ワンコも連れて家族小旅行・阿蘇　その2

2006/09/16 - 2006/09/17

こんな感じでドライブして、今日のお宿にたどり着いた。
お宿の名前は「御宿　小笠原」。
名前からはペット専用宿とは連想しにくいけど、実はそうなのである。
でも温泉も掛け流し、鉄分の多い濁り湯で、加水加温なしの本格温泉なのである。
ペットも人間も満足できる、そんなお宿である。

エリア 阿蘇(熊本)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

ここが御宿のアプローチ。
今回行ってみたら、アプローチが長くなっていたので驚いた。

実はこのお宿、我が家がワンコを飼い始めて8ヶ月後、初めてのペット連れ旅行の旅行先としてチョイスしたのが最初の出会いである。
で、そのとき、この宿は出来てまだ2週間目ぐらいだった。
まだ全部の建物は出来上がっていなかったし、植えてある木々は苗木だった。
それから毎年来ているが、年々変わっていくこの宿には本当にお世話になっている。
現在はコテージを増設中。人気なんだなあ。

宿の中はこんな感じ。小道に沿ってコテージが建ち並んでいる。
小道はだいたい舗装されていて、雨の日でもワンコの散歩が可能である。
うちのワンコぐらいの小型犬なら、この宿の中で歩き回って、ドッグランで走り回るぐらいで運動量は足りてしまう。

これがドッグランの写真。
大きなドッグランはフェンスで3つに仕切られている。
犬同士で仲良くできないワンコでも、フェンスで仕切られているので安心だ。
手前のシーズーがうちのワンコ。ゴールデンとプードルは隣のドッグランで遊んでいたワンコである。
フェンス越しにご挨拶の図。

宿の中の散歩や、ドッグランごときでは満足できない大型犬のためには、こんな散歩コースも用意されている。
大型犬…かなり多い。
今回もゴールデン、ラブ、コリーなどなど、結構大きいワンコを見た。
大型犬連れで行ける宿は少ないからなあ。
ここはコテージ式で離れているから、少々ワンコが鳴いても平気だし。
大型犬でも一緒のコテージ内に泊まれるから、我々に限らずリピーターは多い。

この写真で左手前に写っているコテージが今回の我々の部屋。
手前は石畳の坂になっている。
裏がドッグラン。良いロケーションである。
ちなみにドッグランはライトも完備されていた。（以前はなかった）
夜でも走り回れるようになった。
他の人のいない時間を狙って大型犬を運動させたい人も大丈夫だ。

これが室内。
部屋はこぢんまりとしている。
トリプルルームなので、セミダブルのベッドが3台入っているので、それだけで部屋はかなりいっぱいいっぱい。
でも大きめのソファもあるし、トイレと洗面台はもちろん完備。
それより何より嬉しいのは、内湯。
たっぷり大きい石造りの湯船に、鉄分豊富な濁り湯がどこどこ出てくる。
まさに極楽極楽ってなもんで。
ペット連れ専用宿らしく、床はフローリング。
冬は床暖房が入るので、ペットもぽっかぽか。

これがコテージの玄関。
右上に写っているのは、犬の足洗い場と、ゴミ箱。
ウンチを入れた袋や、おしっこをしたペットシーツなどを入れる。
玄関の中には、ワンコ用タオル（大判）が3枚、リードフックなども準備されている。
…なんと足洗い場のお湯の蛇口からは温泉が出てくる。
ペットの足湯とも言える…かも。
もちろん、別棟にペット洗い場もあるし、当然浴槽には温泉が出てくる蛇口がある。

これは宿の玄関外から見た阿蘇町の景色。
周囲を阿蘇外輪山にとりかこまれた、カルデラの中にある町の様子がよくわかる。
結構すごい景色かも。

夕食も朝食も食事処で食べる。
ワンコ連れで食事が出来るレストランと、人間だけで食事が出来る座敷の食事処と二カ所ある。
ワンコ連れOKレストランはいつも一杯。人気である。
我々はいつもワンコをキャリーに入れて部屋でお留守番させて、人間だけの食事処に行くようにしている。
その方が落ち着いて食べられるしね。

夕食は創作和食と炭火焼の二種類がある。
炭火焼の場合は、目の前のテーブルでお肉を炭火焼にして食べるが、我々は一泊の場合、創作和食を選ぶ事が多い。
で、これは一品目の前菜盛り合わせ。
さすが、地物の馬刺しはものすごーくおいしかった。

そんなわけで、温泉や食事やドッグランを堪能したのだったが、次の日には熊本に台風が直撃するという事になって、朝早々に宿を後にして、台風から逃げるように帰ったのであった。
お天道様の都合だけは致し方ないが、もうちょっとのんびりしたかったかも…。
ま、そこそこ楽しんだし、いっか。