2006/09/19 - 2006/09/19
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reiaiさん
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いよいよピラミッドを間近に見る日である。たしかに先日の”音と光のショー”でピラミッドは見たものの、とても遠くからであったため、その雄大さは未だ知らなかった。ガザ地区にあるピラミッドの中で一番有名な、クフ王のピラミッドは内部の棺室まで立ち入ることができる。ただし、午前・午後それぞれ150人ずつという入場制限がある。そのため開場の8:00前から並ばないといけないらしい。せっかくエジプトに来たのだから見ないわけにはいかないと思い、早起きして行くことにした。ちなみに、この日も飛行機で一緒だった女性と一緒に行動する予定にしていた。移動に1時間かかると読み、6:15にバスターミナルで待ち合わせる約束だった。自分は5:00には起き、荷物をまとめてチェックアウトまで済ませて時間前に約束場所に行ったが、結局現れず。前日約束したときに、お互い6:30になって来なければ別行動を取ると決めていたので一人でピラミッドツアーをすることにした。
【写真】クフ王のピラミッド(ツアーに参加すると行かない裏側)
-
バス乗り場に行って、目的のバスを探すがなかなか見つからない。エジプト数字は何とか読めるようになったが、いつバスが来て、そもそも本当にこの場所でいいのかどうかさっぱりわからない。観光客は誰もいない。ゆっくり探していると現地着が遅くなり、限定チケットが売り切れになってしまうかも知れない。しかたなく、タクシーで行くことにした。時間は既に 7:15。半分諦めていたが、タクシーの運転手が相当なスピードで現地に向かってくれたこと、渋滞道を避け裏道を駆使してくれたおかげで7:40にはもうスフィンクス側の入り口ブース前に到着した。8:00開門のはずだが、周りに誰もいなかったこともあって、7:45には通っても良いとの許可が出た。
【写真】開場前のピラミッドとスフィンクス -
裏口にはさすがに誰もいなく、それも開場前のため観光客は誰もおらずピラミッド独り占め。敷地内の別の場所にある限定チケット売り場までも8:00前に余裕で到着できると思っていたら、怪しげな男が声をかけてきて、写真を撮ってやるという。言葉巧みにラクダの客引きかチップ稼ぎかと思ったが、時間も限定チケットも8:00からしか買えないので時間潰しにいいやと、言われるとおりにいろいろなお決まりポーズを撮ったり、マイナーな撮影ポイントに連れて行ったりしてくれた。気がつくと8:00を少しまわっていた。さすがに限界だと思うが、これで最後これで最後と言って、だんだんと敷地の奥に誘い込んでいく。そのうち仲間らしき男も加わってきた。とにかくチケット購入が優先。話を聞いてやるから先ずはチケット買いに行くと強引に付き離すと、『ではこれですべのガイドは終わりです』といかにもチップを欲しそうにしている。
【写真】こういう撮影ポイントも教えてもらった -
別に頼んだわけでもないのでもちろん払う気なんてないが聞いてみた。以下のようなやり取りが歩きながら5分ぐらい続く。
S:筆者 Eg:Egypt人
S: 『いくらだ?』
Eg: 『通常、みなさん 150USDぐらい支払ってくれます』
・・・(おいおいそれは嘘つきすぎだろ by S)
S: 『高いなあ、そんなにたくさんお金持ってないよ』
Eg: 『何故?こんなにいろんな撮影ポイント紹介したのに?』
S: 『ああ、ありがとう。感謝しているよ』
Eg: 『じゃあ、100USDは?50USDは?・・・・いくら持っているの?』
S: 『持ってない』
Eg: 『じゃあ、いくらならくれる?』
S: 『1£egypt(=約20円)』
Eg: 『そんな馬鹿な、冗談でしょう』
S: 『じゃあ、払えない』
Eg: 『10USDでいいから』
・・・(ここでリュックの中に道端の子供にあげるためのチョコを持っている事を思い出した)
S: 『お前、チョコレート好きか?』 『1£egyptが、嫌ならチョコレートやろうか?』
Eg: 『Hey friend!』『仲間のところに戻らないといけないんだよ!』
S: 『戻れば?俺は別に引き止めてないし、お前は自由だよ』
Eg: 『Please, please give me money』
・・・(お前は、乞食か)
S: 『早く答えなよ、1£egyptがいいのかチョコレートがいいのか』
Eg: 『まかせるよ』
S: 『じゃあ、何もあげない。とにかくチケット買わないといけないからバイバイ』
Eg: 『・・・・・・・・』
その後、★%#$☆&!Japanese とか言っていたので、クソッタレ日本人とでも言っていたのかな?
