カルロビバリ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
【旅程抜粋】<br />2004/7/19(月)<br />終日ツアーでカルロヴィ・ヴァリ(西ボヘミア地方にあるチェコ有数の高級温泉保養地)へ<br /><br />夕方〜夜:プラハ観光3日目(新市街のテレビ塔と聖心教会)<br />夜:オペラ「ドン・ジョヴァンニ」(エステート劇場で)<br />※プラハ編は、後半につづく。<br /><br /><br />今日はカルロヴァ・ヴァリのツアーの日なのに、行き帰りはエアコン付のバスで揺られていればいい日なのに、朝、起きてみたら、窓の外は雨。がっかりです。カサをさしている人とさしていない人の両方がいるくらいなので小雨のようですが、ショックはショック。カルロヴィ・ヴァリで楽しみにしているのは街並み散策なのに、天気が悪いと、その魅力が半減してしてしまいます。<br /><br />カルロヴィ・ヴァリの見どころは、外です。町の景観です。建物です。この旅行に出発する前の計画では、カルロヴィ・ヴァリは予定にありませんでした。場所的に旅程に組み込みづらかったし、プラハからバスで約2時間半もかかるのに、主な見どころが街並みだけ(私にとって)というのは物足りなく思えたのです。なので、旅行前にはカルロヴィ・ヴァリの見どころはもちろん、行き方も、きちんと調べることはしませんでした。ましてや、現地に着いてから行き方を調べるのに時間をかけるつもりもありませんでした。それくらいなら、プラハの観光に費やした方がいいです。でも、ツアーが利用できて行き方に悩まないですむのなら、博物館などがほどんど閉館となる月曜日にはもってこいではないか、と気付き、ほとんど衝動的に行くことに決めました。プラハに着いた初日に。<br /><br />その後で、ホテルで改めてガイドブックをひっくり返しました。やはりカルロヴィ・ヴァリの見どころは、みんな外です。もっと詳しく言うと、源泉を囲む、自由に出入りできる建物、すなわち「コロナーダ」と呼ばれる屋根つきの歩廊と、その温泉です。ただし、ここの温泉は浸かるのではなく、飲む温泉で、蛇口から汲みます。<br /><br />ただ、温泉が間欠泉となって噴き出しているヴィジテルニー・コロナーダは、屋内にあります。でも、屋内を見学する見どころというのとは、ちょっと違います。もちろん、カルロヴィ・ヴァリにそういうのが全くないとはいいません。でも、「地球の歩き方」には、かのキリアン・イグナティウス・ディーツェンホーファー (Kilian Ignatius Diezenhofer)(注)が手がけた聖マリー・マグダレーナ教会、それから「金の鍵」という変わった名前の博物館くらいしか、掲載されていません。教会はともかく、博物館の方は、世界に名の知れた逸品があるというわけでもなさそうなかんじです。もっとも、博物館好きの私、入ればそれなりに楽しめると思いますけどね。<br /><br />美しい街並みが見どころなら、その写真を撮りたいと思うのは当然です。でも、天気が悪いと、冴えない写真にしかならないでしょう。本当にがっかりです。<br /><br />とはいえ、夏時間を採用しているヨーロッパは、朝は天気が悪そうに見えても、昼間は案外、晴れることもあります。曇りの合間に晴れ間が訪れることもあります。だから、晴れないかなぁ。晴れてちょうだいよぉ。

2004年夏のブダペスト・ウィーン・チェコ旅行20日間 ハイライト写真(10)チェコ編その9前半(カルロヴィ・ヴァリ)

4いいね!

2004/07/19 - 2004/07/19

56位(同エリア79件中)

6

14

まみ

まみさん

【旅程抜粋】
2004/7/19(月)
終日ツアーでカルロヴィ・ヴァリ(西ボヘミア地方にあるチェコ有数の高級温泉保養地)へ

夕方〜夜:プラハ観光3日目(新市街のテレビ塔と聖心教会)
夜:オペラ「ドン・ジョヴァンニ」(エステート劇場で)
※プラハ編は、後半につづく。


今日はカルロヴァ・ヴァリのツアーの日なのに、行き帰りはエアコン付のバスで揺られていればいい日なのに、朝、起きてみたら、窓の外は雨。がっかりです。カサをさしている人とさしていない人の両方がいるくらいなので小雨のようですが、ショックはショック。カルロヴィ・ヴァリで楽しみにしているのは街並み散策なのに、天気が悪いと、その魅力が半減してしてしまいます。

カルロヴィ・ヴァリの見どころは、外です。町の景観です。建物です。この旅行に出発する前の計画では、カルロヴィ・ヴァリは予定にありませんでした。場所的に旅程に組み込みづらかったし、プラハからバスで約2時間半もかかるのに、主な見どころが街並みだけ(私にとって)というのは物足りなく思えたのです。なので、旅行前にはカルロヴィ・ヴァリの見どころはもちろん、行き方も、きちんと調べることはしませんでした。ましてや、現地に着いてから行き方を調べるのに時間をかけるつもりもありませんでした。それくらいなら、プラハの観光に費やした方がいいです。でも、ツアーが利用できて行き方に悩まないですむのなら、博物館などがほどんど閉館となる月曜日にはもってこいではないか、と気付き、ほとんど衝動的に行くことに決めました。プラハに着いた初日に。

その後で、ホテルで改めてガイドブックをひっくり返しました。やはりカルロヴィ・ヴァリの見どころは、みんな外です。もっと詳しく言うと、源泉を囲む、自由に出入りできる建物、すなわち「コロナーダ」と呼ばれる屋根つきの歩廊と、その温泉です。ただし、ここの温泉は浸かるのではなく、飲む温泉で、蛇口から汲みます。

ただ、温泉が間欠泉となって噴き出しているヴィジテルニー・コロナーダは、屋内にあります。でも、屋内を見学する見どころというのとは、ちょっと違います。もちろん、カルロヴィ・ヴァリにそういうのが全くないとはいいません。でも、「地球の歩き方」には、かのキリアン・イグナティウス・ディーツェンホーファー (Kilian Ignatius Diezenhofer)(注)が手がけた聖マリー・マグダレーナ教会、それから「金の鍵」という変わった名前の博物館くらいしか、掲載されていません。教会はともかく、博物館の方は、世界に名の知れた逸品があるというわけでもなさそうなかんじです。もっとも、博物館好きの私、入ればそれなりに楽しめると思いますけどね。

美しい街並みが見どころなら、その写真を撮りたいと思うのは当然です。でも、天気が悪いと、冴えない写真にしかならないでしょう。本当にがっかりです。

とはいえ、夏時間を採用しているヨーロッパは、朝は天気が悪そうに見えても、昼間は案外、晴れることもあります。曇りの合間に晴れ間が訪れることもあります。だから、晴れないかなぁ。晴れてちょうだいよぉ。

