2006/09/17 - 2006/09/17
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フーテンの若さんさん
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ダメだ。。。体が完全に壊れた。もう1歩も歩けない。
ニューヨークからナイアガラを経由してシカゴに辿り着いた。宿代と交通費を少しでも浮かせるため、連日夜行バスに乗ったのだが、この夜行バス(グレイハウンド)が曲者だった。夜行のバスなのに直行便ではない。深夜にポイントとなる街に着いて、自分の目的地に合わせて何度か乗り換えないといけない。深夜3時とかに乗り換えがあり、誰も親切に教えてくれるわけがないから眠って乗り過ごすとエライことになる。そんなバスだから乗客はどう見ても貧乏人たちばかり。僕のようなバックパッカーや出稼ぎっぽい黒人とヒスパニックが多い。たまに汚くて怪しい親父もいたり。金持ちは電車かマイカーでもっとゆったりと移動するのであろう。
クリーブランドからシカゴへのバスは満員だった。一番後ろの席しか空いておらず、隣に座ってきたのは背の高いジョンレノン似の白人。(オーノー、僕のヨーコかよ!)めちゃ汚いコートを羽織り、やたらとデカイ大工道具を持っている。そして何故かものすごく匂う。ツナ缶が腐ったようなスメ〜ル。しかもその隣はトイレなので、異様な匂いのハーモニーが奏でられる。狭いし、臭いしで、眠れないしー。連日20時間以上もそんなバスに揺られ、完全に僕の体は壊れてしまったのだ。
シカゴに辿り着いた僕は一刻も早くベットで横になりたかった。動かない体に鞭を入れ、やっとのことでバス停からホステルを見つけ、尋ねるとまだチェックイン2時前だから入れないとのこと。「何ゆってんねん!僕の時計ではとっくに2時過ぎてんねん」と思いきや、レセプションの時計を見るとまだ1時30分前。そうだ時差があったんだ。車で時差を超えたのは初めての経験かも。
地球の自転にずっと逆らい続ければ、時間の経過が確実に遅くなるはず。そう考えるとずっと西に向かって車で走っていけば、歳をとるのを遅らせることができるのではないだろうか?我ながらグットアイデア!しかし、20代ならともかく30歳中盤のこの体では僕の体力が持たない〜。そんな阿呆なことを考えながら、体の痛みでベットでウンウン唸っている34歳の誕生日前夜。
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