つかの間の京都

2006/08/27 - 2006/08/29

大阪に、選挙応援した帰り、夕方時間が空いたので、京都の友人を訪ねた。
２７日午後に終わり、阪急・京都線で、京都へ。
以前は、京都線特急は、梅田・十三・大宮・烏丸・河原町停車だったが、
特急の他に、特別の特急が出来たようである。
今回会ったのは、後輩のＯ君。
２０代の頃、一緒に働いた仲間である。
その後、中国に留学し、骨董の仕事を経て、
いわゆる１００円ショップへの中国製品卸し商で成功し、京都市内に立派な家を建てた。

彼の家を訪ねる前に、これも旧知のＯさんが始めた喫茶店を訪ねる。
銀閣寺道近く、喫茶店「サラン」。
京都的には、「左京区神楽岡通今出川下る西側」にある。
私の学生時代には、Ｏさんは「蒲団屋」を経営していたが、
たまたま入った中国ビジネスのＯ君が昔話をしていたら、Ｏさんがそれを聞き、
共通の知人がいることがわかり、知り合ったとのこと。
静かな雰囲気の店。美術系大学のギャラリーにも使われているらしい。
以前の京都は、祇園の中にも、地域の人たちが立ち寄る、「馴染み」の喫茶店があった。
「サラン」はそんな店である。
馴染みの客であろう。おじいさんがコーヒーを飲んでいる。
足腰がかなり弱っているが、タクシーで来るという。
丁度、Ｏさんが自宅に電話して、「これからお帰りになります」と電話していた。
Ｏさんとは、かれこれ３０年ぶりだった。
優しいこころと風貌は変わっていない。
Ｏ君が、「やきめし」が美味しいというので、次回食べる約束をして帰る。

さて、Ｏ君の自宅。
紅葉で有名な曼珠院の裏手になるであろうか。
場所は一乗寺月輪寺町、風光明媚、とてもいい所である。
裏の縁側からの景色がすばらしい。
右手には、山を隔て、比叡山の山頂を望むことができる。
修学院離宮もすぐそばである。
最寄り駅は、京福・叡山線「修学院」である。
敷地７０坪、豪邸である。庭・門にも中国から取り寄せたものがある。
夕食は近くのビストロで。
夜は、北大路のおしゃれなレストラン・喫茶店で話しをする。
昔は、なかったが、若者達が車を持つようになり、
市内から離れた北大路周辺に、深夜レストランが増えているのだ。
昔、深夜の話は、下宿か、深夜までやっている中華料理屋だった。
銀閣寺道から白川通りを北に上がったところに「李白」という小さな店。
そこをよく使った。

つかの間の京都だったが、また９月半ばにも立ち寄るつもりだ。
ホテルは東横イン四条烏丸にした。会員になり、ネット予約も便利。
日曜・祝日は割安で、テレフォンカードでも支払える（１０００円まで）。
京都駅まで、地下鉄で４分である。

エリア 今出川・北大路・北野(京都)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 新幹線

O君自宅の縁側から遠く比叡山を望む。
霞んだ山の向こうに比叡の山頂がかすかに見える。
右手は曼珠院である。

裏手は田んぼで虫も多くいるという。
いい景色。縁側があるのがいい。
隣にもある。

玄関である。

向こうは曼珠院である。

ご近所。