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水の都ヴェネツィア。もともとは騎馬民族の脅威に追われたヴェネト人が湿地の島に逃げ込んで築いた街ですが、そのおかげで後世、操船技術を活かして海運国家として繁栄したというから歴史は面白いです。ボローニャから日帰りの短い旅でしたが、せっかくなのでそのヴェネツィア発祥の地、トルチェッロ島を訪れてみることにしました。

ヴェネツィア発祥の島へ

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2006/08 - 2006/08

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Giraud

Giraudさん

水の都ヴェネツィア。もともとは騎馬民族の脅威に追われたヴェネト人が湿地の島に逃げ込んで築いた街ですが、そのおかげで後世、操船技術を活かして海運国家として繁栄したというから歴史は面白いです。ボローニャから日帰りの短い旅でしたが、せっかくなのでそのヴェネツィア発祥の地、トルチェッロ島を訪れてみることにしました。

  • ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅から、本島の外周を回るヴァポレット(水上バス)でフォンダメンタ・ヌオーヴェ停に。<br />ここから離島を巡るLN線(Laguna Nord=潟北線)に乗り換えます。

    ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅から、本島の外周を回るヴァポレット(水上バス)でフォンダメンタ・ヌオーヴェ停に。
    ここから離島を巡るLN線(Laguna Nord=潟北線)に乗り換えます。

  • 乗り場にはわかりやすい時刻表や路線図、電光掲示板があって、初心者にも親切。

    乗り場にはわかりやすい時刻表や路線図、電光掲示板があって、初心者にも親切。

  • 海上とはいえ、ヴァポレットは杭に沿って、ちゃんと“道”を進みます。<br />制限速度の標識もあります。

    海上とはいえ、ヴァポレットは杭に沿って、ちゃんと“道”を進みます。
    制限速度の標識もあります。

  • 途中、廃虚の小島がいくつかありました。<br />家一軒しかない島。やはり住みにくくて棄てられたのでしょうか?

    途中、廃虚の小島がいくつかありました。
    家一軒しかない島。やはり住みにくくて棄てられたのでしょうか?

  • 本島から40分ほどで漁師の島、ブラーノ島に到着。

    本島から40分ほどで漁師の島、ブラーノ島に到着。

  • トルチェッロ島はもうすぐそこに見えていますが、ここでブラーノ島・トルチェッロ島間を往復するT線に乗り換えなければいけません。

    トルチェッロ島はもうすぐそこに見えていますが、ここでブラーノ島・トルチェッロ島間を往復するT線に乗り換えなければいけません。

  • 片道5分ほどでトルチェッロ島に上陸。<br />一本しか道のない、地図の不要な島です。

    片道5分ほどでトルチェッロ島に上陸。
    一本しか道のない、地図の不要な島です。

  • ポンテ・デル・ディアヴォロ(悪魔の橋)。<br />小さな橋ですが、なぜか名前は怖い。

    ポンテ・デル・ディアヴォロ(悪魔の橋)。
    小さな橋ですが、なぜか名前は怖い。

  • 島に残るふたつの古い教会。<br />サンタ・フォスカと、サンタ・マリア・アッスンタ。

    島に残るふたつの古い教会。
    サンタ・フォスカと、サンタ・マリア・アッスンタ。

  • サンタ・マリア・アッスンタ聖堂の玄関廊。<br />639年創建のヴェネツィア最古の教会で、煉瓦がボロボロ崩れているところがあるのが、味を出しています。

    サンタ・マリア・アッスンタ聖堂の玄関廊。
    639年創建のヴェネツィア最古の教会で、煉瓦がボロボロ崩れているところがあるのが、味を出しています。

  • サンタ・マリア・アッスンタ聖堂の内部。(ポストカード)<br />木と石の質感が素朴でいい感じです。

    サンタ・マリア・アッスンタ聖堂の内部。(ポストカード)
    木と石の質感が素朴でいい感じです。

  • サンタ・マリア・アッスンタのモザイク画。(ポストカード)<br />左は祭壇の聖母マリア像。右は入口の壁面全面に描かれた、最後の審判の図。

    サンタ・マリア・アッスンタのモザイク画。(ポストカード)
    左は祭壇の聖母マリア像。右は入口の壁面全面に描かれた、最後の審判の図。

  • 鐘楼から望むトルチェッロ島。<br />最盛期には2万人が住んでいたそうですが、マラリアで人口が激減してさびれてしまいました。しかしこの現在の光景が、かえって移民初期の時代を想像させるような気もします。

