ついでに(？)ブルボン宮も行ってみた

2006/09/17 - 2006/09/17

Journees du Patrimoine二日目。昨日殆ど並ばずにSENAT(リュクサンブール宮)を見ることが出来たのに気を良くして、今日は国民議会(Assemblee nationale＝フランス国会下院)である、ブルボン宮(Palais Bourbon)に行ってきました。SENATほどではないにせよ、ここも約一時間程度で入ることができました。ここでフランスの行く末が決められているのかと思うと興味が湧きますね。ま、ホントにこの国大丈夫？と思うことも多いんですが…。

エリア パリ(フランス)

見学はHotel de Lassayから。現在は議長公邸として使われているそうです。

Salon des Jeux

同じくSalon de Jeuxにある目かくしかくれんぼ(?)の画。

Salon des Saisonだったと思う。

とてもシンプルな庭。ここでお茶したらさぞかし優雅な気持ちになれるだろうな〜。

Salon des Elements

で、ここからいよいよ議会の建物に入っていきます。フランス共和国の象徴は自由の女神として知られるマリアンヌが有名ですが、雄鶏もしばしばフランスの象徴として登場します。サッカーのナショナルチームもユニフォームに雄鶏がついてます。

Salon Delacroix、ドラクロアの間。

Salon Delacroixの画のひとつ。フリージア帽をかぶっていないのでこれはマリアンヌじゃないのかな?

Salon Casimir-Perierのレリーフ。

同じくSalon Casimir-Perierの庭側に面したレリーフ。

Cour d’Honneur、名誉の中庭。Honneurってのは、アチコチでありますね。表紙に使ったのは、この球体側から見たブルボン宮です。

やっぱりこういう建物作るってスゴイよね。

Salon Pujol

Salon Mazeppa、SANATにもありましたが、ここにもマリアンヌの像が並んでいます。必ずしも美しくないような気が…。

じゃ〜ん！このBibliotheque(図書館)もスバラシイ。天井画はドラクロア作。

Bibliothequeのスタンド。個人的にはかなり好き！センスを感じますよね〜。

もう一枚、Bibliothequeの写真。いいカメラと技術がないのが悲しい。

Salle des Conferences、SENATより小振りだが、これはこれでイイ雰囲気。

とうとう来ました、Hemicycle(エミシクル)と言われる本会議場。SENATと違って演壇の側からしか見られないので、全体の雰囲気が伝えにくいのですが、こちらもさほど大きくはありません。

正面演壇のレリーフ。

議席には投票ボタンがついてました。質問者は各列にあるマイクの前で話します。政治家は何処でもそうかも知れませんが、身振り手振りで熱く語ります。

Salle des Pas-Predus

ミネルヴァの像、ローマ神話で知恵を司る女神。フランスの叡智が集まるところという意味か？でも一角にはローマにあるラオコーンの像もありました、これはどういう意味だ？市民たちを諫める人であれというコトかな。

いつも目にする外観がこれ。建物自体は1700年代前半のものですが、ナポレオン帝政時代にコリント式円柱を使った古代神殿風の正面が完成したとのこと。