1993/02 - 1993/02
4216位(同エリア5322件中)
earthさん
- earthさんTOP
- 旅行記115冊
- クチコミ46件
- Q&A回答1件
- 229,070アクセス
- フォロワー4人
引越の準備で荷物を片付けていたら学生時代の中国旅行の写真を見つけたので、旅行記としてアップすることにした。
バックパックで上海→南京→北京と3週間で周ったのだが、毎日のようにカルチャー・ギャップに打ちのめされ、なかなか言葉も通じず食事にも移動にも苦労したこともあって、帰る頃にはヘトヘトだった。(それも今となっては学生時代のいい思い出だが。)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- 中国東方航空
-
まずは上海から入った。
夜の9時過ぎに到着し、まずは食事にと街に繰り出してみたら、中心街からやや離れていたこともあって既に通りの灯りは消え真っ暗。歩き回ってやっと見つけた弁当屋に入ってみたら、レジの前は黒山のひとだかり。混雑しているのに誰もレジに並ばず、我先にと割り込むので、いつまでたっても弁当が買えない。やっとのことで注文してもが言葉が通じなくて、レジの人に取り合ってもらえず、また他の人たちに割り込まれて後ろに追いやられる。結局弁当ひとつ買うのに30分以上かかってしまった。初日からカルチャーギャップに衝撃を受ける。 -
2日目からは宿をとっていなかったので、バスで外灘地区まで行って、ドミトリーの宿をいくつかあたってみる。ところが、行くまでが大変。来るバス来るバスがギュウギュウ詰めの状態で乗るに乗れない。意を決してドアにぶら下がるようにして無理やり乗り込むが背中にバックパックを背負っているので、他の乗客にものすごい剣幕で(言葉がわからないので多分だが)文句を言われる。バスに乗るのもこんなに大変なのか...。(写真は乗ってきたバスを歩道橋の上から撮ったもの。)
-
ドミトリーで日本人の方と同室になり、食事をする店などを教えてもらい、やっと落ち着いた感じになる。写真は市場を散策したときのもの。鶏や鳩は大抵生きたまま売っていた。
ところで、街の食堂の店先にも必ずといっていいほど生きてる鳩や鶏のたくさん入った鳥かごが置いてあった。日本では店先の水槽に魚を入れておくけど、鶏はあまり店先には置かないよなぁ(そもそも鳩はあまり食べないし)。 -
鉄道で南京に入る。
南京の町並みは、東京で生まれ育った私には、TVドラマで見る戦後間もない日本にタイムスリップしたかのような感覚を覚えさせるものだった。
夕暮れ時にすれちがう人が鶏一匹を片手で首根っこを持ってぶらさげて歩いているのをよく見かけた。やはり一匹単位で買うんだなぁ。 -
鉄道で北京へ。
南京でなかなか北京への鉄道の切符が買えず、大変苦労した。なにせ駅の窓口(一等席用)では「売り切れ」と言われるし、二等席用の売り場は例によって黒山のひとだかりで窓口に近づくことすら出来ない。3日間通っても切符がとれなかったので諦めて、上海行きの切符を買って上海に戻る。着いた上海の駅で北京行きの切符を求めたら、翌日に出発する列車の切符を買うことができた。この国の鉄道のシステムは一体どうなっているのだろうか...最後までわからなかった。 -
天壇公園。
北京に来た頃にはもう食事の仕方には慣れてきた。街の裏通りにある、テーブルが5〜6しかない小さな食堂に入るとハズレることはあまりなかった。
瓶ビール1本にスープ1皿(といってもラーメンの丼くらいの大きさ)、主食1皿(例えば青椒肉絲とか回鍋肉とか)と丼のご飯(長い粒のお米)を頼んで確か日本円に換算すると150円〜200円程度だったと思う。 -
頤和園。北京市街からバスで。
北京では京劇にハマった。市内の劇場に並んで当日券を買い(確か日本円で1000円程度)、3夜連続くらい続けて観に行った。アクロバティックな孫悟空ものがとにかく格好よく飽きなかった。 -
イチオシ
万里の長城(八達嶺)。
ドミトリーで知り合った一人旅の男子学生と二人旅の女子学生と4人とで日帰りツアーを申し込んだ。軽トラみたいな車で八達嶺まで。万里の長城を実際に見ることができて感激もひとしお。
北京に戻ったら4人で北京ダックを食べられる店に夕食に行った。少人数では食べられないので、それぞれが行きたくて行けていなかったということが判明し、意気投合したもの。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- 井上@打浦橋@上海さん 2007/02/06 07:54:58
- 衝撃の中国!!
- earthさん、私のところへの訪問謝々!!
初めての中国でカルチャーギャップに
打ちのめされてる旅行記を見ています。
生存競争の激しさを体感されたんでしょう。
2枚目の写真ですが・・・
この歩道橋は延安東路が外灘にぶつかるところにある歩道橋ですね。
左にチラッと赤い看板が見えますが、これはケンタッキー(肯徳基)。
上海での第1号店でしょう。
当時は東風飯店というホテルの2階にありました。
98年には消えてなくなりました。
ホテルも営業していません。
今は何だったか・・・・洒落たレストランかブティックなのか・・。
当時から比べたら、今は便利になりましたよ。
火車のチケットも当時よりはズッと楽に買えるようになりました。
北京ダックはどこで食ったんですか。
まあ、とにかく、初めての中国は衝撃の中国だったのでは・・・
それにしても京劇に嵌るとは・・・
変わっていますといいますか、
でも、そういう人時々います。
いや、私のほうがおかしいのかも・・・
なんせ、もう述べにして14年中国に住んでますが、
今まで見たこと無いんだから・・・
では。
- earthさん からの返信 2007/02/07 00:27:26
- 充実の旅行記に思わず唸りました
- 井上@打浦橋@上海さん
書き込みありがとうございます。
実は私、急遽今週末に上海に行くこととなりました。中国の地を踏むのはご覧になっていただいた旅行記のとき以来、実に15年ぶりです。
今回は3泊4日の短い日程なのですが、折角の機会ですし、次に行けるのはいつになるかもわからないので、前回行けなかった蘇州、杭州にも行ってみようかなと思っています(杭州に行くのは強行軍を強いられそうですが)。
そこで、過去のトラウマから「鉄道の切符はきちんと買えるだろうか?正月前の慌しい時期だし...」と心配になり、4travel内を検索したら、井上@打浦橋@上海さんの旅行記に行き当たりました。お陰さまで、上海駅、上海南駅、西蔵南路の切符売り場の場所・行き方がいずれもバッチリ理解できました!ありがとうございました。
しかし、井上@打浦橋@上海さんの旅行記の充実度たるや唸らずにはいられませんね。
今回の訪問は先週火曜日に急遽決まったこともあり、十分な計画を立てることができていなかったのですが、旅行記を拝見して、取り敢えず佳家湯包で小龍包を食することだけは外すまいと心に決めた次第です。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
8