2005/11/03 - 2005/11/03
6623位(同エリア7011件中)
konさん
アッシジ駅からローマのテルミニ駅へ向かう。車窓からは、ゆるやかな丘陵が幾重にも広がる。そこには数千年にわたる人の暮らしがあり、戦いがあり、喜びがあったのだ。そんなことを考えながら、列車はローマへと近づいた。駅に近づく直前まで緑が広がっている。豊かな国なのだと思った。
テルミニ駅に着くと、さっそくナポリ行きの列車を探さなくてはならない。駅には、空港にあるような発着表示番があるので、探してみると14時45分にナポリ行きの特急がある。それに乗ろうと思った。チケットを買うのは、はっきり言って日本より簡単だ。駅構内にある自動発券機に行き先をボタンで指定すると、もよりの列車が表示されるので選択して、お金かクレジットカードを入れればよい。スペインでは窓口にさんざん並ばされたが、イタリアの鉄道旅行は便利である。
チケットを手に入れて、しばらく時間がある。少しお腹も減ったので、なにか食べようと思った。テルミニ駅構内には、たくさんビュッフェのような店があるが、二階にある広いビュッフェでリゾットを注文。チーズ味で、なかなかおいしかった。食べ終えて、列車の発着場に向かう。いろいろなミネラルウォーターを扱っている店があり、見物して時間をつぶした。
いよいよ電車に乗る。座席は指定されているので、すんなりと座った。車内はイタリアデザインでかっこいい。ビジネスマンらしいお客も多く、なんだか急に都会的な雰囲気になった。パソコンをカチカチやっている人も多い。
この車内で、今回の旅の最大の失敗があった。持っていたチケットを窓際の空調の隙間に落としてしまったのだ。これには参った。手に持って、うかつにも窓枠のところをチケットでコンコンとたたいていたのだが、手が滑ってしまったのだ。なんとか取り出そうと思ったが、たぶん壁を外さないと無理なようだ。
参ったな〜と思った。車掌みたいな人が通ったので、「ここにチケット落としちゃった」と言うと、わかったとうなずく。もとより全席指定の列車なので、誰が買ったかは調べればわかることだし、キセルで捕まっても無実は証明されるだろうと自分に言い聞かせた。
あとで、切符切りのおじさん(この人が本当の車掌のようだ)が来たので、同じように言うと、ものすごく怪訝そうな顔をされたが、まあなんとか許してもらえたようだ。
ナポリにはほどなくして到着した。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ローマ(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
7