同行者
一人旅
交通手段
鉄道 高速・路線バス 観光バス
航空会社
エールフランス
  • カルロヴィ・ヴァリの名前の由来は、14世紀半ば、かのカレル4世が鹿狩りのときに温泉を見つけたという伝説でしょう。この街に600年以上の歴史があるといわれるのも、そのあたりから勘定しているようです。この街を有名にしているのは、トルストイ、ゲーテ、モーツアルト、ベートーベンといったそうそうたるメンバーが滞在したという歴史もその1つでしょう。ちなみに、温泉という共通項目のせいか、日本の草津とは姉妹都市だそうです。といっても、ここの温泉は、飲むのが主流ですから、草津温泉を連想すると、なんだかヘンな気がします。<br /><br />この街は、川の氾濫と度重なる火災の被害で、何度も破壊されました。でも、そのたびに街は、それ以前に劣らぬ美しい姿でよみがえりました。源泉を囲むコロナーダやパビリオンは、柱廊のアーチが白いレース編みのような、華麗かつ清涼な印象の繊細で美しい建物ばかりでした。18世紀から残る建物、それから美しい街並みの大半を占める19世紀後半20世紀前半の建物は、その後、幸い、戦災にもあわず、今日まで保存されているそうです。<br /><br />現在の建物は、19世紀末の古典主義とアールヌーヴォー様式の建物が主流を占めます。ただ、私がアールヌーヴォー様式と言われてすぐ思い浮かべるのは、植物をモチーフに曲線が多用された、パリやベルギーの建物や、クリムトら分離派のウィーンのアールヌーヴォーの建物です。カルロヴィ・ヴァリの街並みの写真を見ても実際に街を歩いた記憶をたどっても、どこがアールヌーヴォーなのか、あまりピンと来ません。もしかしたらこれかな、というのはありましたが、いかにもアールヌーヴォー、というよりは、装飾の一部として溶け込んでいて、アールヌーヴォーらしさはあまり強調されていなかったので―――少なくとも私にはそう感じられたので―――気付きにくかったです。ただし、街並みは、写真のとおり美しく、曇り空の下でも私の期待を裏切ることはありませんでした。<br /><br />天気はというと、出発までに雨はやみました。でも、午前中は曇りでした。ただし、曇りのおかげで涼しかったです。午後からは晴れました。写真に好都合の天気になった代わりに、暑くて暑くて、汗はだらだら、日差しはきつくてたまりませんでした。最初にガイドのタチアナさんの案内でツアーメンバー全員で街を歩いていたとき、美しい街並みを、曇りでも仕方がないと思いつつ、写真を撮りました。午後の自由時間のときには晴れました。だったら午前中に何枚も写真を撮るんじゃなかったと思ったものです。こういうときフィルムカメラは一度撮ったものを取り消せないので不便です。それでも、晴れ空の下の写真も何枚か撮っておきました。<br /><br />ツアーメンバーは、子供1人を含め、全部で14人でした。ガイドのタチアナさんは、スペイン語と英語で説明しました。昼食込みのツアーでしたので、みんなで一緒に昼食をとりましたが、その際にテーブルは、英語グループとスペイン語グループの2つに分けられました。英語グループの内訳は、アメリカ在住の女性で、スウェーデンから来た友人とプラハで落ち合い、休暇が重なる間一緒に行動しているという2人、それから、どちらも奥さんはロシア出身というフランス在住の夫妻とアメリカ人夫妻と私の7人でした。<br /><br />(写真は、カルロヴィ・ヴァリのハイライト1つともいえる、テプラ川沿いのメインストリートです。真ん中地点にあったムリーンスカー・コロナーダや川を渡る橋の近くです。)

    カルロヴィ・ヴァリの名前の由来は、14世紀半ば、かのカレル4世が鹿狩りのときに温泉を見つけたという伝説でしょう。この街に600年以上の歴史があるといわれるのも、そのあたりから勘定しているようです。この街を有名にしているのは、トルストイ、ゲーテ、モーツアルト、ベートーベンといったそうそうたるメンバーが滞在したという歴史もその1つでしょう。ちなみに、温泉という共通項目のせいか、日本の草津とは姉妹都市だそうです。といっても、ここの温泉は、飲むのが主流ですから、草津温泉を連想すると、なんだかヘンな気がします。

    この街は、川の氾濫と度重なる火災の被害で、何度も破壊されました。でも、そのたびに街は、それ以前に劣らぬ美しい姿でよみがえりました。源泉を囲むコロナーダやパビリオンは、柱廊のアーチが白いレース編みのような、華麗かつ清涼な印象の繊細で美しい建物ばかりでした。18世紀から残る建物、それから美しい街並みの大半を占める19世紀後半20世紀前半の建物は、その後、幸い、戦災にもあわず、今日まで保存されているそうです。

    現在の建物は、19世紀末の古典主義とアールヌーヴォー様式の建物が主流を占めます。ただ、私がアールヌーヴォー様式と言われてすぐ思い浮かべるのは、植物をモチーフに曲線が多用された、パリやベルギーの建物や、クリムトら分離派のウィーンのアールヌーヴォーの建物です。カルロヴィ・ヴァリの街並みの写真を見ても実際に街を歩いた記憶をたどっても、どこがアールヌーヴォーなのか、あまりピンと来ません。もしかしたらこれかな、というのはありましたが、いかにもアールヌーヴォー、というよりは、装飾の一部として溶け込んでいて、アールヌーヴォーらしさはあまり強調されていなかったので―――少なくとも私にはそう感じられたので―――気付きにくかったです。ただし、街並みは、写真のとおり美しく、曇り空の下でも私の期待を裏切ることはありませんでした。

    天気はというと、出発までに雨はやみました。でも、午前中は曇りでした。ただし、曇りのおかげで涼しかったです。午後からは晴れました。写真に好都合の天気になった代わりに、暑くて暑くて、汗はだらだら、日差しはきつくてたまりませんでした。最初にガイドのタチアナさんの案内でツアーメンバー全員で街を歩いていたとき、美しい街並みを、曇りでも仕方がないと思いつつ、写真を撮りました。午後の自由時間のときには晴れました。だったら午前中に何枚も写真を撮るんじゃなかったと思ったものです。こういうときフィルムカメラは一度撮ったものを取り消せないので不便です。それでも、晴れ空の下の写真も何枚か撮っておきました。

    ツアーメンバーは、子供1人を含め、全部で14人でした。ガイドのタチアナさんは、スペイン語と英語で説明しました。昼食込みのツアーでしたので、みんなで一緒に昼食をとりましたが、その際にテーブルは、英語グループとスペイン語グループの2つに分けられました。英語グループの内訳は、アメリカ在住の女性で、スウェーデンから来た友人とプラハで落ち合い、休暇が重なる間一緒に行動しているという2人、それから、どちらも奥さんはロシア出身というフランス在住の夫妻とアメリカ人夫妻と私の7人でした。

    (写真は、カルロヴィ・ヴァリのハイライト1つともいえる、テプラ川沿いのメインストリートです。真ん中地点にあったムリーンスカー・コロナーダや川を渡る橋の近くです。)

  • カルロヴィ・ヴァリに着いたとき、ツアーバスは、蛇行する山道をどんどん下りました。谷間に広がる街の様子が、木々の間から見え隠れしました。緑あふれる深い谷間に広がる街並みは、すばらしいものでした。ひと目見て、来てよかったとワクワクしました。バスの窓からでは、旅行前に写真で見たような、山の稜線に沿って街並みがずらっと広がる様子までは見ることはできませんでしたが、代わりに街歩きへの期待が高まりました。バスの窓から見えた建物では、美しい宮殿のような建物(たぶんブリストル・ホテルではなかったかと思います)、それから玉ねぎ型の金のドームのあるロシア教会が、とりわけ印象的でした。特に、ロシア教会には、ひと目惚れしました。近くまで行ってぜひ写真を撮りたい!と強烈に思いました。だけど、あんな山の中にあるのでは、行く時間はないに違いありません。残念!<br /><br />と思ったら、昼食後に、ガイドのタチアナさんが希望者を募って、オプションで案内してくれました。感激です!―――ロシア教会は山の中腹くらいにあって、メインストリートから外れていて、行くのは困難かと思っていたのですが、そんなことは全くありませんでした。メインストリートではないにしても、同じように美しい、いやそれ以上に豪華な別荘や個人宅が並ぶ通り沿いにありました。その行き帰りで目にした道沿いの建物にも見惚れました。<br /><br />バスを降りて、ツアーメンバー全員と、あるいは自由時間に廻ったのは、主に、テプラー川沿いのメインストリートです。ドヴォジャーク公園から劇場前広場まで往復したくらいですが、それがカルロヴィ・ヴァリのハイライトといっていいでしょう。5つあるコロナードを5つとも廻りましたし、通り沿いの美しい建物を見て楽しむことができました。建物は大半がホテルのようでしたが、美しい建物ばかりで惚れ惚れしました。さらに、町を歩いていて、落書きのたぐいを一切見かけなかったのは、さすがに高級リゾート地だなぁと思いました。<br /><br />ドヴォジャーク公園にたどり着く前に、カルロヴィ・ヴァリの銘菓のワッフルのようなものを食べました。といっても、タチアナさんに薦められるままに店先で試食した程度ですけれど。薄い2枚の皮の間にクリームが挟まれています。日持ちがするし、こういう洋菓子が好きな私は、ぜひお土産に買って帰るつもりでしたが……あいにく、案内されたのは行きでした。これからメインストリートを歩くのです。今、買うと、荷物になります。このワッフルは至るところで売られているらしいし、どうせツアーバスが待つところへ戻るのに同じところを通るので、帰りに買うことにしました。<br /><br />と思ったら、いざ帰りは、なんだか買って帰る気が失せていました。どれも缶に詰められていたので、つぶれなくてよいのですが、かさ張りそうです。そうまで買って帰りたいか、というと、そうでもなくなってしまったのです。試食したとき、美味しかったことは美味しかったのですが、だからといって、他で食べたことがないような珍味だったわけでも、どうしてもまた食べたいとまでに感動したわけでもなかったので。買って帰りたいと思ったのも、よく考えてみると、私にとって、カルロヴィ・ヴァリに行った証拠としてのお土産以上の意味はないなぁと気付いてしまいました。空港で、荷物を預けた後の免税エリアにでも売られていたなら、喜んで買ったでしょうけど。<br /><br />(写真は、カルロヴィ・ヴァリのハイライト1つともいえる、テプラ川沿いのメインストリートです。真ん中地点のムリーンスカー・コロナーダ側から見た対岸の家並みを撮りました。)

