2004/09 - 2004/09
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moccoroさん
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楽しみに楽しみに訪れた、かつての王国の首都であったクスコの地。飛行機を降りたわたしにはもうすでに、動悸と息苦しさが忍び寄っていたのでした。大喜びで地震に耐えて現れたという寺院の石垣を眺め、盆地の周囲に点在するインカ帝国時代の遺跡を訪ねるうちに、体が寒くて寒くていられなくなってきました。
そして、ついにその寒さの正体が高山病であることを、わたしは知ることになるのでした。
このツアーで最初に倒れることになろうとは・・。
そしてポカリスエットしか飲めずに「フォルクローレの夕べ」をキャンセルして深い眠りに落ちたのでした。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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飛行機は山々を越えて標高3000m級の地に一直線です。
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袋も気圧差でぱんぱんです・・。
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着いてすぐの温かい昼食。宿泊ホテルでまずは腹ごしらえ。荷物を預けて注意事項を受けます。スープはシンプルな味付けでおいしかったです。
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チチカカ湖周辺でとれる白身魚のムニエル風?これもあっさりしておいしかったです。実は養殖らしいと聞いた覚えが。これからいよいよ観光に出発です。
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いかにも、な石垣とその上に立つスペイン風の家屋、の誰もが尋ねる街並みです。
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有名な13角の石、だったような・・。隙間無くぴっちりこんな不整形な石を操るクスコ文化の象徴ですが・・。中世以降の日本のお城の石垣も負けません、というのは身びいきでしょうか。
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スペインが侵略後に神殿を蹂躙して建てた教会の下から、地震後に現れたという立派な石組み。ふつふつと怒りと誇りが沸いてきます。元は神殿で金ぴかだったそうですが・・。
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この扉?の周囲にも往時は宝石がはめ込まれ、金箔が貼られていたそうですが、全てスペイン本国に運び去られてしまったとか(だんだん当時の酸欠と月日の経過でうろ覚えになってきました)。
元宝石の扉、ということで撮った写真です(笑) -
一枚だけ当時の姿を推測して復元されたという象徴的な壁画?です。宇宙や神など、シンボルが色々描かれておりましたがさっぱり・・。
こんな壁がずらっと並ばれたらピサロでなくとも略奪に励むでしょう・・。 -
クスコの街からすり鉢状の盆地の周辺に点在する当時の遺跡をマイクロバスで訪れます。当時作製された水路がまだ働いているとのこと、土木技術力の高さを実感します。・・だんだん高度が上がってきている事実にまだ気づいていない私でした。
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はるかに眺める当時の遺跡。徐々にぼーっとしてきております。
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こういった巨石の影に当時の施設があり、外科手術の跡?なども発掘復元されています。隠れ通路みたいで素敵でした。
だんだんぼんやり・頭痛というより寒気がしのびよってきました。 -
かなりすり鉢の壁を登った辺りにある、クスコへの入り口の城塞?関門?と推定されている遺跡です。
この見学前後から、疲れたヒトは休んでよし、と言われたのですが「せっかく来たから見なくては」とえっちらおっちらバスの停車地点から上っていきました。
高山病は頭痛と動悸と嘔気がある、と聞いてはいたのですがまず我慢できなくなったのは寒気。たくさん着込んでそれでもたっていられなくなった頃には頻脈はかなり悪化しており、バスのにおいに耐えられなくなって次にトイレ休憩に寄ったお土産やさんに着いた途端に嘔吐。かくしてツアー内で最初に倒れた客になったのでした・・。
寒くて寒くて、吐き気がして眠くて、トラベルミンと吐き気止めを飲んで半分死んだようにホテルにもどり、夕食はキャンセルしてミネラルウォーターに持参したぽ○りすぇっとを薄めに溶かしてちびちび飲むのがやっとでした。ダイアモックスをのんで、時々起きて水を飲んで、あとは昏々と眠り続けました。翌日はハイライトのマチュピチュなのです、倒れては。いられません。クスコより高度は低いから少し体調は改善するはず(酸素濃度が少し濃いから)とのことでしたけれど・・。
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