江戸を知る・東京を知る　深川江戸資料館編

2006/10/28 - 2006/10/28

最近、時代物に興味が湧いてきて
本を読みあさっているうちに
資料館に行こう！
ということになりました。

私にとっては近くて遠い東京都
今日は深川の資料館と
両国の博物館を見ることにしました

エリア 東京

初めて地下鉄に乗った！
完全に今日はおのぼりさんです

東京に来るには、電車やバスの方が
便利だと思います
道が狭いし、駐車場探すのに手間がかかったり…

というわけで、地下鉄の構内です

ここが『深川江戸資料館』
地下鉄の清澄白川駅から徒歩５分くらい

私は迷って１０分以上？

資料館に入ってすぐに
松尾芭蕉とか、伊藤甲子太郎とか
深川に縁のある人の屏風絵がありお出迎え

そして、深川の町にタイムスリップ

正面の白い建物が土蔵
右奥が火の見櫓
長屋の屋根の上には、猫が寝ています

八百屋の八百新さんの内部から

今とは少し違う形の野菜が売られています
ここは説明板がありませんが
ガイドさんが、歩き回っているので
いろいろと教えてくれました

屋台で売られていた稲荷寿司
細かい所にも凝っています

進んでいくと掘割にでます

そしてその前には
船宿の『相模屋』さん

内部の台所です
けっこう手狭な所で
料理を作っていたのですねぇ

今でいうところの
食器棚でしょうね
いろいろ揃っています

船宿の入口です

家の中にお邪魔しました

銭形平次のワンシーンのようです
今に比べてこじんまりとしている
印象があります

屋台の天麩羅

江戸時代はこのほかに
麦湯や冷や水（砂糖や白玉がはいっていた）
水菓子（果物）などなどがあったようです

三味線の師匠『於し津』さん宅

長屋では、住人一人一人の設定がしてあり
中もその人の生活にあったものにしています
狭いながらも、生活の工夫があり
整理整頓って気持ちがよいです
（家に帰ったら、片付けなきゃ）

長屋の路地

こういう場所で、おかみさんたちの
井戸端会議が繰り広げられていたんですね

お休み処

ここにある住人の内装は
季節ごとに生活用品や、草花が入れ替わるそうです
お正月のも見てみたいなぁ…

資料館の目の前のお店

まげのかつらをかぶったおじさんが
ハタキをかけていて、ふきだしてしまいました

『霊厳寺』

明暦の大火の翌年にこの地へ移転したそう

ここのお寺には
松平定信公のお墓がありました

白河の清きに魚も住みかねて
　　　　もとの濁りの田沼こひしき

とうたわれる人です
でも、名君だったそう…

道沿いを歩いていくと
公衆便所です

最初は何の建物かと思ってしまいました

あさりの佃煮やさんです

深川丼が有名ですが、まだ早かったので
どこも開店準備中です

通りの入口です

どうやら、逆方向から歩いてきたようです

地下鉄　清澄白河の構内です

両国を目指して歩きます

ここは二の橋、上は首都高

この橋の近くに『鬼平犯科帳』に
でてくる五鉄という店のモデルになった
ところがあるらしいんですけど
見つかりませんでした
そして、長谷川平蔵の住宅跡も
見つけられませんでした
今日は縁がないようです…(￣_￣|||)

桐の博物館
無料で見学できます

私は外から見ているだけでした

ブラブラしていたら
大島部屋発見！

ビルの一角にあったんで、素通り
する所でした

元大関　旭國関が親方

次は春日野部屋
こちらは凝った建物でした

元関脇　栃の和歌関が親方

回向院

江戸時代の人々に親しまれた娯楽
勧進相撲興業の中心だったそうです

また、赤穂義士の討ち入り後に
この寺で休憩をとろうとして拒まれ
泉岳寺に向かったというところでもあります

昭和１１年　
相撲協会が歴代年寄りの慰霊のため
建立したもの

鼠小僧次郎吉の墓

長年捕まらなかった運にあやかろうと
墓石を削ってお守りに持つ風習が
いまでもあるそうで
それようの石もありました

そういう運もありか…と

吉良上野介の屋敷が
この一帯にあり、ほ〜んの一部復元してありました

中はちょっとした公園になっていて
このように自由に出入りできます
（通りすがりの方を写してしまいました）

首洗い井戸

ちょっと行った所に
時津風部屋がありました

元小結　双津竜関が親方

歩道に建っていました

国技館通りでは力士像が
出迎えてくれます

また逆から歩いてきたようです…


　　　　　　　　　　　東京江戸博物館編に続く…

この旅行記へのコメント （5）

• etukoさん 2006/11/06 14:45:12

  同じところ

  90歳の父親への親孝行を兼ねて私も行きました。
  喜んでくれたのが何よりでした。
  赤穂浪士のお墓がある泉岳寺に私は行ったのですが父は行っていませんから機会が有れば連れて行ってあげたいです。

  syaku34さん からの返信 2006/11/06 16:19:36

  RE: 同じところ

  etukoさん、ご来訪＆コメントを
  どうもありがとうございます
  
  私も、むか〜し学生の頃に
  泉岳寺に行ったことがあるのですが
  もう記憶があまりありませんので
  また行ってみたいと思っています
  
  それにしても９０歳のお父上は
  出歩ける気力があるのは素晴らしいですね
  私は９２歳になる祖母の姉も同居しているのですが
  １５分ほどの買い物には毎日のように
  チャカチャカと出かけていくのですが
  電車や車に乗って、どこかに行くという
  気力は全くないようです
  良い親孝行をなさっていますね

  etukoさん からの返信 2006/11/07 14:11:36

  お返事有難う御座います

  syaku34さん
  お返事有難う御座いました。
  インターネットで調べたら東京に義士に関する所が色々有るので父が元気な内に息子が東京にいる間に連れて行ってあげようと考えています。
  それを楽しみに父は毎日元気に歩いていますから・・・・・。
  父をだしに楽しんでいるのは私ですがね。

• 義臣さん 2006/10/30 09:23:41

  タイムスリップ

  この事でしょうね、「タイム　スリップ」って
  未知の世界って面白いですね。
  特に此処は庶民の世界ですから。
  私も大好き、近くの清澄庭園も。

  syaku34さん からの返信 2006/10/30 10:26:52

  RE: タイムスリップ

  さっそくのお越し、どうもありがとうございます。
  
  深川は、ほんのさわりの部分しか見て回れず
  両国の博物館に行ったので
  清澄庭園や、深川不動尊、永代橋などは
  今度にしてしまいました
  
  じっくり見たいという気持ちと
  あれもこれも見たいという気持ちとが
  頭の中でぶつかって
  前日など興奮状態になってしまいます
  まるで子どもの遠足みたいです…
  
  もう今日なんて、足が筋肉痛です(｡>_<｡)