2006/07/22 - 2006/07/23
59位(同エリア88件中)
ろっきーさん
題名はモン・サン・ミッシェルとなっていますが、この旅行記ではモン・サン・ミッシェルからサン・マロ経由でパリに戻る様子を紹介しています。もしそのような行程を考えていらっしゃる方は参考にしてください。サン・マロには長く滞在しませんでしたが、街の雰囲気は満喫できました。また行ってみたい街の1つです。わずか2時間の滞在でもいろいろ楽しめましたし。なおモン・サン・ミッシェル旅行記その1、その2へは以下のURLを参照してください。
その1
http://4travel.jp/traveler/roundabout/album/10101590/
その2
http://4travel.jp/traveler/roundabout/album/10102071/
モン・サン・ミッシェルとポントルソン、レンヌを結ぶバス(英語)
http://www.lescourriersbretons.fr/english/lines/lignehoraire.htm
(ポントルソンからサンマロへのバスも検索できます。)
ポントルソンとサンマロを結ぶバス(フランス語)
http://www.iva-transport.fr/
(17番のバスです。Les horairesをクリックし、新たに開いたページでPontorsonを選択します。)
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
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モン・サン・ミッシェルです。写真左側の後ろを向いているバスに乗り、まずはポントルソンを目指します。
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バスに乗って、モン=サン=ミッシェルから10分ほど。行きにも通った対岸の集落、ポントルソンです。ここでサン・マロ行きのバスに乗り換えます。すぐの接続です。
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サン・マロ行きのバスが到着しました。これから海岸沿いをひた走り、ノルマンディーからブルターニュへ、1時間40分の旅が始まります。ところでこのバスは、モン・サン・ミッシェルとポントルソン、そしてレンヌを結ぶバスとは違う会社です。
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バスは畑や牧草地の中を、海岸沿いの小さな集落を結んで走り続けます。地元の人が乗ってくるのが何よりの楽しみです。ローカル線なので乗客はほとんどいなかったのですが、娘さんと思しき人の待つ町へ向かうおばあちゃんとドライバーとの会話が温かく感じられました。
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薄曇りのあいにくの天気でした。結構アップダウンのある道でしたが、観光バス級の大型バスで、順調な快走を見せます。
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50分ほどして海が見えてきました。モン=サン=ミッシェルの周囲と同じく、遠浅の海です。
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サン・マロが近づくとビーチが広がります。サン・マロは潮汐発電所(ランス潮汐発電所)があることでも有名な街ですが、この辺一帯の海は日本の有明海にも似た感じですね。
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サン・マロに着き、ヨットハーバーの前でバスを降りました。この街は古くからの港町で、昔は海賊の拠点にもなって栄えた街だそうです。今でも近場方面やイギリス行きの船が出航しています。
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サン・マロの旧市街は城壁に囲まれています。街を外敵から守るため、かなり厚くて高い立派な壁です。
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サン・マロの街を見渡しました。この建物の間を細い路地がくまなくめぐっています。
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城壁の端の塔ですが…あまりにも立派です。城の周囲だからでしょうか。大いに繁栄した時代を偲ばせてくれます。
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さて、城壁の中へと入ってみましょう。ここはサン・ヴァンサン門。ここから城壁の上にも上れます。
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門を入って目にする町の風景です。港町らしく、さっぱりとした建物が並んでいます。
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同じく町の風景。こちらの建物は少々古そうです。
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こちらは市庁舎でもともと城だったそうです。石畳のきれいな道が続きます。
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城壁の上へと上がってみました。以前訪れたイングランドのヨークの城壁よりだいぶ立派で、感心してしまいました。
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城壁からはこのように街並みが一望できます。散策するにはもってこいの場所です。これは港側。
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こちらは市街地側です。石畳の続くにぎやかな通りで、こちらもいつかゆっくり散策してみたいです。
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どんどん進みたくなる城壁。壁にはベンチもすえつけてあります。建設当初の用途はどうやら違う気もしますが…
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それにしてもヨットの数が多いですね!さすが港町です。
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あまり歩けませんでしたが、200mほど歩いたここで降りました。
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城壁を上り下りするらせん階段です。
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この日は日曜日で、しかもまだお昼前だったせいか、店はあまり開いていませんでした。平日にまた訪れたいです。
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道沿いにあったカフェです。地元のおいしい海の幸も出してくれるのでしょうね。
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ここに3種類の旗があります。このうち1番左側の旗は、ブルターニュ地方の旗です。フランスのほかの地方とは違い、ブルターニュはケルト文化圏に含まれ、ブルトン語という固有の言語を持つそうです。この旗がブルターニュ人の誇りを表しているような気がします。
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さて、13時の列車に乗るべく、サン・マロ駅へと徒歩で向かいました。1km以上もあり、道にも少々迷ったため疲れました。それで着いたのがここ。去年TGVがこの町にも乗り入れたことで、駅はさらに300メートル先に移転したというのです。なんてこった…廃駅のむこう、赤く見える建物が新駅です。
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そうしてやっと着いたのが新駅舎です。どうやら6月に移転したばかりで、まだピカピカでした。昨年の地図を見て移動した結果です。
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廃駅の構内はがらんとなっていました。立派な駅舎だったので、今後も何かに活用されることを願っています。
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TGV乗り入れとはいえ、1日数本という状況です。普通列車も少ないローカル線だからでしょうか、日本の新幹線のようにはいきませんね。
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そんなサン・マロの新しい駅構内です。
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僕の乗ったレンヌ行きの列車は右側です。フランスの列車は日本と違い汽車が多いんですね!電車は地方に行くとあまり見かけず、もっぱら機関車が引っ張っています。
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ここは行きでも乗り換えたレンヌです。ここでTGVに乗り換え、無事にパリ・モンパルナス駅に到着し、こうして1泊2日のモン=サン=ミッシェル旅行は終わりました。
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