【写真】スフィンクスの近くの象形文字ポイントも教えてくれた -
チケット売り場が見えたとき、既に大型バスが何台か止まっていたので大急ぎでチケット売り場ブースまで走り、何とかチケットは購入できた。これで購入できなかったら本当に悔やむところだった。
【写真】8:20頃の駐車場の様子(ピラミッドより) -
先ずはクフ王のピラミッドを外観から眺める。全体像もすごいし、近づくとその一つ一つの石の大きさに驚く。1つの石だけでも数人で動かしたり運んだりできるような大きさではない。紀元前数千年前にこれだけの規模のものを作り上げるにはどれだけの作業者が従事したのだろうとそのいろいろと考える。石の大きさも揃っているし、直線もきれいに出ている。近くで見るといかに巨大な事業だったのかが改めて分かる。
【写真】早朝のクフ王のピラミッド(146m) -
ふと気がつくとだいぶ観光客も増えてきた。その 1/3 ぐらいは日本人団体客である。圧倒的な日本人の数である。お決まりのピースサインで順番に写真を撮りあっている。何故、日本人のおばさんは必ず人の肩とか何らかのオブジェクトに自分の右手をかけて斜め30度ぐらいのポーズをとるのだろうか?とつまらない発見をしてしまった。
【写真】1つ1つの石はすごく大きい、奥に見えるのはエジプトで最も美しいと言われているカフラー王のピラミッド(143m) -
クフ王の内部に入るのも日本人が団体で我先にと入る。中はかがまないと進めない幅の狭い長く急な階段を通ったのち、石棺の部屋に到着する。石棺の部屋はほとんど真っ暗である。でもこれだけ大きなピラミッドのの中に、これだけ大きな立方体の空間が存在している事はすごいことである。1つ1つの石も相当大きい。真っ暗で素っ気のない部屋なのでたいていの人は数分で来た道を戻っていく。自分の場合はツアーのように時間に制限されることがないので、結局20分ぐらいいた。3分もすれば完全に目も暗闇に慣れてきて、部屋の中がはっきり見ることができる。このなかで石棺を設置したときの様子、盗賊や、探検隊が初めて発見したときの様子などをいろいろ想像して楽しんだ。
【写真】細く、長く、急な石棺室までの回廊(現在改装中のメンカウラー王ピラミッドの回廊) -
その後は、エジプトのピラミッドで最も均整の取れているカフラー王ピラミッドやその他のピラミッドを歩いて見て回った。
【写真】デコレーションが残るカフラー王ピラミッドの頂上付近 -
少しの高台にこのエリアにある9つのピラミッドが一望できるビュー・ポイントがある。ツアー客はスイスイとバスでさらに敷地内を進んでいく、自分は歩くしかない。。結局、行きも、帰りもそのポイントまで行く道を歩いたのは自分ひとりだけであった。
【写真】ビューポイントからの光景 -
3番目に大きいピラミッドの裏側に回ると、『ピラミッドの上に上りたくないか?』とかいろいろ闇業者が声をかけてきた。ラクダレンタル、馬、ロバレンタル業者達も耐えることなく声をかけてくる。とにかく全部無視か No thank you の一点張り。
【写真】3番目に大きいメンカウラー王のピラミッド(65.5m) -
スフィンクス。前日ライトの中では見ていたが、やはり近くに来ると壮大である。
【写真】スフィンクス -
ちょっとした事情があって、スフィンクスの間裏側にも行くことができた。
【写真】スフィンクスの後頭部 -
その後、チャーターしたタクシーにて、サッカーラの階段ピラミッドまで移動。このピラミッドはエジプトでのピラミッド建設の魁となったと言われている。ギザ地区から10km南の地域であるが、少しマイナーになるとさすがに日本人ツアー団体はいない。ピラミッドを一人で見学してタクシーの待つ駐車場に戻ったら、チャーターしたタクシーのドライバーが隣のタクシードライバーと一緒に、毎日5回もするというイスラム教のお祈りをしていた。
【写真】サッカーラの階段ピラミッド -
カイロ空港出発
結局、朝からタクシーをチャーターした結果、予定より早く観光を済ませることができ空港にも早く到着した。出発時間まで9時間もあるので、到着日に利用したインターネットの接続できるカフェでブログ更新をすることにした。朝が早かったので荷物を体と離れないようにバンドでつないで軽く仮眠もとった。出国手続きでは、パスポートの写真と現在の風貌があまりにも違いすぎるということで、別室に連れて行かれ10人ぐらいの検査官が一人ずつ確認するという場面に遭遇した。本人だと言い張って何とか通過。その後、ラウンジでくつろいでいたら、また検査官がやってきてもう一回部屋に来いという事で呼ばれた。
【写真】エジプトの代表的なフルーツの木 -
時間もたっぷりあるのでシャワーをしようと思ったが、ここのラウンジは設備はソファーとテーブルだけ。食べ物も3種類ぐらいしか用意されていない。イスラム教では禁酒の教えがあるのでアルコール類も一切置いてない。そしてどこでも喫煙可なのでタバコの煙が臭い。ゲートに移ることにする。
【写真】国際線出発ゲート。左端の黄色い看板は、MOSQUEの案内である。イスラム教らしい。 -
エジプトではとにかく何でもチップをせびられる。以下は印象に残っている実際の話である。
●空港で空港職員にターミナル間移動のシャトルバス乗り場を案内してチップを要求
●空港のトイレで空港職員がハンドドライヤーの起動ボタンを(勝手に)押してチップを要求
●空港のトイレで手洗いの後に空港職員が手拭用ペーパーを(勝手に)差し出してチップを要求
●タクシーで金額交渉成立した後にも支払いのときにチップを要求
●ピラミッドの警備員が立ち入り禁止区域に入れてやるからとチップを要求
●ピラミッド改修作業員がピラミッドに登らせてやるとチップを要求
●ピラミッド改修作業員が回廊の写真を撮らせてやるとチップを要求
●ピラミッドの駐車場の警官が観光者ということだけでチップを要求
●エジプト考古学博物館のカメラ保管所でカメラ受け渡しの時にチップを要求
●入国審査官がお偉いさんの部屋に一緒に連れて行った後にチップを要求
当然全て断った。
【写真】チップをせびる警備員達
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