2006/07/22 - 2006/07/23
1208位(同エリア1850件中)
ろっきーさん
7月22日には、パリから1泊2日のモン・サン・ミッシェル旅行に出かけました。その2ではホテルや堤防散策について詳しく紹介します。晴天に恵まれたほか、対岸のホテル「ルレ・サン・ミッシェル」に宿泊して夜景と朝日を楽しむという贅沢までしてしまいました。ここは今回のフランス滞在中、僕が1番行きたかった場所で、とても満足しています!パリからは遠いですが、一見の価値ありです。その1のモン・サン・ミッシェル島内についての紹介も、どうぞご覧ください。
その1
http://4travel.jp/traveler/roundabout/album/10101590/
その3
http://4travel.jp/traveler/roundabout/album/10102084/
ホテル「ルレ・サン・ミッシェル」(フランス語)
http://www.relais-st-michel.com/
ラ・メール・プラー(日本語あり)
http://www.mere-poulard.fr/grouperelais.asp
ホテル「ルレ・サン・ミッシェル」の説明が若干あります。「レストラン・メール・プラー」や「ホテル・メール・プラー」など、ラ・メール・プラー・グループの他の施設の案内も見られます。
ラ・メール・プラーのお土産(日本語あり)
http://www.biscuiteriemerepoulard.com/
1つ上のページとは違い、ラ・メール・プラー・グループが販売するお土産品を紹介しているページです。現地ではここにはない商品もたくさん見かけましたし、逆にここにある商品が必ずしも売っているというわけではないので、参考までにどうぞ。
[みゅう]海外ホテル予約
https://www.myuworld.net/miki/init_hotel_search.do
バス(英語)
http://www.lescourriersbretons.fr/english/lines/lignehoraire.htm
モン・サン・ミッシェルとポントルソンを結ぶ路線バスは乗っていません。現地バス停で確認を。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
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(その1の続き)さて対岸のホテルをチェックインしに、堤防を2kmほどの散歩です。だんだんとモン=サン=ミッシェルが小さくなっていきます。
なお、この旅行記はその1を受けています。その1をご覧になっていない方は、表紙に載せたURLも参照してください。 -
堤防の南側には一面に牧草が茂り、それは見事な風景でした。歩いては休み、道端に座ってぼーっと眺める。そんなぜいたくな時間が過ぎていきます。
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気分はピクニック♪パリのスペルマルシェで購入しておいたガレット「St Michel」は、バターの効いた風味豊かな味で、日本人にも親しみやすいおいしさだと思います。旅のお供にぜひ! (注.ガレットはそば粉でできているので、そばアレルギーの方は気をつけましょう!)
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遠くでは羊が草を食んでいました。なんとも牧歌的な、のんびりとした雰囲気です。
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堤防を歩ききってすぐのところ。正面の建物が今宵の宿「ルレ・サン・ミッシェル」です。全室からモン・サン・ミッシェルを一望できることが売りで、レストランも併設しています。
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モン・サン・ミッシェル対岸の沿道はホテル街になっていて、観光客向けの土産物屋やスーパーもあります。「ルレ・サン・ミッシェル」はその中でも1番手前にあります。
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ホテルの正面玄関です。島内の宿に泊まるかここにするか迷いましたが、設備のよさとモン=サン=ミッシェルの風景を独り占めできるということで選びました。島内にいては、モン=サン=ミッシェル全体の勇姿を堪能できませんしね。
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室内です。テレビの奥にはチェアもあります。これまで安ホテルとアパルトマンを利用してきた身としては大満足!
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テラスからはこんな風に庭越しにモン=サン=ミッシェルが堪能できます。こんな贅沢できるなんて、来てよかったとつくづく思いました。2階の客室からはもっとよく見えるかもしれません。ちなみに夜にはテラスに虫が多いので、要注意です。
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客室のバスルームです。とても広々としています!しかもトイレは別室で、そこも車椅子に対応するくらい広い!
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廊下は落ち着いた雰囲気です。また客室のドアは重厚な木製で、カードキー式なので安心です。僕は旅行会社[みゅう]ミキトラベルのホームページから、ホテルを予約しました。1人1泊ツインで9800円と少々奮発した感じです![みゅう]海外ホテル予約のURLを載せておきます。
https://www.myuworld.net/miki/init_hotel_search.do -
さて30分ほど客室で休み、再びモン=サン=ミッシェルへ向かいます。再び2kmの道のりですが、ぜんぜん苦になりません!