    カルロヴィ・ヴァリに着いたとき、ツアーバスは、蛇行する山道をどんどん下りました。谷間に広がる街の様子が、木々の間から見え隠れしました。緑あふれる深い谷間に広がる街並みは、すばらしいものでした。ひと目見て、来てよかったとワクワクしました。バスの窓からでは、旅行前に写真で見たような、山の稜線に沿って街並みがずらっと広がる様子までは見ることはできませんでしたが、代わりに街歩きへの期待が高まりました。バスの窓から見えた建物では、美しい宮殿のような建物(たぶんブリストル・ホテルではなかったかと思います)、それから玉ねぎ型の金のドームのあるロシア教会が、とりわけ印象的でした。特に、ロシア教会には、ひと目惚れしました。近くまで行ってぜひ写真を撮りたい!と強烈に思いました。だけど、あんな山の中にあるのでは、行く時間はないに違いありません。残念!

    と思ったら、昼食後に、ガイドのタチアナさんが希望者を募って、オプションで案内してくれました。感激です!―――ロシア教会は山の中腹くらいにあって、メインストリートから外れていて、行くのは困難かと思っていたのですが、そんなことは全くありませんでした。メインストリートではないにしても、同じように美しい、いやそれ以上に豪華な別荘や個人宅が並ぶ通り沿いにありました。その行き帰りで目にした道沿いの建物にも見惚れました。

    バスを降りて、ツアーメンバー全員と、あるいは自由時間に廻ったのは、主に、テプラー川沿いのメインストリートです。ドヴォジャーク公園から劇場前広場まで往復したくらいですが、それがカルロヴィ・ヴァリのハイライトといっていいでしょう。5つあるコロナードを5つとも廻りましたし、通り沿いの美しい建物を見て楽しむことができました。建物は大半がホテルのようでしたが、美しい建物ばかりで惚れ惚れしました。さらに、町を歩いていて、落書きのたぐいを一切見かけなかったのは、さすがに高級リゾート地だなぁと思いました。

    ドヴォジャーク公園にたどり着く前に、カルロヴィ・ヴァリの銘菓のワッフルのようなものを食べました。といっても、タチアナさんに薦められるままに店先で試食した程度ですけれど。薄い2枚の皮の間にクリームが挟まれています。日持ちがするし、こういう洋菓子が好きな私は、ぜひお土産に買って帰るつもりでしたが……あいにく、案内されたのは行きでした。これからメインストリートを歩くのです。今、買うと、荷物になります。このワッフルは至るところで売られているらしいし、どうせツアーバスが待つところへ戻るのに同じところを通るので、帰りに買うことにしました。

    と思ったら、いざ帰りは、なんだか買って帰る気が失せていました。どれも缶に詰められていたので、つぶれなくてよいのですが、かさ張りそうです。そうまで買って帰りたいか、というと、そうでもなくなってしまったのです。試食したとき、美味しかったことは美味しかったのですが、だからといって、他で食べたことがないような珍味だったわけでも、どうしてもまた食べたいとまでに感動したわけでもなかったので。買って帰りたいと思ったのも、よく考えてみると、私にとって、カルロヴィ・ヴァリに行った証拠としてのお土産以上の意味はないなぁと気付いてしまいました。空港で、荷物を預けた後の免税エリアにでも売られていたなら、喜んで買ったでしょうけど。

    (写真は、カルロヴィ・ヴァリのハイライト1つともいえる、テプラ川沿いのメインストリートです。真ん中地点のムリーンスカー・コロナーダ側から見た対岸の家並みを撮りました。)

  • 代わりに、銘酒ベヘロフカは買いました。小さな10ccのボトルがあったからです。このミニボトルはなかなかかわいらしく、プラスチックのフタがそのままお猪口になります。ラベルも洒落ていました。値段は60チェコ・コルナでした(1チェコ・コルナを約5円で換算し、約300円)。ベヘロフカは、100種類もの薬草が入ったお酒で、13番目の源泉との別名があるくらいだそうです(カルロヴィ・ヴァリには源泉が12ヵ所あります)。母への土産にちょうどよいと思いました。海外にあまり興味がない母は、名物土産を買って帰っても、「こんなの、日本でも買えるんじゃない?」と言うので、どこぞの名物というよりは、むしろ実用的な意味合いがある土産の方がよいのです。それに、私もこの銘酒を味見してみたい気持ちもありました。そして、帰国後、一応は喜んでくれた母曰く、「でも、なんだか養命酒と同じ味ね」―――はあ、そうですか。<br /><br />それでも健康によいので養命酒の代わりに飲んでくれればそれでいいです。逆に私は、ベヘロフカを飲んでみて、そうか、養命酒はこういう味なのか、と思いました。アルコール度数が約38度ときついので、味を楽しむというより、「ああ、アルコールを飲んでるなぁ」というかんじです。先入観のせいもあって、薬を飲んでいるような気がしました。<br /><br />他にカルロヴィ・ヴァリで買ったものといえば、お決まりのポストカードや写真が美しい街案内の冊子の他に、温泉水を汲むための専用のカップです。ラーゼンスキー・ポハーレックと言うそうです。取っ手が吸い口になっている珍しい形のカップです。種類はたくさんあり、小さいやつだと手のひらにすっぽり入ってしまうくらいで軽いです。でも陶器は陶器。日本へ持ち帰るのに割れないよう気をつけなくてはなりません。最初のうちは、邪魔になると思ってツアーメンバーが買っているのを見ても買うまいと思っていました。<br /><br />しかし、何度もカルロヴィ・ヴァリを訪れているので用意のいいガイドのタチアナさんは温泉カップを買わずにすむようにペットボトルを持参していましたが、私には温泉を汲むものは何もなく、試飲したくても他に手段はなかったので、仕方なく、屋台の売店で買うことにしました。1番安い85チェコ・コルナ(1チェコ・コルナを約5円で換算し、約425円)のカップを買いました。表面に青い線で草花の絵が描かれてて、一応ちゃんと「Karlovy Vary」と書かれてあります。まあ、その程度のお土産らしいミーハーさは欲しいです。そして、実際に温泉を飲んでみたところ、なんか、こう、取っ手から飲むというのが面白くて、とても気に入ってしまいました。なので、おみやげ用にも余分に買っておきました。幼い甥にウケないかなぁ、と期待して。ただし、吸い口が取っ手にあるのは面白いけれど、熱い温泉水を飲むときは、取っ手も熱くて大変でした。<br /><br />(写真は、カルロヴィ・ヴァリで買って帰ったベヘロフカの小瓶と温泉カップです。下記のURLのブログの記事「旅先のおみやげシリーズその17──チェコで買ったもの」用に撮ったものです。http://mami1.cocolog-nifty.com/<br />温泉カップの柄は、「カールスバート」の「ブルーオニオン」です。カールスバートは、カルロヴィ・ヴァリのドイツ語名です。)

    代わりに、銘酒ベヘロフカは買いました。小さな10ccのボトルがあったからです。このミニボトルはなかなかかわいらしく、プラスチックのフタがそのままお猪口になります。ラベルも洒落ていました。値段は60チェコ・コルナでした(1チェコ・コルナを約5円で換算し、約300円)。ベヘロフカは、100種類もの薬草が入ったお酒で、13番目の源泉との別名があるくらいだそうです(カルロヴィ・ヴァリには源泉が12ヵ所あります)。母への土産にちょうどよいと思いました。海外にあまり興味がない母は、名物土産を買って帰っても、「こんなの、日本でも買えるんじゃない?」と言うので、どこぞの名物というよりは、むしろ実用的な意味合いがある土産の方がよいのです。それに、私もこの銘酒を味見してみたい気持ちもありました。そして、帰国後、一応は喜んでくれた母曰く、「でも、なんだか養命酒と同じ味ね」―――はあ、そうですか。

    それでも健康によいので養命酒の代わりに飲んでくれればそれでいいです。逆に私は、ベヘロフカを飲んでみて、そうか、養命酒はこういう味なのか、と思いました。アルコール度数が約38度ときついので、味を楽しむというより、「ああ、アルコールを飲んでるなぁ」というかんじです。先入観のせいもあって、薬を飲んでいるような気がしました。