    鐘楼から望むトルチェッロ島。
    最盛期には2万人が住んでいたそうですが、マラリアで人口が激減してさびれてしまいました。しかしこの現在の光景が、かえって移民初期の時代を想像させるような気もします。

  • 振り返ると、ヴェネツィアの原風景ともいえる無人のラグーナ(潟)が広がります。よくもこんなところに街を造ったな、と感心せざるをえません。

    振り返ると、ヴェネツィアの原風景ともいえる無人のラグーナ(潟)が広がります。よくもこんなところに街を造ったな、と感心せざるをえません。

  • フン族の王アッティラのものと伝えられる椅子。<br />まさか本当にアッティラ王が使ったとは思えませんが、それだけ当時のヴェネト人には、フン族=騎馬民族の恐ろしい印象が強かったのでしょう。

    フン族の王アッティラのものと伝えられる椅子。
    まさか本当にアッティラ王が使ったとは思えませんが、それだけ当時のヴェネト人には、フン族=騎馬民族の恐ろしい印象が強かったのでしょう。

  • トルチェッロ島から本当へ戻ります。<br />途中、LN線はヴェネツィアン・グラスで有名なムラーノ島にも停船しますが、時間の関係で見送りました。

    トルチェッロ島から本当へ戻ります。
    途中、LN線はヴェネツィアン・グラスで有名なムラーノ島にも停船しますが、時間の関係で見送りました。

  • 墓地の島サン・ミケーレを通過して、再びフォンダメンタ・ヌオーヴェ停へ。

    墓地の島サン・ミケーレを通過して、再びフォンダメンタ・ヌオーヴェ停へ。

  • ヴァポレット乗り場にあった、高潮時に設置される高架歩道を示した案内図。

    ヴァポレット乗り場にあった、高潮時に設置される高架歩道を示した案内図。

  • フォンダメンタ・ヌオーヴェ停からサン・マルコ広場まで、外海を東回りで行くことにしました。<br />このあたりはアルセナーレ(造船所)の壁が続いていて殺風景です。

    フォンダメンタ・ヌオーヴェ停からサン・マルコ広場まで、外海を東回りで行くことにしました。
    このあたりはアルセナーレ(造船所)の壁が続いていて殺風景です。

  • 本島の東端をカーブするヴァポレットの航跡。

    本島の東端をカーブするヴァポレットの航跡。

  • サン・テレナ島を回ると、本島の南側に出ます。

    サン・テレナ島を回ると、本島の南側に出ます。

  • アルセナーレ停で下船しました。<br />遠くにサン・マルコ寺院の鐘楼が見えます。

    アルセナーレ停で下船しました。
    遠くにサン・マルコ寺院の鐘楼が見えます。

  • アルセナーレの門。<br />ヴェネツィア共和国の海軍力を支えた兵器工場=造船所の跡です(英語で言えばアーセナル)。現在も軍の管轄下で、普段は内部は立入禁止。

    アルセナーレの門。
    ヴェネツィア共和国の海軍力を支えた兵器工場=造船所の跡です(英語で言えばアーセナル)。現在も軍の管轄下で、普段は内部は立入禁止。

  • 運河をのぞきこむと、メダカのような小魚が泳いでいるのが見えました。(写真は拡大表示しないと見えないかもしれません)

    運河をのぞきこむと、メダカのような小魚が泳いでいるのが見えました。(写真は拡大表示しないと見えないかもしれません)

  • サン・マルコ広場に到着。名物の高潮(?)発生で、みんな靴を脱いでいました。<br />といっても、水たまり程度の浅さなので、スニーカーなら履いたままでも大丈夫では・・・という気もしましたが、とりあえず脱いでみたかったのか?

