江戸東京博物館編

2006/10/28 - 2006/10/28

深川から２時間ほど
プラプラ散歩をしながら
両国を目指す

特別展では
ボストン美術館所蔵の浮世絵展が
１２月１０日まで展示されている
噺家の柳家花録さんが解説している
音声ガイドの機械を貸し出ししていた

エリア 両国(東京)

両国駅です

国技館入口
今日は相撲博物館は
休館日でした

博物館３階からの（たぶん）
国技館の屋根

博物館の建物は
高床式の倉をイメージして
高さは江戸城の天守閣と
ほぼ同じだそうな

左脇の青いところで
チケットを購入

エスカレーターで
上っていくところは
こんな感じに絵が描いてある

反対側にもこんな感じに
絵が描いてあります

６階の入口を通って
目の前の階下には
芝居小屋の『中村座』が
ドーンと出現します

以下からの写真は
か〜な〜り、みずらいですが
雰囲気だけでもお分かりいただければ
・・・(^^;

日本橋
実際の長さの半分が復元

その橋から見た
正面の『中村座』

橋の左側がEDO-ZONE
右側がTOKYO-ZONE

今日は講談がされていました

こちらは明治の
新聞社社屋

日本橋を渡る人々
皆さん思い思いに
ポーズをとって記念撮影

正面では写真家アラーキーの
『東京人生』をスクリーンで展示

大名屋敷の模型
すごい精巧
目が釘付けになります

こちらはその一角にある
将軍様の為だけに作られた
御成門

贅沢〜

松の廊下の模型

細部にわたって細かいです

町人が住んでいた所の模型

江戸後期には人口１２０万人
町人地には５０万人強が住んでいたと
いうのですから
かなりの人口密度ですよね

模型の周囲には
双眼鏡が設置してあるので
人形の表情や、店の細部まで
じっくり見れます
見ていて飽きません

ぐるっと回って庭側

今にも動き出しそうで
それに会話しているように
見えてきます

体験コーナー
“籠に乗ってみよう〜”

これだけで７０ｋｇ
実際に担ぐとなると
体重を足して…
クラっとしてきました

指物師の長屋
これは実物大です

絵草紙屋

他に当時の印刷の工程や
版画作品の作り方など
展示物は盛りだくさんです

体験コーナー
“溜桶を担いでみよう〜”
重さ２６ｋｇ

この他に、纏１５ｋｇ
千両箱１４ｋｇなどがありました

『おぬしも悪よのぉ〜』
ではありませんが
『越後屋』さんです

京は五色を使いながら上品に雅なセンスを
もち、大阪は三色を有効に鮮やかに着こなし
江戸は黒が極上とされ、粋な着こなしだったそう

越後屋は『現金掛け値なし』の
新商法で大繁盛して
江戸屈指の豪商となったそう

丁稚さんが、かわいい…

廻船

両国橋付近の賑わい

江戸っ子の夏は
両国の川開きから始まるそう

川開きの期間は
芝居小屋や物売りなどで
多くの人が集まり
江戸随一の繁華街となる

川面には大型の屋形船や
中型の屋根船が繰り出し
船上では三味線や小唄などで
大宴会が催されていた

当時の江戸娘のハートを
射止めていた
花川戸の助六

母性本能をくすぐるタイプのようだ

ちなみに江戸の
「男の中の男」とは
火消しの頭、力士、与力
の三職だそうな…

こちら
三浦屋の太夫　揚巻

金にも力にもなびかないが
惚れた男には　体を張ってでも守る

という吉原遊郭きっての
意気と張りのある太夫
（深川芸者もそうですねぇ）

ここからはＴＯＫＹＯ−ＺＯＮＥ

当時の公衆電話

体験コーナー
“人力車に乗ってみよう〜”
乗るだけで、動いてくれません…

床に鹿鳴館の世界があります

機械仕掛けで、屋根が開き
舞踏会の模様が見られます

浅草にあった活動写真館
『電気館』

『凌雲閣』

関東大震災で８階から折れ
その後爆破されたそうです

昭和初期に東京の街を
走っていた一円タクシー
通称「円タク」

その当時の
和洋折衷の室内

こちらは戦時中の様子

ガラス窓の飛散防止が生々しいです
防空頭巾や戦艦の模型まで…

初の量産に成功した
「スバル３５０」

体験コーナー
“あの頃の東京の暮らし”

ちゃぶ台がひっくり返せます
（うそです）

すごく見ごたえのある
博物館です

楽しい一日を過ごし、
駅の階段を下りようとしたら
あ、足が…
膝がガクガクしていました
そして翌日は筋肉痛に　
Σ(￣Д￣;)がーんっ!