    他にカルロヴィ・ヴァリで買ったものといえば、お決まりのポストカードや写真が美しい街案内の冊子の他に、温泉水を汲むための専用のカップです。ラーゼンスキー・ポハーレックと言うそうです。取っ手が吸い口になっている珍しい形のカップです。種類はたくさんあり、小さいやつだと手のひらにすっぽり入ってしまうくらいで軽いです。でも陶器は陶器。日本へ持ち帰るのに割れないよう気をつけなくてはなりません。最初のうちは、邪魔になると思ってツアーメンバーが買っているのを見ても買うまいと思っていました。

    しかし、何度もカルロヴィ・ヴァリを訪れているので用意のいいガイドのタチアナさんは温泉カップを買わずにすむようにペットボトルを持参していましたが、私には温泉を汲むものは何もなく、試飲したくても他に手段はなかったので、仕方なく、屋台の売店で買うことにしました。1番安い85チェコ・コルナ(1チェコ・コルナを約5円で換算し、約425円)のカップを買いました。表面に青い線で草花の絵が描かれてて、一応ちゃんと「Karlovy Vary」と書かれてあります。まあ、その程度のお土産らしいミーハーさは欲しいです。そして、実際に温泉を飲んでみたところ、なんか、こう、取っ手から飲むというのが面白くて、とても気に入ってしまいました。なので、おみやげ用にも余分に買っておきました。幼い甥にウケないかなぁ、と期待して。ただし、吸い口が取っ手にあるのは面白いけれど、熱い温泉水を飲むときは、取っ手も熱くて大変でした。

    (写真は、カルロヴィ・ヴァリで買って帰ったベヘロフカの小瓶と温泉カップです。下記のURLのブログの記事「旅先のおみやげシリーズその17──チェコで買ったもの」用に撮ったものです。http://mami1.cocolog-nifty.com/
    温泉カップの柄は、「カールスバート」の「ブルーオニオン」です。カールスバートは、カルロヴィ・ヴァリのドイツ語名です。)

  • 写真は、カルロヴィ・ヴァリで買って帰った温泉カップを、もう少しフォーカスして撮ろうとしたものです。結果的には前の写真とあまり変わらなくなってしまいましたが……。<br /><br />ちなみに、一緒に写っている皮製小箱は、プラハで買ったものです。この写真も、下記のURLのブログの記事「旅先のおみやげシリーズその17──チェコで買ったもの」用に撮ったものです。<br />http://mami1.cocolog-nifty.com/

    写真は、カルロヴィ・ヴァリで買って帰った温泉カップを、もう少しフォーカスして撮ろうとしたものです。結果的には前の写真とあまり変わらなくなってしまいましたが……。

    ちなみに、一緒に写っている皮製小箱は、プラハで買ったものです。この写真も、下記のURLのブログの記事「旅先のおみやげシリーズその17──チェコで買ったもの」用に撮ったものです。
    http://mami1.cocolog-nifty.com/

  • (写真は、カルロヴィ・ヴァリで買った温泉カップとプラハで買った皮製小箱を横から撮ったものです。横もちゃんと凝っています@ この写真も、下記のURLのブログの記事「旅先のおみやげシリーズその17──チェコで買ったもの」用に撮ったものです。http://mami1.cocolog-nifty.com/)<br /><br /><br /><モーゼル・ミュージーアム&ショールーム (Moser a.s.)><br /><br />ツアーで訪れたところを順を追って説明しますと、カルロヴィ・ヴァリに着いてすぐにテプラー川沿いのメインストリートに向かったわけではなく、最初はモーゼル社の本社を訪問しました。モーゼル社は、1857年創立の、ボヘミア・ガラスの老舗です。そこへツアー客が連れて行かれるということは、一種の買い物斡旋だとすぐに気が付きました。でも、美術品になるような美しいガラス細工を見るのは好きですし、ミュージーアムもあるというし、ガラス工芸品を作る過程を見るのは面白いので、素直に楽しもうと思いました。<br /><br />残念ながら、作る過程を見ることはできませんでした。実はそちらの方を楽しみにしていたのですけれど。ミュージーアムも、あったことはありましたが、一室のみでした。一応、ガラス工芸品を作る過程が分かるように展示されていて、ガイドのタチアナさんが簡単に説明してくれました。その隣は、展示即売室でした。街角でウィンドウショッピングをするようなつもりでぶららぶらしました。モーゼル社のガラスは、いわゆるボヘミア・ガラスがカットグラスであるのに対して、色ガラスや彩色エナメルのものが多いです。カットガラスばかりよりは、見ていて面白味があります。ガラスケースの中に陳列されているのもあれば、テーブルの上に展示されているのもありました。下手にどこかをひっかけてうっかり落としたりしないように注意しました。<br /><br />ツアーメンバーの中には買っている人もいました。このツアーメンバー以外にも、個人で買い物に来ている人たちがいました。買う気があれば、きっと良いものが割安で手に入るのでしょう。であれば、どれを買うか決めるのに夢中になって、時間が足らないくらいだったと思います。でも、私は買うつもりはなかったので、やや時間を持て余してしまいました。<br /><br />「地球の歩き方」のショッピングのページにも、このモーゼル社の紹介がありました。ツアーで訪れたのは、ミュージアム兼ファクトリーショップだったんだと思います。むしろ私は「グラスワークス見学」の方に行きたかったです。でも、今日のツアーは、あくまでカルロヴィ・ヴァリ観光がメイン。しかも、プラハ日帰りです。公共交通機関を使えば、バスで約2時間半かかるカルロヴィ・ヴァリなのですから、グラスワークの見学まで望むのは、ぜいたくというものでしょう。

    (写真は、カルロヴィ・ヴァリで買った温泉カップとプラハで買った皮製小箱を横から撮ったものです。横もちゃんと凝っています@ この写真も、下記のURLのブログの記事「旅先のおみやげシリーズその17──チェコで買ったもの」用に撮ったものです。http://mami1.cocolog-nifty.com/


    <モーゼル・ミュージーアム&ショールーム (Moser a.s.)>

    ツアーで訪れたところを順を追って説明しますと、カルロヴィ・ヴァリに着いてすぐにテプラー川沿いのメインストリートに向かったわけではなく、最初はモーゼル社の本社を訪問しました。モーゼル社は、1857年創立の、ボヘミア・ガラスの老舗です。そこへツアー客が連れて行かれるということは、一種の買い物斡旋だとすぐに気が付きました。でも、美術品になるような美しいガラス細工を見るのは好きですし、ミュージーアムもあるというし、ガラス工芸品を作る過程を見るのは面白いので、素直に楽しもうと思いました。

    残念ながら、作る過程を見ることはできませんでした。実はそちらの方を楽しみにしていたのですけれど。ミュージーアムも、あったことはありましたが、一室のみでした。一応、ガラス工芸品を作る過程が分かるように展示されていて、ガイドのタチアナさんが簡単に説明してくれました。その隣は、展示即売室でした。街角でウィンドウショッピングをするようなつもりでぶららぶらしました。モーゼル社のガラスは、いわゆるボヘミア・ガラスがカットグラスであるのに対して、色ガラスや彩色エナメルのものが多いです。カットガラスばかりよりは、見ていて面白味があります。ガラスケースの中に陳列されているのもあれば、テーブルの上に展示されているのもありました。下手にどこかをひっかけてうっかり落としたりしないように注意しました。

    ツアーメンバーの中には買っている人もいました。このツアーメンバー以外にも、個人で買い物に来ている人たちがいました。買う気があれば、きっと良いものが割安で手に入るのでしょう。であれば、どれを買うか決めるのに夢中になって、時間が足らないくらいだったと思います。でも、私は買うつもりはなかったので、やや時間を持て余してしまいました。

    「地球の歩き方」のショッピングのページにも、このモーゼル社の紹介がありました。ツアーで訪れたのは、ミュージアム兼ファクトリーショップだったんだと思います。むしろ私は「グラスワークス見学」の方に行きたかったです。でも、今日のツアーは、あくまでカルロヴィ・ヴァリ観光がメイン。しかも、プラハ日帰りです。公共交通機関を使えば、バスで約2時間半かかるカルロヴィ・ヴァリなのですから、グラスワークの見学まで望むのは、ぜいたくというものでしょう。

