1999/11 - 1999/11
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buchijoyceさん
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私は土門拳ファンである。河口湖美術館で土門拳の古寺巡礼展が行われていて感激を新たにしたので、写真をやっている女性をさそって、記念館に行ってみようということになった。。
酒田は初めてではない。30年余り前、酒田の海岸を埋め立てて、コンビナートを作る計画が持ちあがったとき現場を見に出掛けたことがある。海岸沿いに延々と育てられた防風林の黒松が切り倒され、横たわっていた。そのさまは戦死した兵士累々たる屍を連想させられ、痛ましかった。海も悲しいほどに澄んでいた。あれほどの海岸を壊して、計画は成功したのだろうか。そのときは秋田からまわった。
天童の知人に聞くと、酒田へは新潟周りの方が早いと教えてくれた。息子は東北自動車道で行ったほうが早いと言ったけれども、地元の人の言うことだと信じて、関越で新潟に行き、北上した。矢張り地元民より若者の方が高速を使うので合理的、速かった。脱帽!
土門拳記念館は飯森山公園の一角にあった。水が上手に使ってあった。設計の一部を勅使河原宏さんがしたとか。ゆっくり作品を眺め、公園をぶらつき、30年前に埋め立てられた海岸がどうなっているのか見に行った。道路はきれいな道路が出来ていた。しかし、工業団地になるべき埋立地は草ぼうぼうの荒地になっていた。あんら、まあ。
伐採後植えられた松並木は大きくなってはいたが、以前のように密集した防風林ではなかった。でもないよりはずっといい。偶然、当時の市会議員だったという人と出合った。「30年ほど前に来たんですよ」というと「あの計画は失敗でした」とこともなげに言った。
「失敗でした」ですむものではあるまいに。
駅近くのホテルに泊った。何階だっただろうか。地酒を愉しんで、ずいぶん飲んだ。
翌朝、最上階の朝食に行き窓際に席をとっていると、目の下を白鳥が連れ立って飛んでいく。わ〜、白鳥だ!まして目の下を飛んでいくのは初めての経験。ただ、ただ大喜び!
それからやっと気がついたのだが、道路沿いの畑に白く丸まっているゴミ袋のような塊、それは首を突っ込んだ白鳥が休んでいる姿だった。へ〜。
山居倉庫、地酒を買って、旧本間邸と美術館に寄り、尾花沢で赤カブの漬物を買って帰ってきた。
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