入場料は大人$12、荷物を預けるのは1点につき$1。 -
入館してまず正面の階段を2階に上がります。
向こう側にはエル・グレコの"The Assumption of the Virgin"聖母被昇天が見えます。
まずはこちら側、201室から見始めます。 -
201室を入ってまず目に飛び込んでくるのは、
Gustave Caillebotte
"Paris Street; Rainy Day"1877
201〜206室は19世紀のヨーロッパ絵画で、シカゴ美術館の目玉になっている印象派のコレクション。 -
Pierre Auguste Renoir
"Two Sisters (On the Terrace)" 1881 -
Camille Pissarro
"Place du Havre, Paris" 1893 -
Vincent van Gogh
"Bedroom of Arles" -
Vincent van Gogh
"Self-Portrait"1887 -
この美術館の1番の目玉作品、
Georges Seurat
"A Sunday on La Grande Jatte--1884"1884-86
スーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」
この作品は寄贈者であるフレドリック・バートレットの遺言により、この美術館から動かされることはない。つまり、この絵はここでしか実物を見ることができないのです。 -
全てが点で構成されている、ものすごく緻密な作品なので、小さい絵を想像していたのに、予想以上に大きい作品で驚きました。
気が遠くなるような作業…完成まで2年以上かかったというのもよくわかります。 -
Henri Marie Raymond de Toulouse-Lautrec
"At the Moulin Rouge"1892/95
中央後方に小さくロートレック自身が描かれているそうです。 -
Claude Monet
"Stack of Wheat"
モネの「積み藁」シリーズ。季節や時間の違いを絶妙な色合いで表現しています。 -
Claude Monet
"Stack of Wheat"
「積み藁」の一作品。色合いがなんとも言えず美しい。モネはこの一連の作品で、大気と光、そして時間の概念を表現したそうです。 -
Claude Monet
"Water Lilies" -
Paul Gauguin
"Day of the God (Mahana no Atua)"1894
南太平洋の島タヒチに移り住んで13年後に描かれた作品。 -
Henri Rousseau
"The Waterfall" 1910 -
Marc Chagall
"White Crucifixion"1938 -
Emil Nolde
"Red-Haired Girl"1919
エミール・ノルデは、19世紀末〜20世紀のドイツの画家。ノルデの作風は同時代のドイツ表現主義の画家たちに共通するものがあるが、彼自身は特定のグループに属することを好まず、終始独自の道を歩んだ。1867年、北シュレスヴィッヒ地方のブルカルのノルデに生まれる。
第一次世界大戦の敗戦に伴い、彼の故郷はデンマークに割譲された。また彼は弱小政党だったナチスの政策に共感するところがあり、1920年にはナチ党員となったが、彼の非常に強烈な宗教画はしばしば「宗教への冒涜」「退廃芸術」という批判を浴び、ついに1937年、彼の作品はドイツ中の美術館から押収されて「退廃芸術展」に出展されさらし者にされた。ノルデはドイツ社会から非難を浴び、美術院から除名されて絵画制作や画材購入まで禁止・制限されるにいたる。
彼はこの間、極小サイズの水彩画「描かれざる絵」を秘密のうちに描きながら戦時下を過ごしていた。 -
Vasily Kandinsky
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Paul Klee
"Fleeing Ghost"1929 -
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Constantin Brancusi
"Leda"c.1920
イサム・ノグチの師匠でもあるブランクーシ。後ろはピカソ。 -
235室。壁の一面がガラス張りになっていて、1階への階段があります。
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Matta
"The Earth Is a Man"1942 -
Jackson Pollock
"Greyed Rainbow"1953 -
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El Greco
"Feast in the House of Simon"1610-14 -
1階に降りて、ヨーロッパ装飾美術の置かれているホールを抜けると、突き当たりに中庭があります。McKinlock Court。ここを右方向に進むとRice Buildingです。
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アメリカ美術の展示されているRice Buildingの入口。
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Mary Cassatt
"The Child's Bath" 1893
後期印象派の女流画家。 -
ライスビルの中央ホール。1階、2階が吹き抜けになっています。
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Isamu Noguchi
"Miss Expnding Universe"1932
シカゴ出身の舞踏家ルース・ペイジの舞台美術用習作。 -
Georgia O'Keeffe
"Black Cross, New Mexico"1929
アメリカを代表する女流画家であるオキーフは、70年にも及ぶ長い画歴のなかで、ほとんど風景、花、そして動物の骨だけをテーマとして描きつづけた。
シカゴ美術館附属美大卒業生。 -
Georgia O'Keeffe
"Yellow Hickory Leaves with Daisy"1928 -
Rufino Tamayo
"Maria Izquierdo"1932
1899年(メキシコ、オアハカ)生まれ〜1991年没。
現代メキシコ美術の先駆者の1人。 -
Grant Wood
"American Gothic"1930
アメリカで1番多くパロディに使われている絵画だそうです。農夫とその娘の表情は理性、簡素な衣装は質素な生活を表し、鋭い視線はアメリカの排他性を意味している。 -
メキシコの画家の作品。
こちらのライスビルにある作品の中の見所の1つ、Edward Hopper "Nighthawks"は、この時ニューヨークのホイットニー美術館に貸し出し中だった為、鑑賞することが出来ませんでした。 -
ヨーロッパ装飾美術(鎧など)の展示されたホール。アラートンビル、ルブロフビル、ライスビルをつないでいる。
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東洋美術。
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The Ando Gallery 1992
安藤忠雄がデザインした展示室。 -
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釈迦涅槃図。
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正面入口を入ってすぐ右にあるミュージアムショップ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- wiz さん 2006/11/26 13:41:06
- オキーフありがとうぅぅーー♡
- ニーコさん、
懲りずにコメントなし編集中お邪魔してます^^
おーーー、これは!!
っと思ったらやっぱりオキーフ、ルンルン
http://www.artst.org/okeefe/1928+-+Yellow+Hickory+Leaves+With+Daisy.jpg
やっぱり好きだなぁーーオキーフ♡
シカゴ美術館、
アメリカ3大美術館だけあって
さすが有名アーティスト多いですねーー♪
P.S.大きな美術館を含めたりすると
美術館巡りもなかなか労力いりますよねぇ(*_*)
- ニーコさん からの返信 2006/11/26 16:15:47
- RE: オキーフありがとうぅぅーー♡
- voodooさん、
はい、オキーフです☆
シカゴ美術館はオキーフがここの付属の美大の卒業生だったとかで、作品が多いみたいです。
それにしてもシカゴ美術館は大きくて、とてもとても見切れませんでした。
同行者と2時間後に入口で待ち合わせしましょう、と言っていたので、もうほとんど駆け足で周る感じでした(^_^;)
私的には、エミール・ノルデの絵を発見して嬉しかったです。
あと、DCでフリーダ・カーロを見れたこと(^o^)/
現在、DC編から順次コメントを書いていっているのですが、なかなか集中力が続かず、時間がかかります…。
近いうちにはUPしますので、またぜひ見に来てください♪
ニーコ
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