2006/08/01 - 2006/08/01
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片瀬貴文さん
2006年8月1日(火)
昨晩夕立のために思いがけずホテル帰着が遅くなった私は、風呂で温まり快眠した。
朝早く目覚めた私は、外に薄明かりが指すのを待ちかねたように飛び起きて、朝の山を見ようとする。
外にはまだ昨晩の豪雨の名残の雲が残っていて、小雨がぱらついている。
それでも玄関の戸を押したら、ちゃんと開いてくれた。
私は「しめたッ」とばかり、外に飛び出した。
雨空にもかかわらず、雲のヴェールにさえぎられながらも、アイガーの壁は、うっすらと姿を見せている。
私は朝の光と天候の変化を期待しながら、これからどのように山の表情が変わるのか、ワクワクしていた。
しかし空気は冷たく、戸外にたたずんでいる間に、次第に寒くなってきた。
このままで明るくなるまで待つのは無理と判断し、しばらくロビーにでも入って温まろうとする。
ところがここで、思わぬハプニングが生じる。
内からならば開いたホテルのドアは、外からはどうしても開かないのだ。
昨日の朝開いたので、今日も当然開くものと思っていた私は、自分のうかつさに困惑した。
昨日より今日は、外に出たのが1時間早いのである。
あるいは、今日は祭日なので、ホテルの人が朝寝坊しているのかも知れない。
ドアを開けて外に出るときに、確認しなければならなかったのだった。
開き直った私は、もう一度テラスに戻り、腰を落ち着けて朝まだきの山や村を嘆賞する。
翌日8月2日のツェルマット紀行は、「ソフィさんの旅行ブログ」
http://4travel.jp/traveler/katase/
に掲載します。
ご覧ください。
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-
寝室の洗面所
-
アイガーが見える
ホテルのロビー -
テラスから眺めた
雨模様の
早朝の山 -
アイガーは
雲の衣をまとっている -
ホテルのテラスには
独立記念日とて
国旗をかたどった風車が
飾られていた -
グリンデルワルトの村は
まだ眠っている -
テラスから
山を眺める -
朝まだきの
ホテルの前庭 -
ホテル玄関の看板
日本語も書かれている -
ホテルの玄関から
裏山を眺める -
ホテルの前庭
池があり
橋が架かっている
凝ったつくりと思っているのだろう -
前庭の池には
小さな噴水もある
池の水は清澄だ -
裏から見たホテル
私の部屋は
左下に見える -
もう一度テラスに戻って
山を見る -
小雨でも
遠くの山が見える -
雲をまとった山は
すごい -
村の上に
傘状の雲がかかる -
ホテルの前庭
なかなかドアが開かない -
ホテルの玄関は
静まり返っている
建国記念日とて
各州の旗で飾られている -
再再度テラスに戻り
村を眺める -
村の上の
傘状の雲は
帯になった -
チラッと見える
岩峰のすごさ -
雨の日の山には
味がある
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この旅行記へのコメント (2)
-
- とらいもんさん 2006/10/07 08:48:19
- ロック!?
- お早うございます。
外国での、ホテルや部屋から外出は「ロック」に気をつけなければなりませんね!私も、現地では気をつけてます。現地は、鍵も「パスポート」並みに貴重品?ですね。
今、午前8時45分「ブレックファースト」が終りました。
旅行とグルメの番組を家内と眺めてます。6畳の部屋にストーブを点けました!ケットルが湯音を立ててます。
- ソフィさん からの返信 2006/10/15 14:46:07
- RE: ロック!?
- 高山まつりから、帰りました。
白山や日本アルプスの、初冠雪がきれいでした。
もうストーブですか。
そろそろ紅葉の報せが入りますものね。
昔ヨーロッパの田舎では、ホテルのロックをしなかった記憶があります。
最近はどこへ行っても、泥棒が増えたようですね。
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