熊野古道と白浜癒しの旅

2006/10 - 2006/10

仕事で疲れた体と心を癒す旅に選んだ行き先が
”南紀白浜”
日本古来の名湯
世界遺産の熊野古道
そして、おいしい伊勢海老を
求めて旅立ちました。

エリア 南紀白浜(和歌山)

• 交通手段: JALグループ

千年の癒しを求めて熊野古道を歩こう！と思い立ったのはいいけれど、たくさんのコースと見所があって迷ってしまいます。コースの中には何時間もかけて歩く本格的なものもあります。普段歩くことの少ない私には本格的な登山コースは無理だし・・と悩み、最初に向かったのが白浜から近い「滝尻王子」にある「熊野古道館」。中辺路の観光案内をかねた休憩施設とあったのでここで情報収集をしようと訪ねました。しかし、ここではあまり良い情報はえられなかったのですが、向かい側にある「滝尻茶屋」なるところにボランティアの観光ガイドのおじさんがいて色々と教えてくださいました。とっても親切なおじさまで必要な情報をgetすることができました。

滝尻王子は熊野にある九十九の王子の中でももっとも重要視された王子なのだそう。（ちなみに王子とは熊野の神の分社で、夏に日本中をわかせたハンカチ王子とは違いますよ）この滝尻王子は熊野霊域の入り口とされ、後鳥羽上皇が和歌会を開いていたそうです。この歌碑はそれにまるわるものなのかな・・・
茶屋の隣にあります。

野中の清水です。中辺路の中間あたりにあります。しーんと静まり返った山中に、音も無くひっそりとありました。

中野の清水の味はすきりしていてとってもおいしい。ダイエットに良いとされ最近人気の硬水と違って本当にのど越しがよい水です。大阪のほうからも飲食店の人たちがこの水を汲みにやってくるとか。
昔の旅人もこの清水でのどを潤したのでしょうねぇ

伊勢海老の生け作りをついに食しました！！
これをいただいたお店は白浜の円月島が見える海岸沿いにある「レストラン珊瑚礁」。伊勢海老ランチにプラス伊勢海老の生け作りをつけてちょっぴり贅沢をしてみました（笑）といってもとっても相場からみればかなりリーズナブル。この伊勢海老生け作りにされてもまだまだ動いているんですよ。この頭は伊勢海老汁にしてくれてあますことなくいただきました。そしてお会計のときにレジの隣に「そろばん」が置いてあるのを発見。お店のおばあちゃんが使用するとのこと。一昔前はレジと併用してそろばんを使うことが多かったようですが最近はめったにみなくなりました。そのおばあちゃん、帰り際に「友達にも紹介しといてや〜」と見送ってくれました。関西方面の人はやっぱり商売熱心でんなぁ

白浜のシンボル円月島です。
伊勢海老を食べた「レストラン珊瑚礁」ではこの景色を眺めながらお食事ができます。日没ごろに予約をして夕日を眺めながらというのがツウのようですよ。

白浜にある「とれとれ市場」はオススメです。
白浜のおいしいものがその場で食べられます。
写真の「すし横丁」で食べたおすしのネタが大きいのなんの！見た目はそうでもないんですけど、厚みがすごいんです。

「とれとれ市場」内の食堂でたべた「たんだ丼」
おさしみに山芋をかけた丼ぶり。たしか５００円ほどの安さ。「すし横丁」のまぐろの兜煮も５００円ぐらいでした。普通の和食やさんでいただくと何倍もするのにねぇ。

そして私の大好物「どらやき」もとれとれ市場のお土産やさんで購入。けれどこれは「どらやき」ではなく「かどやき」という名前なんです。お店の名前が「かどや」さんというからです。生地がふんわりフカフカで餡はあまさを抑えて小豆風味がいいている私好みのお味でした＾＾

そしてまたまた食べ物の写真ですいません。
「癒しの旅」というより、またいつもの食い倒れの旅とタイトルを変更したほうがよさそうです・・・
名物の「めはりずし」です。熊野の人々が山仕事をするときに持っていったそうです。そのためか、かなりの大きさ！おすしというよりも野沢菜の葉っぱでつつんだおにぎりって感じでした。