  • <ドヴォジャーク公園とサドヴァー・コロナーダ><br /><br />テプラ川沿いにメインストリートがずっと走っていますが、カルロヴィ・ヴァリらしい期待どおりの美しい街並みが見られるのはドヴォジャーク公園あたりからでしょう。ドヴォジャーク公園は、それほど広くはありませんがなかなか美しく整えられた公園でした。芝生と花壇で整然と整えられたところや、水たまりのような小さな池に柳の枝が垂れかかっているような一角などがあります。花壇の花の中には、バラが茂みとなっておらず、1株1株そのまま直接土に植えられていました。そんなバラは初めて見ました。とても珍しかったです(注)。<br /><br />ドヴォジャーク公園に隣接しているのが、白いレース編みのようなアーチがとりわけ美しいサドヴァー・コロナーダです。細長い柱廊風になっています。ちょうど何かの催し物の一貫か、ちょっとした楽隊が音楽を奏でて、民族衣装を身につけた人たちがフォークダンスを踊っていました。ダンスには、観光客も飛び入りで参加していました。<br /><br />注:カルロヴィ・ヴァリのバラVS球根ベゴニア<br /><br />「このバラ、珍しいよね」と、帰国後に友人に写真を見せたら、葉や枝ぶりから、バラとは思えない、と言われました。後にネットの掲示板に投稿して、球根ベゴニアではないかと結論づけることができました。いやはや、植物に疎い私、ベゴニアのことも知らなかったのですから、バラと間違えても仕方がありません。というか、バラには色々な種類があるし、一見、バラに見えないものもあるから、こういうのもあるだろう、などと思ってしまったのです。しかし、ベゴニアのヴァラエティさは、バラを上回っていました。ベゴニアをネットで調べてみて、系統が違うとあまりにも花の様子が違うことに驚きました。<br /><br />(写真は、「カルロヴィ・ヴァリのバラ」です。もちろん、これは私にとってのこの花の別称、フォルスネームのようなもので、正確には、球根ベゴニアでしょう。)

    <ドヴォジャーク公園とサドヴァー・コロナーダ>

    テプラ川沿いにメインストリートがずっと走っていますが、カルロヴィ・ヴァリらしい期待どおりの美しい街並みが見られるのはドヴォジャーク公園あたりからでしょう。ドヴォジャーク公園は、それほど広くはありませんがなかなか美しく整えられた公園でした。芝生と花壇で整然と整えられたところや、水たまりのような小さな池に柳の枝が垂れかかっているような一角などがあります。花壇の花の中には、バラが茂みとなっておらず、1株1株そのまま直接土に植えられていました。そんなバラは初めて見ました。とても珍しかったです(注)。

    ドヴォジャーク公園に隣接しているのが、白いレース編みのようなアーチがとりわけ美しいサドヴァー・コロナーダです。細長い柱廊風になっています。ちょうど何かの催し物の一貫か、ちょっとした楽隊が音楽を奏でて、民族衣装を身につけた人たちがフォークダンスを踊っていました。ダンスには、観光客も飛び入りで参加していました。

    注:カルロヴィ・ヴァリのバラVS球根ベゴニア

    「このバラ、珍しいよね」と、帰国後に友人に写真を見せたら、葉や枝ぶりから、バラとは思えない、と言われました。後にネットの掲示板に投稿して、球根ベゴニアではないかと結論づけることができました。いやはや、植物に疎い私、ベゴニアのことも知らなかったのですから、バラと間違えても仕方がありません。というか、バラには色々な種類があるし、一見、バラに見えないものもあるから、こういうのもあるだろう、などと思ってしまったのです。しかし、ベゴニアのヴァラエティさは、バラを上回っていました。ベゴニアをネットで調べてみて、系統が違うとあまりにも花の様子が違うことに驚きました。

    (写真は、「カルロヴィ・ヴァリのバラ」です。もちろん、これは私にとってのこの花の別称、フォルスネームのようなもので、正確には、球根ベゴニアでしょう。)

  • 写真は、「カルロヴィ・ヴァリのバラ」第二段です。もちろん、正確には球根ベゴニアでしょう。<br />ベゴニアもたくさん種類があるのでいまひとつ確信がもてませんが、球根ベゴニアが一番近いように思えました。

    写真は、「カルロヴィ・ヴァリのバラ」第二段です。もちろん、正確には球根ベゴニアでしょう。
    ベゴニアもたくさん種類があるのでいまひとつ確信がもてませんが、球根ベゴニアが一番近いように思えました。

  • (写真は、トルジニー・コロナーダです。5つのコロナーダの中では、私が一番美しいと思ったコロナーダです。)<br /><br /><ラーズニェII・コロナーダ><br /><ムリーンスカー・コロナーダ><br /><トルジニー・コロナーダ><br /><br />ラーズニェII・コロナーダは、円屋根の可愛らしいパビリオン風です。ちなみに、ラーズニェII・コロナーダの手前の建物には、浸かる……というか、プールになっている温泉がありました。もとは軍人用のクアハウスだったようですが、今では一般の人も入れるとのことでした。<br /><br />続いてすぐに、長い廊下が連なるムリーンスカー・コロナーダが見えてきました。地図で見ると、ムリーンスカー・コロナーダは、テプラ川沿いのメインストリートのほぼ真ん中地点にあります。そして5つあるコロナーダの中でも一番長いです。長さは132mの長さで、柱は124本だそうです。列柱が連なる様が、とてもかっこいいコロナーダでした。<br /><br />すぐそばの屋台のお土産屋で、温泉水を飲む専用カップを売っていました。ツアーメンバーの中には早速それを買って飲む人もいました。私は、ガイドのタチアナさんがどこかで無料のプラスチック容器を調達できるはずだから、と言っていたので、このときはわざわざカップを買うまいと思いました。どんなに小ぶりでも、陶器は持ち運びには厄介ですし、そういう荷物は極力、増やしたくないからです。<br /><br />ムリーンスカー・コロナーダの次に見えてきたのが、トルジニー・コロナーダです。「地球の歩き方」によると、ムリーンスカー・コロナーダがカルロヴィ・ヴァリで一番美しいといわれているようですが、私はトルジニー・コロナーダがもっと美しいと思いました。白いレースのような装飾がとても美しいです。<br /><br /><ヴジーデルニー・コロナーダ><br /><br />このコロナーダだけは、源泉は屋内にありました。タチアナさんは、このあたりで温泉を汲むための無料のプラスチック容器がもらえるはずだ、と言っていたのですが、見つかりませんでした。どうやら、源泉を飲みたければ、専用カップを買うしかないようです。<br /><br />ヴジーデルニー・コロナーダの源泉は、11ある源泉の中でも一番の名物となっている間欠泉です。地下2,500mあたりから毎分2,000リットルもの温泉を噴き上げます。その高さは12mにもなります。その間欠泉のところだけ、ガラス張りの特等室仕様になっています。中に入ってみました。入ったらすぐに回れ右したくなりました。それほど、蒸し暑くて「うっ」となりました。でも、湯気を立てながらシュボシュボ音を立てて噴き出している様は、とても迫力があって、とてもかっこよかったです。<br /><br />たくさんの人が、吹き出る源泉を背景に、記念写真を撮っていました。ツアーメンバーの中にも写真を撮る人がいて、私も頼まれて撮ってあげましたが、私自身は撮りませんでした。だって、間欠泉は確かにすごいですが、それを背景にしたとしても、出来上がった写真は、いかにもカルロヴィ・ヴァリで撮りました、というのにはならないでしょうからね。フィルムも節約したかったですし。<br /><br />ここの温泉は、間欠泉から直接、汲むことはできません。間欠泉は見学するだけです。他の源泉と同じく、蛇口から汲みます。大迫力の間欠泉を尻目に、蛇口から汲むというのはちょっと興ざめでしたが、高さ12mから熱湯が降り注ぐところで直接お湯を汲むのは、確かに危ないです。<br /><br />蛇口は5つありました。それぞれ温度が違っていました。一番温度が高いのは70度と表示されていましたが、そんなのを飲んだら汗びっしょりになりそうです。一番低いのは30度くらいでした。<br /><br /><聖マリー・マグダレーナ教会><br /><br />テプラ川沿いのメインストリートは劇場広場前まで歩きました。そのあとは昼食タイムとなり、ドヴォルジャーク広場近くのレストランまで引き返しました。帰路は、劇場広場前の橋を渡って、聖マリー・マグダレーナ教会の前を通りました。残念ながら、この教会の中に入って見学する時間はありませんでした。その後の自由時間でも、この教会まで来る時間はとれませんでした。ドイツ・バロック様式の建築家キリアン・ディーツェンホーファーの手になる教会だそうなので、ぜひ見てみたかったのに残念です。