この旅行記へのコメント （6）

• 一歩人さん 2011/06/08 19:12:06

  ふ、ふ、深川の次が江戸博編だったのですね

  syaku34さんへ
  久しぶりに再来。
  ふ、ふ、当時は、深川編のみ観て帰っちゃいましたのね。
  そうそう、と、江戸博編へ来訪です。
  かなり粘り強い足取りで驚きました。
  タフ、タフ。深川は下町風景でしたが、
  江戸博は江戸、明治と長時間でしたね。
  楽しかったです。
  ありがとうございました。
  失礼しま〜す。
  （亀戸駅前公園のはね亀のクチコミの後、深川資料館検索で来ました。）

• peta225さん 2006/11/11 03:20:31

  初めまして<(_ _)>

  今年の６月に行って、この籠に乗って写真撮りました(笑)
  照明が暗かったのでイマイチでしたが・・・。
  
  ホントに見応えのある博物館ですよね〜♪
  次の日、と言わず。。。
  見てるうちに足が痛くなってしまいました(笑)
  
  

  syaku34さん からの返信 2006/11/11 07:40:05

  RE: 初めまして<(_ _)>

  peta225さん、はじめまして
  訪問、ありがとうございます\(^-^)／
  
  籠に乗られましたか！
  私は連れがいなかったもんで
  乗りませんでした
  人混みの中で１人で乗るのは
  なかなか、こっ恥ずかしいもんがありますね
  
  本当にあの博物館は
  見ごたえがありますよね
  ２回目なのですが
  見ていて飽きませんでした
  
  peta225さんは、東北の方面を
  ご旅行されているようですね
  （あのあたりは東北地方といってよいのでしょうか）
  私には未開の地なので
  これからの旅行記を楽しみにしています(o^-')b
  

• 秋カボチャさん 2006/11/07 20:21:54

  楽しいところですね、江戸東京博物館

  こんにちは。沢山の写真拝見しました。
  私も数年前に行きました。とても楽しいところですね。
  今日のニュースで、ここで小学生が将棋倒し・・・という記事がありました。
  
  ところで、なぜ、時代劇にでてくる「ワルいヤツ」って越後屋さんなんでしょうね？
  呉服屋か、廻船問屋（商社？）か、両替商（銀行？）ですよねぇ。
  とってもフシギです。
  
  父がここで隔週に講座みたいなものを持っています。
  来てくれる人がいるのが不思議なくらいのマイナーな世界なんですけどね。
  
  ま、それはさておき、プロフィールの足長わんこちゃんはなんの種類でしょうか？
  
  
  秋カボチャ

  syaku34さん からの返信 2006/11/08 12:55:18

  RE: 楽しいところですね、江戸東京博物館

  秋カボチャさん、こんにちは
  コメントをどうもありがとうございます
  
  本当にここは楽しいですよね
  お父上が講義をなさっているなんて
  羨ましいです
  ぜひ一度お聞きしたいものです
  
  私も小さいとき見た
  時代劇で、『悪い人はみんな越後屋なんだ』
  なんて変なことを思った記憶があります
  それだけ有名な大店なんでしょうねぇ
  いい迷惑でしょうけど…
  
  ご質問のワンコの犬種は
  シェパードです
  でもテレビにでてくる警察犬より
  ひと回りも二回りもデカイです
  冬は丸まるので畳半畳分ですが
  夏は完全に一畳半とられます(^^;

• 義臣さん 2006/11/02 09:59:23

  大好き、

  ここは大好きで、
  今年の５月の両国祭りでは、私の地元の中学の生徒が招かれて
  この広場で。「大江戸ダンス」を披露したのも楽しい思いです。