上野の国立博物館

2006/08/27 - 2006/08/27

ふらりと上野の国立博物館に行ってきました。若沖展だかなんだかやっていましたが、そんなものには目もくれず、常設展のみ（笑。で、旅行記内では、当然のように収蔵品には一切触れていません（爆。

エリア 上野・御徒町(東京)

• 交通手段: 高速・路線バス

本当の気の迷いって奴で、博物館に行くことにしました。上野のお山を登ってゆくと、意外なほど恩賜公園が広いことが再確認されます。まだ、向うの方だ（汗

常設展のチケット４２０円也。いや、チケット如きにこんな大きな写真の必要はないのだが。

海外に行って美術館などを尋ねると、荘厳な歴史的建造物だったりして、うらやましく思っていたのですが、何だ、我国にもあったじゃないか。

正面階段にある行灯。きめの細かい摺ガラスが綺麗です。

同じく正面階段の手すりの造作。

壮麗な昭和建築の中には、昭和の名残たる黒電話が内線として現役で働いていました。壁には更に遡る、壁掛け電話の跡が残っています。２階裏正面ラウンジで。

本館裏手に建つ茶室。時間を区切って、お茶会が開かれているようです。

茶室を望んでいた一階ラウンジ。館内パンフにも掲載されているからには、博物館にとっても、自慢の一室なのでしょう。壁、床の細かいモザイク。梁に彫りこまれた意匠通風口の鋳物。手がかかっています。

外れにある法隆寺宝物殿から眺める池田門。大人気の特別展があるときは、この門が臨時の出口になりますが、平時は展示物の一つに数えて良いのか知らん？

上野の山を抜けて、芸大の向う側に建つビル。個人的には、昭和の四十年代を強く感じるんですが、玄関周りなどを見ると、かなり最近の建築のようです。

おまけ。東武ワールドスクウェアに展示されている、国立博物館です。頑張って、人の目線の高さにしたつもりでしたが、これでは３〜４mの巨人になってしまったようです(汗。