    (写真は、トルジニー・コロナーダです。5つのコロナーダの中では、私が一番美しいと思ったコロナーダです。)

    <ラーズニェII・コロナーダ>
    <ムリーンスカー・コロナーダ>
    <トルジニー・コロナーダ>

    ラーズニェII・コロナーダは、円屋根の可愛らしいパビリオン風です。ちなみに、ラーズニェII・コロナーダの手前の建物には、浸かる……というか、プールになっている温泉がありました。もとは軍人用のクアハウスだったようですが、今では一般の人も入れるとのことでした。

    続いてすぐに、長い廊下が連なるムリーンスカー・コロナーダが見えてきました。地図で見ると、ムリーンスカー・コロナーダは、テプラ川沿いのメインストリートのほぼ真ん中地点にあります。そして5つあるコロナーダの中でも一番長いです。長さは132mの長さで、柱は124本だそうです。列柱が連なる様が、とてもかっこいいコロナーダでした。

    すぐそばの屋台のお土産屋で、温泉水を飲む専用カップを売っていました。ツアーメンバーの中には早速それを買って飲む人もいました。私は、ガイドのタチアナさんがどこかで無料のプラスチック容器を調達できるはずだから、と言っていたので、このときはわざわざカップを買うまいと思いました。どんなに小ぶりでも、陶器は持ち運びには厄介ですし、そういう荷物は極力、増やしたくないからです。

    ムリーンスカー・コロナーダの次に見えてきたのが、トルジニー・コロナーダです。「地球の歩き方」によると、ムリーンスカー・コロナーダがカルロヴィ・ヴァリで一番美しいといわれているようですが、私はトルジニー・コロナーダがもっと美しいと思いました。白いレースのような装飾がとても美しいです。

    <ヴジーデルニー・コロナーダ>

    このコロナーダだけは、源泉は屋内にありました。タチアナさんは、このあたりで温泉を汲むための無料のプラスチック容器がもらえるはずだ、と言っていたのですが、見つかりませんでした。どうやら、源泉を飲みたければ、専用カップを買うしかないようです。

    ヴジーデルニー・コロナーダの源泉は、11ある源泉の中でも一番の名物となっている間欠泉です。地下2,500mあたりから毎分2,000リットルもの温泉を噴き上げます。その高さは12mにもなります。その間欠泉のところだけ、ガラス張りの特等室仕様になっています。中に入ってみました。入ったらすぐに回れ右したくなりました。それほど、蒸し暑くて「うっ」となりました。でも、湯気を立てながらシュボシュボ音を立てて噴き出している様は、とても迫力があって、とてもかっこよかったです。

    たくさんの人が、吹き出る源泉を背景に、記念写真を撮っていました。ツアーメンバーの中にも写真を撮る人がいて、私も頼まれて撮ってあげましたが、私自身は撮りませんでした。だって、間欠泉は確かにすごいですが、それを背景にしたとしても、出来上がった写真は、いかにもカルロヴィ・ヴァリで撮りました、というのにはならないでしょうからね。フィルムも節約したかったですし。

    ここの温泉は、間欠泉から直接、汲むことはできません。間欠泉は見学するだけです。他の源泉と同じく、蛇口から汲みます。大迫力の間欠泉を尻目に、蛇口から汲むというのはちょっと興ざめでしたが、高さ12mから熱湯が降り注ぐところで直接お湯を汲むのは、確かに危ないです。

    蛇口は5つありました。それぞれ温度が違っていました。一番温度が高いのは70度と表示されていましたが、そんなのを飲んだら汗びっしょりになりそうです。一番低いのは30度くらいでした。

    <聖マリー・マグダレーナ教会>

    テプラ川沿いのメインストリートは劇場広場前まで歩きました。そのあとは昼食タイムとなり、ドヴォルジャーク広場近くのレストランまで引き返しました。帰路は、劇場広場前の橋を渡って、聖マリー・マグダレーナ教会の前を通りました。残念ながら、この教会の中に入って見学する時間はありませんでした。その後の自由時間でも、この教会まで来る時間はとれませんでした。ドイツ・バロック様式の建築家キリアン・ディーツェンホーファーの手になる教会だそうなので、ぜひ見てみたかったのに残念です。

  • <聖ペテロ聖パウロ教会(ロシア教会)><br /><br />1897年に完成したロシア正教会です。金の玉ねぎ型ドームとおとぎの国チックな建物で、ひと目でロシア教会とわかる美しい建物です。建築様式からすると、ビザンチン様式だそうです。ややこじんまりとしていましたが、ミサの最中、信者が座らずに立ったままのロシア教会は、この規模でも相当数の信者が入ることができるでしょう。<br /><br />ちなみに、このロシア教会の付近一体は、高級な別荘や個人宅のある「ウエスト・エンド」と呼ばれる地区でした。教会までの往復の街並みもすばらしかったです。行きは、ガイドのタチアナさんに案内してもらったので、写真を撮るためになかなか足を止められませんでしたが、帰りはめいめいのペースで歩くことになりましたので、ゆっくり写真を撮りました。<br /><br />(写真は、午後、ロシア教会に行った帰りに撮った、豪華な別荘や個人宅が並ぶウエスト・エンド地区の通りです。ぐっと曲線を描く道筋に、坂道なので高さの違う建物が並んでいるので、全体的に曲線が主流となって、優美さが強調されていると思いました。)

    <聖ペテロ聖パウロ教会(ロシア教会)>

    1897年に完成したロシア正教会です。金の玉ねぎ型ドームとおとぎの国チックな建物で、ひと目でロシア教会とわかる美しい建物です。建築様式からすると、ビザンチン様式だそうです。ややこじんまりとしていましたが、ミサの最中、信者が座らずに立ったままのロシア教会は、この規模でも相当数の信者が入ることができるでしょう。

    ちなみに、このロシア教会の付近一体は、高級な別荘や個人宅のある「ウエスト・エンド」と呼ばれる地区でした。教会までの往復の街並みもすばらしかったです。行きは、ガイドのタチアナさんに案内してもらったので、写真を撮るためになかなか足を止められませんでしたが、帰りはめいめいのペースで歩くことになりましたので、ゆっくり写真を撮りました。

    (写真は、午後、ロシア教会に行った帰りに撮った、豪華な別荘や個人宅が並ぶウエスト・エンド地区の通りです。ぐっと曲線を描く道筋に、坂道なので高さの違う建物が並んでいるので、全体的に曲線が主流となって、優美さが強調されていると思いました。)

  • 写真は、カルロヴィ・ヴァリのロシア教会こと、「聖ペテロ聖パウロ教会」です。これから向かうところです。下から見上げて撮っています。

    写真は、カルロヴィ・ヴァリのロシア教会こと、「聖ペテロ聖パウロ教会」です。これから向かうところです。下から見上げて撮っています。

  • 写真は、カルロヴィ・ヴァリのロシア教会こと、「聖ペテロ聖パウロ教会」です。これから向かうところです。これも下から見上げる位置で、少しアングルを変えて撮りました。

    写真は、カルロヴィ・ヴァリのロシア教会こと、「聖ペテロ聖パウロ教会」です。これから向かうところです。これも下から見上げる位置で、少しアングルを変えて撮りました。

  • 写真は、カルロヴィ・ヴァリのロシア教会こと、「聖ペテロ聖パウロ教会」、それから隣接する美しい建物はホテルです。

    写真は、カルロヴィ・ヴァリのロシア教会こと、「聖ペテロ聖パウロ教会」、それから隣接する美しい建物はホテルです。

  • タチアナさんが昼食後の自由時間に入る前に、ロシア教会に行きたい人の有志を募りました。参加者が出たのは英語グループからだけで、そのうち私の他は、友達と合流した女性二人と、奥さんがロシア出身のアメリカ人夫妻の5人でした。<br /><br />実はタチアナさんも、名前から容易に想像つきましたが、ロシア系でした。祖父母の代はロシアに住んでいたそうです。行く途中、タチアナさんとアメリカ人夫妻は、タチアナさんの祖父母がどういういきさつで移住してきたか、彼らが語るロシアでの生活の思い出といった話題で盛り上がっていました。アメリカ人夫妻のロシア出身の奥さんたちは、この地でのロシア正教会の信仰やコミュニティにも関心を持っていました。奥さんの方は、教会に入るときは、頭を覆うスカーフをきちんとかぶりました。持参していなかったので、わざわざ教会内のショップでお金を出して借りていたくらいです。<br /><br />タチアナさんは、教会内のイコンについても説明も簡単にしてくれました。ただ、教えてくれた聖人の名前は、ほとんどが知らない人たちでした。聞きなれない名前なのでほとんど覚えらず、メモする時間もありませんでした。カトリック教会の聖人なら日本でも本がたくさん売られていますし、そのうちの何冊かを読んだことがあるので、教会内でいつも彫像や絵のモデルになるような有名な聖人はだいたいわかると思いますが、ロシア教会の聖人はほとんど知らないので残念です。<br /><br />(写真は、カルロヴィ・ヴァリのロシア教会こと、「聖ペテロ聖パウロ教会」です。正面から全貌を撮ろうとしたら、ここまで下がるしかありませんでしたが、隣の美しい建物もファインダーの中に入りました。さきほどのホテルの建物です。)