    サン・マルコ広場に到着。名物の高潮(?)発生で、みんな靴を脱いでいました。
    といっても、水たまり程度の浅さなので、スニーカーなら履いたままでも大丈夫では・・・という気もしましたが、とりあえず脱いでみたかったのか?

  • 鐘楼の上から見下ろすヴェネツィア本島。<br />トルチェッロ島と比べると、感慨深いものがあります。

    鐘楼の上から見下ろすヴェネツィア本島。
    トルチェッロ島と比べると、感慨深いものがあります。

  • 沖を見ると、超大型の豪華客船が外洋へ旅立つところでした。対岸のサン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂の鐘楼と比べても、その巨大さがわかります。<br />あとで街中の広告看板を見たところでは、ギリシャ・トルコ方面へ向かう船らしい。

    沖を見ると、超大型の豪華客船が外洋へ旅立つところでした。対岸のサン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂の鐘楼と比べても、その巨大さがわかります。
    あとで街中の広告看板を見たところでは、ギリシャ・トルコ方面へ向かう船らしい。

  • 鐘楼から見下ろすサン・マルコ寺院。<br />東方ビザンティンの影響を受けた、異質な雰囲気の外観です。

    鐘楼から見下ろすサン・マルコ寺院。
    東方ビザンティンの影響を受けた、異質な雰囲気の外観です。

  • サン・マルコ寺院の内部。(ポストカード)<br />このあと他の教会も行くつもりで、さらっと見て済まそうと思っていましたが、あまりの素晴らしさに長居をしてしまいました。本堂のクーポラ(ドーム)も玄関廊の天井も、黄金のモザイクで埋め尽くされていて豪華絢爛。(同じビザンティン建築の代表格であるイスタンブールのアヤ・ソフィアも、後世モスクに改装されていなければ、こんな感じだったのでしょうか?)

    サン・マルコ寺院の内部。(ポストカード)
    このあと他の教会も行くつもりで、さらっと見て済まそうと思っていましたが、あまりの素晴らしさに長居をしてしまいました。本堂のクーポラ(ドーム)も玄関廊の天井も、黄金のモザイクで埋め尽くされていて豪華絢爛。(同じビザンティン建築の代表格であるイスタンブールのアヤ・ソフィアも、後世モスクに改装されていなければ、こんな感じだったのでしょうか?)

  • カナル・グランデ(大運河)に架かるリアルト橋。<br />バスの運転手が、進路に割り込むタクシーに怒ってクラクションを鳴らす、という光景が船同士で行われていて、SFのような異世界にきたという感じです。

    カナル・グランデ(大運河)に架かるリアルト橋。
    バスの運転手が、進路に割り込むタクシーに怒ってクラクションを鳴らす、という光景が船同士で行われていて、SFのような異世界にきたという感じです。

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この旅行記へのコメント (3)

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  • mozartさん 2006/10/28 07:39:55
    はじめまして
    Giraudさん はじめまして

    ベネツィア、サンマルコ広場の時計塔の
    姿を見たくて訪問させて頂きました。
    現在は完全に修復しているようですね。
    私の時は(2005年12月31日)の時は
    修復中で、鐘楼からでさえムーア人のブロンズ像
    の姿も見えませんでした。

    それにしてもアックア・アルタも深刻ですね。
    水没する日も近いのでは。
    個人的にはモーゼ計画もあまり成功するとは
    思いませんし。

    貴重なお写真を見させて頂きありがとうございました。

    ♪mozart♪

    mozart

    mozartさん からの返信 2006/10/28 07:41:53
    RE: はじめまして
    すみません

    はじめてではなかったですね。^^;
    またまた訪問してしましました。
    今後ともよろしくお願いします。

    ♪mozart♪

    Giraud

    Giraudさん からの返信 2006/10/30 23:35:14
    ご訪問ありがとうございます
    ご訪問ありがとうございます。
    サン・マルコ広場の時計塔、去年は修復中だったのですね。
    (私が訪れたときは「ため息の橋」が修復中でした。)
    今回ヴェネツィアは、離島を回ったために本島の観光が駆け足になってしまったので、イタリアの他の都市も含めて是非また行きたいと思っています。
    mozartさんの旅行記も参考にさせて頂いてますので、こちらこそ今後もよろしくお願いします。

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