2006/07/30 - 2006/07/30
4位(同エリア4件中)
片瀬貴文さん
2006年7月30日(日)
少し後戻りするが、クールから南に戻って、鉄道が枝分かれしたライヒェナウは、フランス国王となったルイ・フィリップ(在位1830-48)が、革命を逃れ仮名で1793-94年に教師をしたとことである。
彼は在位期間中フランス外人部隊を創設したり、アヘン戦争後の清に進出したりするが、結局は革命(2月革命)によりイギリスに追放された。
次の町イランツは、1395年に誕生したグラウビュンデンの、政治中心だった。
人口2千人強の村だが、いくつかある17世紀に建てられたバロック風の領主の館が、美しいという。
トゥルンには、グラウビュンデンの議事堂や法廷のあとが残されている。
そして、「ウルスリのすず」(1973岩波書店)などを書いたカリジェ(1902-85)が生まれ、死んだ土地でもある。
カリジェの心温まる絵は、この風土から生まれた。
もう少し登って、アプト式機関車を取り付けたディセンティスは、この谷の中心的な存在であり、修道士が開発した宗教色が強い町で、展望の良さで知られる。
リフトを乗り継いで、標高3000mのゲレンデに達する、隠れたスキーのメッカでもあるらしい。
スイス旅行ハイライト写真速報【31】〜の、翌日のユングフラウ・ヨッホ登山などは、「ソフィさんの旅行ブログ」
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