    タチアナさんが昼食後の自由時間に入る前に、ロシア教会に行きたい人の有志を募りました。参加者が出たのは英語グループからだけで、そのうち私の他は、友達と合流した女性二人と、奥さんがロシア出身のアメリカ人夫妻の5人でした。

    実はタチアナさんも、名前から容易に想像つきましたが、ロシア系でした。祖父母の代はロシアに住んでいたそうです。行く途中、タチアナさんとアメリカ人夫妻は、タチアナさんの祖父母がどういういきさつで移住してきたか、彼らが語るロシアでの生活の思い出といった話題で盛り上がっていました。アメリカ人夫妻のロシア出身の奥さんたちは、この地でのロシア正教会の信仰やコミュニティにも関心を持っていました。奥さんの方は、教会に入るときは、頭を覆うスカーフをきちんとかぶりました。持参していなかったので、わざわざ教会内のショップでお金を出して借りていたくらいです。

    タチアナさんは、教会内のイコンについても説明も簡単にしてくれました。ただ、教えてくれた聖人の名前は、ほとんどが知らない人たちでした。聞きなれない名前なのでほとんど覚えらず、メモする時間もありませんでした。カトリック教会の聖人なら日本でも本がたくさん売られていますし、そのうちの何冊かを読んだことがあるので、教会内でいつも彫像や絵のモデルになるような有名な聖人はだいたいわかると思いますが、ロシア教会の聖人はほとんど知らないので残念です。

    (写真は、カルロヴィ・ヴァリのロシア教会こと、「聖ペテロ聖パウロ教会」です。正面から全貌を撮ろうとしたら、ここまで下がるしかありませんでしたが、隣の美しい建物もファインダーの中に入りました。さきほどのホテルの建物です。)

  • (写真は、長い柱廊風のムリーンスカー・コロナーダです。時計を真ん中に、列柱の連なりを狙ったものです。)<br /><br /><サドヴァー・コロナーダ(飲んだ)><br /><ラーズニェII・コロナーダ(飲んだ)><br /><ムリーンスカー・コロナーダ(飲んだ)><br /><br />ロシア教会から戻った後、せっかく来たので私も温泉水を飲もうと、専用カップを買いました。本当は、間欠泉のヴジーデルニー・コロナーダまで行ってそこの温泉も飲みたかったのですが、あいにく自由時間後の集合場所は、ドヴォジャーク公園ではなく、もっとずっと先、バスターミナルに近いスメタナ公園の前でした。まさかそこまで戻らなければならないとは思いませんでした。スメタナ公園からドヴォジャーク公園を経て、一番遠いヴジーデルニー・コロナーダまで、行きはツアーメンバー全員でのんびり歩いて来たため、徒歩何分かかるのかわかりません。ヴジーデルニー・コロナーダまで行って全部の源泉を試していたら、間に合うように集合場所に戻るにはどのくらいのペースで歩けばよいか、さっぱりです。なのでヴジーデルニー・コロナーダまで行くのはあきらめ、ドヴォジャーク公園から数えて3つめのムリーンスカー・コロナーダまでにしておきました。それでも、長い長い柱廊のムリーンスカーと、丸いパビリオン風のラーズニェと、ドヴォジャーク公園のすぐ隣のサドヴァーで3ヶ所以上の温泉を試むことができます。<br /><br />本当は、どうせなら12ヶ所の源泉をどれも飲んでみたかったです。健康のために飲む温泉であっても、飲みすぎはかえってよくないそうですが、どうせ今日一回っきりのことです。それに12ヶ所それぞれ効能が違うといいます(ただし、どれが何に効くか、というのまでは知りません)。<br /><br />……と思いましたが、結論から言うと、3ヶ所で十分でした。はっきり言って、あんまり美味しくありませんでしたから。<br /><br />まずは、ムリーンスカー・コロナーダの温泉水から飲みました。長い歩廊にはいくつか蛇口がありましたが、そのうちの1ヶ所を適当に選んで汲みましだ。専用カップの取っ手が熱くなって、ちょっと飲みづらかったです。お味は、まあまあ。ちょっと塩分がきいています。そんなに悪くありませんでした。<br /><br />次に、丸い屋根のパビリオン風のラーズニェII・コロナーダで。だいぶ癖のある味でした。熱いからなんとか飲めたというかんじです。<br /><br />最後に寄ったサドヴァー・コロナーダの温泉は、実は、タチアナさんのボーイフレンドのお気に入りだそうです。温度も30度ぐらいとあまり熱くないため、ペットボトルに汲んでもって帰ってあげることができる、と彼女は嬉しそうに話していました。源泉の蛇口は、大きなカメにヘビがとぐろ巻いている、古代ギリシャかローマ風の洒落たものでした。が、あいにく今はその蛇口は封鎖されていて、建物の中のふつうの水道の蛇口のような、味も素っ気もないところから汲まなければなりませんでした。<br /><br />さて、タチアナさんのボーイフレンドのお気に入りの温泉の味は―――と、ちょっぴり期待していたのですが、これが、とてつもなく、とことん、まずかったです!!  温泉は、ぬるくなると、まずくて飲めたものではないということが、よぉくわかりました。ひと口飲んで、「おえっ」と、もどしそうになりました。まわりの人の目もあるので、飲まずに捨ててしまうのは失礼だと思い、薬だと我慢して、汲んだ分はちゃんと飲みましたが、いつ吐いてもおかしくなかったです。<br /><br />まずそうに嫌々飲む私を見て、同じく温泉水を飲みに来ていたおじさんや子供たちが笑っていました。彼らは、美味しくないね、と賛同してくれたわりには、平気な顔でごくごく飲んでいました。<br /><br />(その10後半プラハ3日目に続く。)

    (写真は、長い柱廊風のムリーンスカー・コロナーダです。時計を真ん中に、列柱の連なりを狙ったものです。)

    <サドヴァー・コロナーダ(飲んだ)>
    <ラーズニェII・コロナーダ(飲んだ)>
    <ムリーンスカー・コロナーダ(飲んだ)>

    ロシア教会から戻った後、せっかく来たので私も温泉水を飲もうと、専用カップを買いました。本当は、間欠泉のヴジーデルニー・コロナーダまで行ってそこの温泉も飲みたかったのですが、あいにく自由時間後の集合場所は、ドヴォジャーク公園ではなく、もっとずっと先、バスターミナルに近いスメタナ公園の前でした。まさかそこまで戻らなければならないとは思いませんでした。スメタナ公園からドヴォジャーク公園を経て、一番遠いヴジーデルニー・コロナーダまで、行きはツアーメンバー全員でのんびり歩いて来たため、徒歩何分かかるのかわかりません。ヴジーデルニー・コロナーダまで行って全部の源泉を試していたら、間に合うように集合場所に戻るにはどのくらいのペースで歩けばよいか、さっぱりです。なのでヴジーデルニー・コロナーダまで行くのはあきらめ、ドヴォジャーク公園から数えて3つめのムリーンスカー・コロナーダまでにしておきました。それでも、長い長い柱廊のムリーンスカーと、丸いパビリオン風のラーズニェと、ドヴォジャーク公園のすぐ隣のサドヴァーで3ヶ所以上の温泉を試むことができます。

    本当は、どうせなら12ヶ所の源泉をどれも飲んでみたかったです。健康のために飲む温泉であっても、飲みすぎはかえってよくないそうですが、どうせ今日一回っきりのことです。それに12ヶ所それぞれ効能が違うといいます(ただし、どれが何に効くか、というのまでは知りません)。