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徐々に近づいていきます。まったく見飽きません!
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島に近づくと、川の河口付近を歩きます。この川岸、一見すると崖ですよね。潮のエネルギーにとても驚きました。堤防のないころ、巡礼者が巻き込まれて命を落としたという事実も、実感を伴って理解できました。このときは満潮を過ぎ、潮が引き始めてしばらくたったころで、水の流れも急でした。
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潮位計でしょうか。海水がこんな高さまで上がってくるのかと思うと、ぞっとします。
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ところ変わってここは島内のホテル「オーベルジュ・サン・ピエール」です。ここのレストランでモン=サン=ミッシェル名物の子羊を、ノルマンディーのお酒シードルとともにいただきました。
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まずはシードル。これはりんご酒です。モン=サン=ミッシェルのあるノルマンディー地方ではぶどうが栽培できず、ワインを醸造することができないので、その代わりにりんご酒が飲まれるようになったそうです。シードルは発泡酒ですが、カルヴァドスというブランデーもあります。
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これが子羊の肉です。海辺の牧草を食べて育ち、潮の風味があると聞いてはいましたが、そのせいか羊肉特有の臭みがぜんぜん無いんです!やわらかくヘルシーで、とても気に入りました!
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おなかも膨れたところで参道沿いの土産物屋をまわり、お土産を買い込んでホテルに戻ります。今度はポントルソン行きの路線バスを使いました。始発モン=サン=ミッシェルの次の停留所がホテル前で、所要2分。20分かけて歩いたところをあっという間につきます。写真はそのバス停前の、ドライブインです。土産物を売るテントが立ち並んでいます。
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22時を過ぎ、すっかり夕暮れ。モン=サン=ミッシェルのライトアップを、夕焼けとともに堪能しました。
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翌朝6時、7月23日です。期待していた朝日は残念ながら若干雲に隠れてしまいました。それにおそらく冬に来たほうが、方角的に朝日がまっすぐモン=サン=ミッシェルに当たると思います。でも目覚めたらモン=サン=ミッシェル。これでも十分満喫しました。
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約50分後、すっかり明るくなってから再び見てみましたが、どんよりしています。
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さて気を取り直して、朝食をホテルのレストランでいただきます。バイキング形式でした。クロワッサン、しっとりとしたチョコとレーズンのデニッシュ、そしてパウンドケーキと瓶入りヨーグルトです。
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続いてハムとサラミ、2種のチーズです。おいしかった(^-^)
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4種類のジャムとはちみつです。食べませんでしたが、ふたがおもしろかったので。
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客室に戻るとすっかり雲が取れていました。この日は朝9時半のバスでモン=サン=ミッシェルを離れ、サン・マロ経由でパリに戻る予定です。早速荷物をまとめて、9時前にホテルを出発、モン=サン=ミッシェルへ再び歩いていくことにしました。
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これは堤防の大陸側の始まりにある看板です。おそらくモン=サン=ミッシェルの景観復元工事を説明しているのでしょう。つまり新たに橋をかけたうえで現在の駐車場と堤防を撤去し、堤防にたまった砂を掻き出すという工事のことで、本来の景観再現をめざしているということです。近年モン=サン=ミッシェルは砂の堆積により、周囲全体が海に沈むというのが稀になっています。工事完成後は訪問者全員が橋手前に設けられる新たな駐車場から歩く予定です。将来訪問は大変になりますが、本来の景観、早く戻るといいですね。
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これはその工事現場のようですが…よくわかりません。
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草原に浮かぶモン=サン=ミッシェル。向かう途中で拡大して撮ると、こんな不思議な写真になりました。命の危険を伴わずにお参りできるのは、ありがたいことですね。
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雄大な光景ともうすぐさよなら…また来るぞ、という思いが強くなっていきます。
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潮風に身を任せてひたすら歩きます。
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ついに着きました。また来れる日を楽しみにしつつ、この場を去りました。
それからサン・マロ経由でパリに戻りました。その様子は、以下の旅行記「その3」をご覧ください。
http://4travel.jp/traveler/roundabout/album/10102084/
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