    ……と思いましたが、結論から言うと、3ヶ所で十分でした。はっきり言って、あんまり美味しくありませんでしたから。

    まずは、ムリーンスカー・コロナーダの温泉水から飲みました。長い歩廊にはいくつか蛇口がありましたが、そのうちの1ヶ所を適当に選んで汲みましだ。専用カップの取っ手が熱くなって、ちょっと飲みづらかったです。お味は、まあまあ。ちょっと塩分がきいています。そんなに悪くありませんでした。

    次に、丸い屋根のパビリオン風のラーズニェII・コロナーダで。だいぶ癖のある味でした。熱いからなんとか飲めたというかんじです。

    最後に寄ったサドヴァー・コロナーダの温泉は、実は、タチアナさんのボーイフレンドのお気に入りだそうです。温度も30度ぐらいとあまり熱くないため、ペットボトルに汲んでもって帰ってあげることができる、と彼女は嬉しそうに話していました。源泉の蛇口は、大きなカメにヘビがとぐろ巻いている、古代ギリシャかローマ風の洒落たものでした。が、あいにく今はその蛇口は封鎖されていて、建物の中のふつうの水道の蛇口のような、味も素っ気もないところから汲まなければなりませんでした。

    さて、タチアナさんのボーイフレンドのお気に入りの温泉の味は―――と、ちょっぴり期待していたのですが、これが、とてつもなく、とことん、まずかったです!! 温泉は、ぬるくなると、まずくて飲めたものではないということが、よぉくわかりました。ひと口飲んで、「おえっ」と、もどしそうになりました。まわりの人の目もあるので、飲まずに捨ててしまうのは失礼だと思い、薬だと我慢して、汲んだ分はちゃんと飲みましたが、いつ吐いてもおかしくなかったです。

    まずそうに嫌々飲む私を見て、同じく温泉水を飲みに来ていたおじさんや子供たちが笑っていました。彼らは、美味しくないね、と賛同してくれたわりには、平気な顔でごくごく飲んでいました。

    (その10後半プラハ3日目に続く。)

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  • 白い華さん 2008/09/29 19:47:09
    チェコの カルロ・ヴィバリ・・・ 憧れ!の 場所 デス。
     初めまして。
     世界中、 ご旅行を されていて、 その 詳しい! 見識・・・ ぶり、素晴らしい!デスネ〜。

     やっぱり、 旅を するのなら、色々と、、 現地で 気付いたり、感じる・・・以外!に、 何か 知識を 持って、 出掛け、ソレ!が 実際の
    行動や、 見ることで、 確認 出来る! 喜び!!!って いうのも アリマスからね〜。

     チェコの 田舎 「カルロ・ヴィバリ」にも 行かれたんですね〜。
    ここの 優雅な 建物!が ズラリ!と 並ぶ・・・ 町の 様子!は
    可愛らしくて・・・ 素晴らしい!でしょうねぇ〜。

     私は、 毎週 楽しみ!にしている BS 日テレ の  海外紀行番組 「トラベリックス」で、約 2年位 前、「カルロヴィバリ」を 一時間! 全て・・・ 特集!し

     「世界! チェコにも こんなにも 美しい! 上品な 優雅な 田舎!が あるんだ〜」と、かなり、 
    ーーーー( 行けないけれど ) この 地!を 調べてみたり、 嵌ったんです、。(笑)
     それで、ここ 2,3年・・・は、 かなり プラハなど 中欧の ツアー!も メジャーに なりましたが、
    「チェスキー・クルムロフ」は 皆 日本の ツアー!でも 行くけれど、「カルロヴィバリ」は −−−遠い!からでしょうか・・・ なかなか 皆さん、 行きませんヨネ〜。
     その 希少価値!が また、 魅力!???

     やまの 上!にある ロシア 教会! も 素敵!ですが、
    テレビで 見た! 途中の 豪邸・ 邸宅風の ホテル!も 可愛らしくて、魅力的! なのを・・・ 実際に この 目!で 見られて
    「羨ましい 限り! デ〜ス」(♪)
     
     コレからも 『まみさんの センス! ある 視点!』に 注目!!! させて 下さいね〜。
     私の 様な 『イチ! 中年 主婦』を お気に入り!に 入れて頂いて 恐縮! デス。

     これからも ヨロシク お願い します。

    まみ

    まみさん からの返信 2008/10/01 01:18:18
    RE: チェコの カルロ・ヴィバリ・・・ 憧れ!の 場所 デス。
    白い華さん、こんにちは。早速遊びに来てくださってありがとうございます@
    投票もありがとうございます。

    ウンチク好きの私。
    年になんとか一回の貴重な旅行は、下調べと復習も旅の一部と思うと、豊かになりますよーー@
    初めての海外旅行が、アメリカのホームスティでした。フリーディにはどうしようか、とか、どんな観光名所があるか、ほとんど調べていかなかったので、非常に後悔したことがあります。
    それがまあトラウマになっていて、下調べは必須!、それも旅の一部と思うようになりました。
    どちらかというとぼけぼけで天然の私なので、知らないと気付かないことが多いですから@@
    旅の感動の仕方はいろいろでよいと思うので、あまり予備知識ないで、現地でわぁぁと驚くのも良いと思います。
    ただ、映像や本でいろんな情報が入ってきてしまっていて、それでも現地で文句なく感動できる対象ばかりではないのがネック。
    知らなきゃ感動できないことも多く、まあ、最近私が良く行く東欧は、西欧や、エンタテイメント志向の強そうなアジアに比べると、ちゃんと予備知識がないと、ヘタすると西欧の亜流と勘違いする恐れがありますからね。
    ほんとはたいてい東欧が先なんですけど@
    中世、東欧諸国の方がうーんと先進国で、西欧は東欧の王朝にド田舎扱いされていた後進国でしたからね。
    あら、こんなところでもウンチクを@

    チェコ旅行をした2004年はまだフィルムカメラ時代だったので、解説がめっちゃ多いですよね。
    白い華さんも、きっと、いつかチェコ旅行する機会がありますよ。
    それに、人生、なにがあるか分からん@
    プラハにいく日本人も多いので、チェコは日本にとってそう遠い国でなくなった気がします。
    プラハに行っちゃえば、カルロヴィ・バリは日帰り十分可能!
    おっしゃるとおり、チェコは「上品な優雅な田舎」がたくさんですよー。
    モロッコのあとは、予定がなかったら、ぜひ@

    ちなみにうちはBSが入らないので、私のテレビでの海外旅行情報は、「世界ふしぎ発見!」です。
    まあ、とても個人では行けない秘境も多いですけど@
  • sportcrossさん 2008/08/01 00:38:41
    コロナーダの味が・・・
    まみさん、こんにちは。
    旅行記へのご訪問、ありがとうございました!
    まみさんの旅行記、HPと拝見させていただきました♪
    しっかりまとめられているので、フムフムと読み入ってしまいました。

    コロナーダはマズいですよねー
    あの味を伝えるのは難しいほど、マズい!
    飲泉カップ、まみさんのカタチのものもありましたよ。
    サイズも形状も、そしてビアカップみたいなものもありました。
    (そんなにデカくても、温泉水はマズいから飲めないし・・・)

    その他いろいろ旅をされているのですね。
    また、お邪魔します♪

    まみ

    まみさん からの返信 2008/08/02 17:20:15
    RE: コロナーダの味が・・・
    sportcrossさん、こんにちは。コメントありがとうございました。

    チェコを旅行したのももう四年も前になりだいぶ記憶が薄れていましたが、sportcrossさんのおかげでなつかしくふりかえることができました。
    良薬は口に苦しでもあの温泉水のまずさはたまりません。
    しかし、ふと思ったのですが、あれは持ち帰って、チンしてあたためれば、まだ飲めたのかしら(笑)。

    温泉カップは私が買った形状のものもあったんですね。
    おみやげ類などは、どんどん新しいものが出ててきますね。
    それだけでも、また再訪したくなっちゃいますよ。
  • 義臣さん 2006/09/15 17:35:42
    草津温泉
    草津温泉とは驚きですね。
    どちらで調印したのか興味がでて(意地悪)

    まみ

    まみさん からの返信 2006/09/15 23:23:00
    RE: 草津温泉
    義臣さん、こんにちは。書き込みありがとうございます。

    どっちで調印したんでしょうね〜。
    あいにくそこまではわかりませんでした。
    看板が立っていたんです。
    カルロヴィ・ヴァリの姉妹都市一覧@
    4〜5都市くらいありました。
    草津だけはちゃあんと覚えていたというわけで@

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